やりたいことを見つける方法:自分の感覚が導く、本当の願い【ココロノマルシェ】

ココロノマルシェ

【やりたいことを見つけるには何をしたらいいですか?】

「やりたい」というのは、感じる気持ちであり、思考の領域ではありません。

それは「幸せ」と同じで、考え始めると”青い鳥症候群”になりがちであり、探せば探すほど見つからないし、気付いたらそこにあったという類のものなのです。

まずは、とりあえず思いついたことをやってみること。そして、自分の感覚で、それらを評価してみることが大切です。

******************

ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

ココロノマルシェ
心理カウンセラー根本裕幸のお弟子さんがあなたのお悩みにオンラインで答えます。

本当にやりたいことがわかりません。

スポーツも親がやってたからやり始めた。

犬が好きですが、犬を飼っているから?好きなのかもしれません。

キントレも彼氏がやっているからやらないと行けないのかもと、焦りを感じます。

これまでやってきたことは、本当に自分のやりたかったことかわかりません。

やりたいことを見つけるには何をしたらいいですか?

(みうさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

このご時勢、「やりたいことを仕事にする!」とか「やりたいことをして生きる!」という流れになっているので、そんなワードを目にする度に、「私の本当にやりたいことってなんだっけ・・・」と途方に暮れる人も増えているような気がします。

かくいう私も、「自分の本当にやりたいことってなんだ!?」と考え始めて、迷宮を彷徨った時期もありますし、彷徨ったつもりが、実は同じところでぐるぐる回っていただけ、なんてことも多々あります。

ですので、「やりたいこと」って考えれば考えるほど、遠ざかってしまうものだと感じています。

なぜなら、「やりたい」というのは、感じる気持ちです。感情です。それは、思考の領域ではないのです。

「幸せ」と同じで、考え始めると”青い鳥症候群”になりがちであり、探せば探すほど見つからないし、気付いたらそこにあったという類のものなのです。

もちろん思考的に考えてみれば、それなりに「やりたいかもしれない」と思うようなことはいくつか出てくると思いますが、それも実際にやってみないとわからないという未知数を数多く含んでいます。

ですので、その気持ちを確かめるには、とりあえずやってみるしかないのです。

スポーツも、犬も、筋トレも、みうさんが自発的に始めたものではなく、誰かの何かをきっかけに、偶然的に始めたものかもしれません。

それでも、それを実際にやってみた時に心の中に生まれるものが、何かしら、みうさんの中にあると思うんですね。

スポーツをやっていて、楽しいですか?

犬を飼っていて、嬉しいですか?

筋トレをやっていて、面白いですか?

それらがない生活を想像した時、なんとなくぽっかりとした感じがしそうでしょうか?

もしこれら答えがYESなら、それらをするきっかけが周囲にあったとしても、みうさんにとっても「やりたいこと」ということで、良いのだと思います。

「本当に」という言葉が、ハードルを上げる

ただ、ここでひとつ問題なのが、「本当に」という枕言葉がつくことによって、「やりたいこと」問題が一気に難易度を増すことです。

「本当にやりたいこと」というと、心理的にとてもハードルが上がります。

この世に生まれた理由のようなものであったり、生きる使命であったり、心の底からこれだけがやりたいと思える絶対的なものであったり

「唯一無二の、これしかないと強く思うような、真剣にやりたいことでなければいけない。」

といった感覚を無意識に感じてしまいがちです。

そうすると、途端に見つかりにくくなります。

結果的に、より思考的になり、「これって、本当にやりたいことなのかな?」と懐疑的になってしまうからだと思います。

ですので、やりたいことを見つけるための方法として、みうさんにオススメしたいのは

① とりあえずやってみたいことをリストに書き出す
② その中から、今できることを1つ1つやってみる
③ やってみて、自分がどう感じたかを記録していく

という作業です。特に大切なのは③です。

好きなのか、嫌いなのか。
やってみたら楽しかったのか、思ったよりつまらなかったのか。

やってみた先に自分が感じたことを、ひとつひとつ確かめるようになぞってみてください。自分の感覚で、それらを評価するのです。

日記やブログに書いてみるのも良いかもしれませんね^^

とりあえずやってみたいことが全く思いつかないということであれば、嫌いじゃないこと、やってもいいかなと思うようなことから初めても構わないと思います。

それを探すために、自分が子どもの頃に好きでやっていたことをヒントにしてみるのも良いでしょう。

(子どもは思考よりも感情が優位なので、その当時やっていたことは、本質的に好きなことにつながっていると言われています。)

これをうまくやる最大のコツは、他人の目を気にしないことです。

「誰かに何かを言われるかな」とか、「反対されるかな」とかいう不安の声を無視して、勇気をもって書き進めてみましょう。

実際に、できないことをやる必要はありませんし、書いたからといって、やらなければいけないということも全くありません。

こちらのお師匠様の本には、やりたいことを見つけるヒントが数多く書かれていますので、参考にしてみるのも良いと思います!

Bitly
点を打つように経験を積み重ねることで、つながる何かがある

余談ですが、私は先日、「願うことと叶えることは別でいい」という話を聞いて、すごく驚いたところでした。

つい、武闘派のみなさんは、「願ったことは叶えなければいけない!」と鼻息荒く、現実的な行動に移さなければと、自分の尻をペンペン叩いているような傾向はありませんでしょうか?

いいんです、叶えなくても。

願いを思い描くことの方が、この世界では実はとても重要なことらしいのです。

ですので、心置きなく、自由に想像の翼を羽ばたかせてみてくださいね^^

一度に見つけようとするのではなく、点を打ちながら、進んでいくイメージです。

スティーブ・ジョブズが、スタンフォード大学の卒業式で言っていたように

「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかないのです。」

そのために、今の経験の一つ一つから、自分が何を感じているのかをしっかり見届けることが大切なんですね。

本当にやりたいことかどうかは、やってみた先に気付くものです。

それを、先に決めてしまうことはできないのです。

どうぞ、「本当にやりたいかどうか」に捉われることなく、日々感じることを大切にしながら、その時々でやってみたいと思うことにチャレンジし続けてください。

私は、人生に無駄な経験はないと信じています^^

ですから、安心して旅を続けてください。

みうさんがいつか、自分の本質的な魂の喜びのようなものに気付けることを祈っていますね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました