【どうせ出来ない、どうせ私は変われないと思い込んで疲れてしまって諦めることの繰り返しです】
自分の心と向き合うことは、実は、とてもしんどいことなんです。
自分でも見たくなかった自分や、過去の痛みを、自分ひとりで受け止め、見つめ直さなければいけないことだから。
そんな苦行に疲れてしまった今は、一人自分の心を真摯に見つめ、自分の弱さや苦しみと向き合いながら、自分の人生を取り戻そうと、ずっと頑張ってきた自分を、しっかりと労ってあげる時期なのではないでしょうか^^
******************
ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!
いつも拝見しています。
たくさんの学びをありがとうございます。私が心理学を学ぶようになって5年近く経ちます。両親との関係に悩み、夫との関係に悩み、自分を大切にしてこなかったことを知りました。
両親の価値観の中で生きてきて、全て他人軸で決めて生きてきました。気付いたら自分がいなくなってた、、そして子供たちも夫もいなくなったんです、離れていってしまいました。
色んなことに気づかさせられてるんだなと思ってます。
先生の本を読んだりワークをやったりしているのですが、頭では理解していても心がついていかなくて。どうせ出来ない、どうせ私は変われないと思い込んで疲れてしまって諦めることの繰り返しです。
やはり、子供の頃からのどうせ私は愛されない、どうせ私は幸せになれないという思い込みなのでしょうか。
他人を信用できず、特に近い人や彼氏には依存してしまい、気持ちを確かめるようなことを繰り返してしまいます。
相手を傷つけてしまう、、このままでは大切な人がみんないなくなってしまう。
両親との関係で苦しんで、子供の頃からいい子じゃないと生きてちゃダメだと思ってました。今でも親の顔色を気にしてしまいます。親がどう思うだろう、悲しませたくないなど。それは自分の声、、、分かってても出来なくて負のループから抜け出せずにいます。
何をどうすればいいのか、もう分からなくなってしまって。
(Rinさん)
「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!
>何をどうすればいいのか、もう分からなくなってしまって。
そうですよね、これまでずっと頑張ってきたんですもん。これ以上何をどうすればいいか、わからなくなるのも当然です。
苦しかったですよね。自分からどんどん大切な人が離れていってしまうように見えるこの状況に、寂しさと哀しみの中で、孤独に一人耐えてきたのではないでしょうか。
自分でも、この状況をどうにかしたくて、試行錯誤してきたんですよね。
心理学を、もう5年も学んできたとのこと。その期間は、ずっと自分の心と向き合う日々だったのでしょう。
自分の心と向き合うことは、実は、とてもしんどいことなんです。
自分でも見たくなかった自分や、過去の痛みを、自分ひとりで受け止め、見つめ直さなければいけないことだから。
だから、世の中には自分の心と向き合うことを避けて、誰かのせいにして、自分の痛みをごまかしている人もたくさんいるのです。
そんな中、Rinさんは、一人自分の心を真摯に見つめ、自分の弱さや苦しみと向き合いながら、自分の人生を取り戻そうと、ずっと頑張ってきたんです。
そんな偉業ってありますか?どんだけすごいことしてきたか、ご自分でわかりますか?
今は、そんな自分をしっかりと労ってあげる時期なのではないでしょうか。
よく自分と向き合ってきたね、私。
ずっと寂しかったね、私。
ずっと誰かのために頑張ってきたね、私。
Rinさんが、自分をうまく大切にできなかったのは、自分以上に大切にしたかった誰かがいたからだと思うのです。
だから、自分を差し置いて、誰かのために頑張りすぎてしまってきたんだと思うのです。
そんな自分の大きな、大きすぎる愛を、まずは自分で認めてあげてもらえませんか?
きっと、こんな自分はまだまだだと、自分に鞭打って、その痛みにずっと耐えてきたんだと思います。
でも、全然まだまだじゃないし、十分によくやってきたんです。
自分では認められないかもしれないけど、私にはそう見えるし、そう感じるんです。
私も、過去生きることが辛くてどうしようもなかった時期に、「引き寄せの法則」というものを知りました。
Rinさんはご存知でしょうか?
根本先生の言うところの、「自作自演」みたいな話かもしれません。
「自分の現実は、自分が選んでいる(創っている)。」
ざっくり言えば、そんな考え方です。
その考えは、私を救ってくれる魔法の杖のように感じられ、一生懸命そのセオリーを身につけるべく、本を読んだり、ネットで調べたり、あれやこれや頑張ってきたんですね。
でも、思ったようにうまくいかないし、現実も何も変わらない。
そんな状況を、私は自分のせいにして責めました。
「こうすればうまくいく」という方法が示されているにも関わらず、それ通りにできない自分がダメなんだと
こんな自分だからうまくいかないんだと、自分を呪いました。
>どうせ出来ない、どうせ私は変われないと思い込んで疲れてしまって諦めることの繰り返しです。
そんな風に感じてしまう今のRinさんの状況は、まさに引き寄せの法則に出会った当時の私と同じようなものかもしれません。
「幸せになるための情報は、こんなにも巷に溢れているし、それで成功している人もたくさんいるのに、それ通りにできない私は、どうせ何をやってもうまくいかないんだ。」
これまで、たくさん試行錯誤を繰り返してきたからこそ、結果、変わらない現実に絶望したくもなるのだと思います。
こんなに頑張ってきたのにダメなら、もうこれ以上、私には何もできない。きっと、ずっとこのまま人生が続いていくんだ。
そんな苦しい気持ちで、いっぱいになってしまっているのかもしれません。
でも、大丈夫ですよ。
今は辛くても、これまで学んできたこと、自分と向き合ってきたことが、いつか花開いて、自分を救ってくれる時が来ます。
今は心も体も疲れてしまっているのだから、休んでも大丈夫。
何かをどうにかするためではなく、純粋に自分を喜ばせるために、自分を癒すために、時間やお金を使ってみてはいかがでしょうか^^
他人軸になってしまっても、幸せになれない思い込みがあっても、身近な人に依存してしまっても、自分が変わらなくても、そのままで幸せになってもいいんです。
本当は、幸せになるために、何も必要なことはないんです。
そのままの自分を許すだけ。
それで、十分に幸せを感じることは可能なんです。
Rinさんは、これまで自分を責めることを、ずーっと無意識にしてきたんだと思います。
自己攻撃は、自分の心と最も傷つけますし、自己攻撃に対し防御をしようとして、心にも身体にも、思いっきり力が入ってしまうんですね。
そりゃー、しんどいですよね。ずーっと臨戦態勢なんですから。
しんどかったねぇ、って自分に言ってあげましょう。
自分をダメだと責める声が頭の中に鳴り響いたら、「それでもいいんだよ」って自分を守ってあげましょう。
ワークをやってもうまくいかない自分を。
変わらない自分を。
他人軸の自分を。
思い通りに変わらない自分を。
愛も幸せも信じられない自分を。
人を信用できない自分を。
負のループにはまる自分を。
暗闇の中でもがき続ける自分を。
そのままでいいよって、心の中でハグしてあげてください。
その痛みは全て、Rinさんがこれまで必死に生きようとしてきたことの証なのです。
ただただ、ここまで生きてきたことを、自分に感謝してあげましょうよ。
これまでの生き方がどんなに不器用だったとしても、それは誰かを傷つけるためではなく、誰かを幸せにしたかったからこそ、選んできた行動なんですよ。
期待に応えられなくてごめんなさい。
でも、これが私なんです。
こんな私を愛してくれませんか。
こんな私で許してもらえませんか。
そんな風に言葉にしてみたら、どんな気持ちがするでしょうか?
まずは誰よりも自分自身が、そんな自分を許してあげませんか?
心理学含め、世の中にある幸せになるためのセオリーは、自分を責めるためではなく、自分を幸せにするために使うものですよね。
元々の自責の念が強いと、自分を責めるための理由を、外側にも無意識に探そうとしてしまうものです。
誰かの言葉、何かの言葉、本やネットの情報、全てが自分を責めているように感じてしまうものです。
他人軸そのものが悪いわけではありません。
その根本にあるのは、Rinさんからご両親への大きな愛だということは先ほどもお伝えしました。
イイ子でいてあげたい、悲しませたくない、幸せにしたい。
そんな思いは、思いやりでもあるんです。
でも、愛と罪悪感は表裏一体でもあるので、愛の強さ故の罪悪感の痛みが、ずっと自分で自分を責める原因になってしまっているんですよね。
だから、自分の中にある愛に気づき、自分を許してあげることが大切なんですね^^
だけど、それだってうまくできなくたっていいんです。
何をしても、何をしなくても、本当はRinさんの存在そのものが、ご両親にとってのギフトであり、Rinさんの世界にとってのギフトなんです。
それに、いつかRinさんがご自身の心で気づく時が来ますように。
*
しんどい時は、まず深呼吸。
そして、今、この瞬間に自分がしたいことを、自分にさせてあげましょう。
それが、一番簡単な自分の愛し方だと、私は思っています。
Rinさんが、ご自分の大きな愛に気づき、これまでの数々の学びを、自分や周りの人を幸せにするために使っていけることを、心から祈っています。
コメント