未来を描くために必要な人生の棚卸し:自分を肯定的に振り返ることの大切さ【ココロノマルシェ】

ココロノマルシェ

【いったいどのように未来の歩き方を決めて行ったらいいのでしょうか】

長年続けてきた仕事を辞めるという大きな変化を経験し、今は、自分自身としっかりと向き合う時期なのかもしれません。

それはある意味、「自分にとって大切な事を見つけるための、棚卸しの時期」でもあるのかもしれません。

これまでの経験を振り返りながら、自分自身が成し遂げてきたこと、身に付けてきたことの価値を十分に認めてみたら、今の自分を取り巻くたくさんのものに、自然と感謝の気持ちが生まれるはずですよ!

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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

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心理カウンセラー根本裕幸のお弟子さんがあなたのお悩みにオンラインで答えます。

はじめてこちらに相談を寄せます。
どうぞよろしくお願いします!

相談内容は、仕事、恋愛、結婚、お金、と色んなものがミックスされていて「人生」の進め方について悩んでいます。

私は35歳の女性で、独身(実家暮らし)です。

仕事は、2018年の8月まで新卒から努めていた職場を退職し、現在は無職です。

3年ほど付き合っている、同世代の恋人がいます。
同県内ですが、住まいが離れています。(電車で1時間30分)

仕事を辞めた理由は、自分自身がもう限界となり頑張れなくなってしまいました。

いまは、かつての貯金と実家の支援で暮らしています。

年齢的にも、結婚願望はあるのですが、もし結婚するとなると地元を離れることになります。

この一年、 休養をし、彼と結婚について話し合いをし、求職活動を行い、すごしてきましたが、なにも前進していないように思えて、不安ばかりが募っている現在です。

求職活動はうまくいかず、仕事は見つかっていません。
(短期のお仕事は1ヶ月だけしました)

結婚についての話し合いは、彼も気持ちを同じ方向へ向けてくれました。

その後、彼のお兄さんには紹介されましたが、お互いの両親へは、お付き合いしている人がいる事すら話せていません。

結局のところ、何をするにしても
何をするにしても不安で自信が無いのだと思います。

長年頑張っていた職場を手放したことと、その後の求職活動が上手くいかなかったことで

自分にはもう、社会人としての価値が無いような、大げさに言えば「絶望」のような思いが消えません。

自分が何を望んでいるのか?
どうしたいのか?

そんな当たり前の事が、見えなくて、頭の中がごちゃごちゃとしています。

ただただ、時間を浪費し、貯金をつぶしているだけの自分が情けなくて…。

ごちゃごちゃした相談になってしまい、申し訳ありません。

こんな私は、いったいどのように、未来の歩き方を決めて行ったらいいのでしょうか。

アドバイスを頂けたら、とてもうれしく思います。

(ななちゃんさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

頭の中がごちゃごちゃしてるからこそ、利用するのがカウンセリングの役割なのです。

カウンセラーとしては、本来まとまらない相談は大歓迎なんですよ^^

だって、その絡まってしまった思考の糸をほぐしながら、その奥にあるはずの大切な本当の気持ちを一緒に探していく作業こそが、カウンセリングだと思うからです。

初めてのココロノマルシェのご利用とのことで、きっと「こんな相談送ってもいいのかな?」と躊躇しながらも、勇気を出して投稿くださったのだと思います。

その一歩を踏み出せた自分に、その勇気に、最大限の賞賛を送ってあげてくださいね~。

女性の生き方は選択肢が多い

35歳・・・ななちゃんさんにとって、今は人生の大きなの岐路の一つですね。

今まで抱えてきた大きなものを手放し、空いた空間に、改めて何を入れていこうかを考えていく時間なんでしょう。

最近読んだ本の中で、村上春樹氏は「人生」について

人生とはただの容れ物だと思っています。空っぽのかばんみたいなものです。そこに何を入れていくか(何を入れていかないか)はあくまで本人次第です。

村上さんのところ(新潮社)

と書いていました。

ミッドライフクライシスなんて言葉もあり(日本語にすると、中年の危機なんて、見も蓋も無いような表現ですけど)、人によってまちまちですが、大体30代後半から50代の間で、自分のそれまでの人生に迷いを感じる時期があるそうなんです。

私の人生、このままでいいんだろうか

私は、一体何のために生きているんだろう

今までの生き方で、本当にいいんだろうか

というように、改めて自分の人生を振り返り、これからの未来への不安を感じてしまうような時期があるみたいなんですね。

ななちゃんさんは、ミッドライフというにはちょっと早いかもしれませんが、これまでの生活が変わったタイミングということもあり、色々考え始める時期なのかもしれません。

最近、話していた職場の後輩も、「30代になって、悩むことが増えた」なんて話をしていたのですが

「これまでは、決められたレールの上を、ずっと進んできたような感じで、大学も、就職も、それをするのが当たり前だと思って、特に自分が強くどうしたいと思うようなこともないまま来たけど、これからどうするんだろう、ということを考えると、不安になる。」

と言っていて。

とにもかくにも、女の30代って、選択肢が多いんですよね。

仕事をバリバリやるのか。

それとも、仕事は適度にしながら、プライベートを充実させるのか。

結婚はするのか、しないのか。

子どもは産むのか、産まないのか。

きっと、自分がこうしたいという理想像を思い描く以前に、世間体や一般論、はたまた親の意見といった、、他者から求められる「あるべき姿」に翻弄され、その枠にうまくはまっていないような気がする自分に、焦りやもどかしさを感じることも多いのではないでしょうか?

だから

>自分が何を望んでいるのか?
どうしたいのか?

>そんな当たり前の事が、見えなくて、頭の中がごちゃごちゃとしています。

と、ななちゃんさんは言うけれど、「自分が何を望んでいること」って、そんなに当たり前にわかるものでもないとも思うのです。

もしかしたら、これまでずっと、ななちゃんさんは自分じゃない誰かの期待を背負って、「こうあるべき自分」として、生きてきたのかもしれません。

でも、長年勤めてきた仕事という大きな人生のパーツを手放した今、これからは、自分自身の手で、ななちゃんさんの人生という名のかばんに、「自分の詰めたいものを選んで、入れていく」タイミングが来たのだと思います。

だから、今はとっても不安かもしれないけれど、きっとこれからの人生にとって、すごくすごく大切な時期なんだと思うのです。

本当の自分として生きていく覚悟を決める時が来たのかもしれませんね^^

先ほど書いた「ミッドライフクライシス」って、「自分にとって大切な事を見つけるための、棚卸しの時期」なんて風にも言われているそうです。

せっかく、お仕事を辞めて時間に余裕もあることですから、この本に書いてあるワークをやりながら、自分の人生の棚卸しをしてみるのも良いかもしれませんよ!

そして、これからの未来を前向きに描いていくために、大事なことがあります。

それは、今の自分を否定しないこと、そして、今あるものに目を向けること。

新卒から、約10年間、がんばってきた自分をちゃんと認めてあげていますか?

例え、求職活動がうまくいってなかったとしても、生活を続けられるだけの貯金や、周りのサポートがあることに感謝できていますか?

結婚したいと思えるような彼が、3年間も側にいてくれたことの素晴らしさに気付いていますか?

同じ仕事を、10年も続けられたこと、それって本当に素晴らしいことです。どんな形で辞めたとしても、頑張ってきた事実は変わりません。

きっと大変なこともたくさんあっただろうし、それを乗り越えてきたことで、成長した自分が必ずいるはずなんですよね。その価値を、まずはしっかり認めてあげましょうよ^^

彼との結婚話も、思ったように進んでいないのかもしれません。それでも、彼は同じ方を向いて、結婚を目指して進もうとしてくれる、その気持ちを信じてあげましょうよ^^

先ほども書いた通り、30代の女の生き様は多種多様です。

他人と比べても、どうしようもないほど、選択肢はたくさんあるし、正しい答えなんてないんです。

これまで、頑張ってこれた自分なんですもの。これからだって、きっと大丈夫。不安な自分を抱きしめたまま、少しずつ、できることから、一歩一歩踏み出していけばいいんです。

人生の棚卸しをしながら、過去の自分を振り返ることで、忘れていた自分の願いや希望を見つけ出すことができるはずです。

その願いをつぶしてしまわないように、今の自分の価値を改めてしっかりと認めてあげて、不安な自分に寄り添いながら、数ある選択肢の中から、自分らしい答えをひとつひとつ、じっくりと選んでいってください。

また、迷いが出たら、いつでもご相談くださいね~。

ななちゃんさんが、人生という名のステキな”かばん”に、自分らしい幸せをいっぱいいーっぱい詰め込んでいけることを、応援しています!

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