愛あるみなさま、こんにちは!
サトヒです。
先日、前々から楽しみにしていた夜の会食(!?)の予定があったのですが、なんと久しぶりに熱を出しまして、自粛せざるを得なくなってしまいました…。
なんで、このタイミング!?!?
いや~、自分のタイミングの悪さにびっくらぽん(?)ですわ~。(泣)
ギリギリまで粘って様子を見たけど、一向に下がる気配のない熱に諦めざるを得なく、白旗を上げました。
結局、身体がだるすぎて早めに就寝することにしたら、熱はあっさりと下がりました。今はちょっと鼻がむずむずするくらいかなぁ。とりあえず眠いのと。
普段は、一度風邪を引くと結構長引くタイプでして、最初は大抵喉の痛みから始まり、それがどんどん悪化して熱が出て、声が出なくなるという経過を辿ることが多いですが、今回は立ち上がりから終息までの流れがいつもより早め。
このご時世なので、コロ助の仕業ということも考慮にいれたけど、どうやら疲れか、夏風邪か、お腹からの「休め」指令か、土曜日に参加したヒーリングセミナーの好転反応か…。
というわけで、今日はヒーリングセミナーで印象に残ったことのメモ書きです。(唐突)
先日のブログでも書いた通り、6時間のセミナーで合計5本の怒涛のセッションを見せてくれた、体力無尽蔵の我らがお師匠様。
それぞれの相談内容は全く違って見えても、実は裏で共通項があったりするのが、グループセッションの面白いところでして。
参加者全員の集合無意識が絶妙にリンクして、何か大きなテーマに導かれているような、そんな不思議な流れがあったりするんですよね~。
それぞれが自分の価値感に合った「島」に住んでいる
今回のセミナーで、私の中で印象に残った話は2つ。
一つは、シショーが既にブログに書いてくれているので、こちらをどうぞ。(他力本願)
”島”の話。ざっくり言うと、「類は友を呼ぶ」みたいな話かしら。(ざっくりすぎ?笑)
私たちは、無意識に自分にとっての当たり前(それを観念と呼んだりするわけですが)を持って、日々を過ごしています。
そして、その価値観に合う世界に無意識に居続けようとするんですよね。
それが、もちろん自分にとって居心地の良い世界であれば、問題ナッシングなわけですが、ついつい「あるべき姿」や「やるべきこと」を自分に押し付けることで、わざわざ自分にとって居心地の悪い世界に居続けてしまう、ということが私たちにはどうやらあるようです。
これは、ある意味「引き寄せの法則」の本質でもある気がするのだけど、私たちは自分にとって「価値を感じる」ものしか目に入らないようにできているので、その価値観が自分にとって居心地が良かろうと悪かろうと、私たちは自分が「信じているもの」「信じたいもの」しか見えません。
また、自分が思い込んでいることは、他人も思い込んでいるように見えるので(投影)、余計に自分の価値感に一致する言動をする人や出来事しか見えなくなっていきます。
そうすると、まるでこの世界には、自分が思い込んでいることしかないように感じられてしまうわけです。
それが、今自分が住んでいる「島」だということです。
つまり、自作自演で作り上げているのが、自分の生きている世界(島)なんですな。あなおそろしや。
だけど逆に言えば、自分のいる「島」を見渡してみれば、自分が無意識にどんな価値観を持っているかがわかるということでもあります。
周りの人がどんな意見を持っているのか、それに対して自分はどう感じるのか、そんな所から、自分が持っている観念だったり、本当に望んでいることを探っていくことができたりもするんです。
ただ、それは自分ひとりでするのは結構難しいことだったりするのですが(自分にとっての当たり前は、当たり前すぎて見えないものだから)、カウンセリングには、自分が一体どんな島に住んでいるかを理解し、本来あるはずの違う島へと渡る架け橋を作るという役割があると学びました。
一言でいえば、「視野を広げる」ということになっちゃいますが^^
脳科学的に言うと、今の自分にとって重要じゃない情報はスコトーマ(心理的盲点)によって隠されてしまう、ということなので、そのスコトーマを外して、自分が向かいたい方向へ進むために必要な情報を、ちゃんとキャッチできるようにするのも、カウンセリングの役割なんじゃないかと思っております。
視野が広がりさえすれば、勝手に必要な情報は入ってくるようになるはずなので。
実は見えていなかっただけで、確かに存在していたはずのたくさんの島に気付き、自分にとって居心地の良い島に移住することは可能なんですよね、誰にとっても。
まずは、自分のいる島が自分にとって居心地が良いかどうかを、見渡して点検してみるのも良いかもしれません。
「ビジョン」が、変化を乗り越える力になる
もう一つ印象に残ったのは、「ビジョン」の話です。
以前も書きましたが、私は未来のビジョンやらゴールだったり、ライフワークストーリーというのを思い描くのが苦手なんで、あまり説得力がない話かもしれないのですが(笑)
人間って、そもそも変化を嫌います。「島」の話でも書きましたが、どんなに居心地が悪かろうが、「慣れ」というのを手放すのはとても勇気がいることです。
多少面倒だったり、やりにくい部分があったとしても、勝手知ったるやり方の方がやりやすくて、つい留まってしまうなんてことありませんか?
例えば、今の携帯が段々と古くなって、充電がすぐ切れちゃうとか、容量がパンパンで写真が保存できないとか、明らかな不都合があっても、新しい電話に乗り換える作業自体だったり、やり方を覚える手間を考えたら、そのままにしてしまったり。
仕事の場面で、本当は誰かに仕事のやり方を教えて手放した方がいいとはわかっているのに、自分がやった方が早いし…と残業してまで、自力で仕事をやり続けたり。
パートナーを探したいと思いつつ、一人で過ごす快適さに慣れてしまって、なかなか出会いの場に踏み出せなかったり。
まぁ、私たちはアレコレ言い訳を探しては、変化しない理由を自分の中に作るわけです。
そのくらい、「変化」というのは誰にとっても無意識に抵抗が出るもんなんですな。
私も、今の仕事やめたい!!!辞めてやる!!と何度思ったことか…とほほ。(泣)
それでもなお続けているのは、今の慣れ親しんだ環境を手放した時に想定されるリスクの方が強く思い浮かんでしまって、自分から環境を変えることに対して不安になってしまうからだったりします。
そうなんです、やっぱり変わるって、何かを変えるって、怖いことなんです。
未知の恐怖に出会うくらいならば、既知の不満と折り合いつけて生きてた方がマシって思っちゃうんでしょうね~。みなさまは、そんなことありません??
よく、「自分軸を取り戻すためには”癒着”を切りましょう」なんて話がありますね。
でも、この「癒着切り」もまた、なかなか勇気がいることなのです。
「手放し」なんかもそうですね。
何かしら執着したい理由があって、長い間そこに留まってきたのだから、そう簡単には引き剥がせないものなんです。
私が、実際オカンとの癒着切りのイメージワークを体験して感じたのは
私は長らく、母を助けられなかった自分を責めていたわけですが、それって自分を許さないことで、お母さんの子供である自分でいようとしていたからだったんです
なぜかって?
私が、離れたくなかったからです
寂しかったから
「私は離れられないんじゃない。私が離れたくなくて、離れなかったんだ。」
ということ。
そのくらい、癒着を剥がすのは「寂しい」ことです。
執着してきたものを手放すのは「寂しい」ことです。
どんなにそれに関わる思い出がしんどいものばかりだったとしても、それに対してかけてきたエネルギーが不要になってしまったら、これからの自分がどうなってしまうのかわからないのが不安だし、何より心にぽっかり穴が開いてしまうようで、寂しさを感じるものなのです。
だから、そんな怖れを乗り越えるために、ビジョンの力が必要だってことなのです。
未来への希望、未来の自分への期待。
そこで新たに得るはずのつながりや関係性。
そういったポジティブなものに思いを馳せることで、「今」を変える力を得ることが大事なんですね^^
思えば、私がオカンと癒着切りのイメージワークした時も、オカンと離れて一人になった私を夫に引き継ぐところまで、イメージさせてもらったのを思い出しました。
ちゃんと、自分がポカンと一人ぼっちになるようなイメージにはしないんですね。
具体的な誰かじゃなくても、まだ見ぬ誰かだっていい。パートナーじゃなくても、自分が信頼できる友人や仲間だっていい。
何かを手放して、何かから自立した先に、自分が見たい世界や、傍にいて欲しい誰かを思い描くことで、現状から一歩踏み出す勇気がもらえる。
だから、「ビジョン」を思い描くことが大事なのか、とすごく納得したのでした。
それは、先ほど書いた「島」の話でもきっと同じ。
描いた「ビジョン」が架け橋となって、新しい島へと移住する勇気となり、力となり、エネルギーとなる。
変化が怖いのは、人として当たり前のことなのだから、そこを無理にどうにかしようとするよりも、「留まることよりも、動き出すことが楽しくなるような」イメージを自分にプレゼントしてあげるのは大事なことなんだろうなぁ。
それはまるで、「北風と太陽」のような。
「飴か鞭」なら、たまには飴を選んだっていいんじゃない?(笑)
普段はごり押しで頑張り続けて、力づくで目標を達成するのが得意な自立系武闘派だけども(笑)、もっと自分の気持ちを大切にしながら、ぬるーく、のんびりでも、夢は叶えていけるものなのではないだろうか?
何度も言うように、私自身「ビジョン」を思い描くのが上手じゃないんだけど、「もっとこんな風になったらいいな」ということを、少しずつでも見つけていければいいなーと改めて思いましたとさ。
ではまた!
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