やるべきことでいっぱいいっぱいなあなたへ:頑張り屋さんが自分を奴隷化させないために【ココロノマルシェ】

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【主婦=家事=奴隷という思い込みを取り除きたい】

頑張り屋さんは、ついつい自分の限界まで、やるべきことを詰め込んでしまいがちですが、意外と世の中、やらなくてもどうにかなることばかりです。

疲れたな、とか、イライラするな、というのは、「もっと手を抜いていいよ」というサイン。

家族みんなの幸せのためにも、自分軸を取り戻し、心に余裕を持つことを最優先にしてみませんか?

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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

主婦=家事=奴隷という思い込みを取り除きたい
40代の会社員&主婦です。夫と子供二人(社会人と大学生)がいます。 仕事をしながら家事をこなすのに疲れてしまいました。 ...

40代の会社員&主婦です。夫と子供二人(社会人と大学生)がいます。

仕事をしながら家事をこなすのに疲れてしまいました。

40代になり、体力も落ちてきたのか今までのように毎日ご飯を作って片付ける基本的なこともしんどくなっています。

仕事も忙しい時期は食事の支度や洗い物をしながらとても惨めな気持ちになります。何で自分ばっかりと思ってしまうんです。

家族を頼りたいのですが、夫は仕事が不規則な上に長時間労働であまり頼れず、上の子は非協力的、下の子は気が向いたら手伝う程度です。

子供に関しては育て方が悪かったのかととても悲しくなります。
最近病気をし、安静と言われたけど状況あまり変わらず。

正直元々好きではないので手は抜いています。

問題は、休みの日は料理をしてくれる夫や、社会人の上の子にもっと手伝って欲しいと押し付ける気持ちになってしまうことです。

それと、育った環境のせいで(父が母をばかにしていた)主婦=家族の奴隷という思い込みが抜けません。そうではないことは頭ではわかっているのですが、

以前、スピリチュアル系の方が、「夫が家のことをしてくれない」という相談に対し「そう言うのはただのかまってちゃん。適当に出来る範囲ですればいいだけ」という回答をしていました。かまってちゃんなんでしょうか。

家族の為なので楽しい気持ちで家事をしたいのですがその為に出来ることはありますか。

(まるももへじさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

私も先日誕生日を迎えまして、まるももへじさんと同じ、40代会社員主婦となりました!よろしくお願いします!

仕事しながら、家事をこなして、子育てもして、夫の面倒も見て・・・と、心身ともに疲労困憊なところで、年齢と共に体力は落ちるわ、時間は光の速さで過ぎていくわ、それなのに、あれもこれも「やるべきこと」ばかりが目に入ってきて・・・

そんな状況が、まるで出口のないトンネルのように感じられて、うんざりしてしまっているのではないでしょうか。

まずは一言・・・

日々の業務、本当にお疲れ様です!!

自分では「大したことじゃないし」とか、「この程度のことで」とか、「今までやってきたことなんだから」と、日々感じる小さな不満や疲れを見ないようにして、どうにかここまで頑張り続けてきたのではないでしょうか?

まるももへじさん、きっとご自分で思うよりも、ずっと疲れているはずですよ~。

身体と心はつながっているので、どうしてもお互いに引っ張られます。

身体が疲れていると、つい目の前にネガティブなフィルターがかかったように、色々なことが嫌になってしまうものです。

そして、色々とネガティブに捉えているうちに、どんどん身体も調子が狂ってしまうものです。(実際、病気をされたとのことで、無理が祟ってしまったのでしょう・・・。)

なので、ほんの少しでもいいので、ほっと一息つけることを、自分のためにしてあげて欲しいのです。

ずっと長い間、家族のために力を尽くしてきたんですもんね^^

それは、まるももへじさんの”家族愛”こそが為せる技。

こんなに疲れ果てた状況でもなお

>家族の為なので楽しい気持ちで家事をしたいのですがその為に出来ることはありますか。

と、家族のことを思うまるももへじさんなので、もっともっと家族に愛を注げる自分でいられるようにも、今はまず、自分のために時間を作ってあげるのはいかがでしょうか?

自分が幸せな気分を感じられるように、自分の気持ちを優先し、やりたいことをやって、やりたくないことをやらない、ということをしてみるのはいかがでしょうか?

自己犠牲的に、他人のために尽くし続けてきたまるももへじさんにとって、自分の時間を優先したり、やるべきことをやらないのは、罪悪感で胸が痛むことかもしれません。

だけど、自分の中に無いものは、他人に与えることができません。

だから、誰かを幸せにするために、まず自分に幸せを与える必要があるのです。

そんな話を過去書いたので、ご参考まで^^

完璧を求めすぎて、自分に過剰な負荷をかけていませんか?

>仕事も忙しい時期は食事の支度や洗い物をしながらとても惨めな気持ちになります。何で自分ばっかりと思ってしまうんです。

そうですよね。そんな時って、なんだか、誰も助けてくれないような、味方がいないような、孤独に一人戦っているような感覚がして、絶望してしまいそうになっちゃいますよね。。。

そんな中、家族は全く助けてくれないわけじゃないけれど

>問題は、休みの日は料理をしてくれる夫や、社会人の上の子にもっと手伝って欲しいと押し付ける気持ちになってしまうことです。

と、まるももへじさんが感じてしまうということは、きっと手助けが十分でない部分もあるのでしょう。

でも、押し付ける気持ちになってしまう自分を嫌だと感じてしまうのは、まるももへじさんの優しさだなぁと、ここでもまるももへじさんの家族愛を感じてしまいます。

>正直元々好きではないので手は抜いています。

と、自分なりにうまくバランスを取ろうと、手を抜こうと頑張っていらっしゃるようですが

>育った環境のせいで(父が母をばかにしていた)主婦=家族の奴隷という思い込みが抜けません。

とあるので、どうしても主婦である自分は「奴隷」でいなければいけないという前提で、自分に負荷をかけすぎてしまうことがあるのかもしれません。

私も過去に、仕事と家庭と子育てのバランスがうまく取れなくて暴走していたことがあるのですが、その時、自分の我慢タンクがあふれ出して、夫に猛烈に怒りをぶつけたことがあって

言い合いがヒートアップし、売り言葉に買い言葉の応戦が激化した挙句、夫が言い放ったのは

「誰も頼んでないのに、勝手にやってるのは自分じゃん!」

の一言。(絶句)

その瞬間は、火に油な夫の発言に怒り心頭だったのですが、後から冷静になって考えてみれば、確かに夫は別に家が散らかっていようと、ご飯が手抜きだろうと、なんなら準備がなかろうと、何も文句を言うことはありませんでした。

それを、私が私の基準で「こうあるべき」を完璧に守るために、孤軍奮闘していただけだったのです。

そんな自分に気がついたら、なんだかアホらしくなって、力が抜けましたね~。

「誰にも求められてないのに、自分で自分を縛っていただけだった」という事実心底がっかりもしましたが、そんな風に、ガツンと自分の思い込みを外してくれる良い夫です。。(苦笑)

「楽しく」のコツは、自分軸を取り戻すこと

>以前、スピリチュアル系の方が、「夫が家のことをしてくれない」という相談に対し「そう言うのはただのかまってちゃん。適当に出来る範囲ですればいいだけ」という回答をしていました。かまってちゃんなんでしょうか。

その言い方も随分だなぁ・・・とは思いますが、例えば「夫が家のことをしてくれないから、私は大変なのだ!」というのは、他人軸に振り回されてしまっている状態ですよね?

あなたが、私を助けてくれないから

あなたが、こんな事を言ったから

あなたが、・・・してくれないから

あなたが、・・・してしまったから

だから、私はこんなに大変で、幸せじゃないのだ。

この責任をとって、私の状況をどうにかしてよ!

そんな風に、他人軸というのは、自分の目の前の状況の責任を、他人に転嫁してしまう可能性を持っています。

もちろん、今のまるももへじさんがそうだというわけではないのですが、そういった他人軸の裏には、「認めて欲しい」「助けて欲しい」「わかって欲しい」「愛して欲しい」などといった、相手に対する欲求(ニーズ)が隠れている場合が多いのです。

それを、件のスピリチュアル系の人は、「かまってちゃん」という言葉で表現しているのかもしれません。

だとすると、その人の言うところの「適当に出来る範囲ですればいいだけ」という言葉は、”しっかりと自分軸を取り戻し、自分にとって無理の無い範囲で、できることを自分なりにやるようにする”という意味なのかもしれませんね^^

なので、「かまってちゃん」という言葉は気にせずに、自分軸を取り戻すようにすればいいんだな、と思ってもらえれば良いと思いますよ。

まるももへじさんのように、愛情深くて頑張り屋さんのイイ子タイプは、つい自分の限界を無視して、他人に尽くしがちです。

そうしているうちに、どんどん行動の軸が他人の要求の方に寄っていってしまって、「本当は自分がどうしたいか?」を忘れてしまいがちなんですね。

だから、時折自分の心の声を聞いて、自分軸に意識を向けてあげる必要があるのです。

そもそも、「主婦=家族の奴隷」というのもまた、まるももへじさんがご自分の育った家庭を大切に思うからこそ握り締め続けている思い込みなのだと思うんです。

厳しかったお父さんの言いつけを守るために、大変だったお母さんの立場に寄り添うために、今、主婦としての自分が「奴隷」としてのポジションを抜け出さずに守っている。

それが、まるももへじさんにとっての、ご両親に対する愛し方だったのではないでしょうか?

でも今、まるももへじさんは一人の立派な大人として、自分のあり方を選べるようになりました。

まるももへじさんは、自分の育った家庭環境を再現することなく、自分にとって居心地の良い、自分らしい「主婦」のあり方を作っても、もう大丈夫なのです^^

それは、お父さんやお母さんを裏切ることでもないし、罪悪感を感じる必要もないことです。

なぜなら、自分らしい形で、自分の幸せを実現することこそが、自分の人生の責任を果たすことであり、結果的に最大の親孝行になると、私は信じているからです。

限界を迎える前に誰かに助けを求めてもいいし、奴隷のように働き続ける必要もありません。

疲れたら休んでいいし、お金を出して外注してもいい。

料理も掃除も洗濯も、自分のできるペースで完璧にやらなくてもいい。

誰に何を言われようと、そんな自分にOKを出して、許してあげることが大切です。

そして、何よりも、今まで頑張ってきた自分に、しっかりと労いの気持ちを向けてあげること。

「ここまでずっと頑張ってきてくれてありがとう。」

と、家族を全力で愛してきた自分に、感謝の気持ちを伝えてあげましょう^^

頑張り屋さんは、ついつい自分の限界まで、やるべきことを詰め込んでしまいがちですが、意外と世の中、やらなくてもどうにかなることばかりです。

疲れたな、とか、イライラするな、というのは、「もっと手を抜いていいよ」というサイン。

私は、誰よりもお母さんが元気に、心に余裕を持って過ごせることが、家族みんなを笑顔に、そして幸せにする秘訣だと思っています^^

それは、自分をすり減らして犠牲的に家族に尽くすよりも、もっともっと効果的なのです。

家族みんなの幸せのためにも、自分の心の余裕度には、なるべく注意を払ってあげるようにしてくださいね。

そして、自分軸を保ちながら楽しく家事をするためにも、日常でやるべきことを減らす、というのを意識してみてください^^

「やめる」には、こんな本もオススメです!

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まるももへじさんが、自分らしいペースで家事を楽しみ、家族仲良く、リラックスして毎日を幸せに過ごせることを応援しています!

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