パートナーの愛情に不安を感じる理由:自分の愛される価値をちゃんと信じられていますか?【お悩み相談室】

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愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

またまたお悩み相談室にご相談を頂いたので、意気揚々と回答させて頂きます!

自分に自信が持てないと、ついつい「やっぱりダメな自分」の証拠集めをしてしまうものです。

そうすると、パートナーから愛されているか不安になったり、周りの人に嫉妬を感じたりして、どんどん湧き上がるネガティブな気持ちに振り回されてしまい、ますます自己肯定感が下がり続けて、自信がなくなるという悪循環にドはまりしがち。

そんな、負のループから抜け出すためのヒントをお伝えしたいと思います。

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結婚を前提に同居中の彼(Aさんとします)の事でご相談があります。

昨年から、私の女友達とAさんとが、お互いに好意を抱いているような気がして不安に感じています。

友人は既婚、子持ちで、私がまだ恋人を探していた時も励ましてくれた大切な友人です。

ただ、彼女は旦那さんとあまりうまくいっておらず、Aさんを交えて交流してからは、「私もAさんのように優しい人と結婚すればよかった」と呟いたり、「今度、Aさんも一緒に夕食会しよう」というメールが来たり、私が席を外した時に、彼ととても楽しそうに話していたり、といった場面を目にするようになりました。

勇気を出して、Aさんに不安な気持ちを正直に伝えたところ(束縛するというのでなく、気持ちだけ知って欲しいというスタンスで)、「彼女の事は意識していなかったけど、そんな風に言われると意識するようになってしまう」と言っていたので、無意識に好意を抱いていたのかもしれません。

そして、その後もう一度再会してから、お互いの好感度が更にアップしたような気がします。

2人とも真面目で、不倫をするような人ではないですし、Aさんとは、お互いに不信感を抱かせるような事はやめようと話し合い、実際に、一貫して誠実な態度をとってくれているので、そういう男性と出会えて本当によかったと思っていました。

友人は綺麗で面白く、仕事も華やか。そしてAさんのご家族も偶然同じ仕事をされていて、そのうえ彼は子ども好き。

彼女の子どもがまた可愛くて私は大好きなのですが、Aさんも愛着を感じている様子。私には子どももいないし、安定して自分に自信が持てないことも不安の原因だと思います。

昔、付き合っていた男性に女性の影が見えた際、気のせいかも…とそのまま放置したら、やっぱり二股以上だった事が分かり、かなりの精神的ショックを受けました。2人は違うとは言え、こういった事があると、平静でいるのはなかなか難しいです。

サトヒさんの師匠、根本さんのブログを読んで、相手を束縛するよりも開放、自分に関心を向ける(自分軸)、自己肯定感アップなどのキーワードを元にどうにか対処しようとしていますが、効果が出るまでには時間がかかりますよね。

その間も何かあるたびに不安になったり、自信をさらに失ったりして物事が手につかなくなり、1歩進んで3歩下がるような状態です。

プラス仕事の負担が重なり、更に自己否定してしまうという負のループに陥っています。

昨年から、パートタイムであるにも関わらず仕事が辛く、休日は無気力になり、副業も含めて物事が進まない事に対し、Aさんはあまりいい印象を持ってないような気がします。で、自己肯定感が更に下がり…

何から手をつけたらよいのか分かず二進も三進もいかなくなってしまったので、ここは他力を借りようとご相談した次第です。よろしくお願いします。

(ななみんさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

まぁ、彼氏が自分の友人にデレデレしてるの見たら、普通に腹立っちゃうと思うんですけどね~。

「なんだっぺ、その伸びきった鼻の下は!!このデレ助が!!!」

「チャラチャラして愛想振りまいてるんじゃねぇ!!!べらんめぇ!!!」

「なにフラフラしとんねん、舐めくさってんのか、ワレ!!!」

とかね。(茨城弁風/下町風/エセ関西風の3バージョンでお送りしました。)

ただ、武闘派精神がみなぎっていると

「そんなにあの女がいいなら、こっちから別れてやろうか!!オラオラオラ」

と、”啖呵を切るという名の実は試し行動”を取ってしまう可能性があるので、十分にご注意くださいませ。

心の機微を読み取るのが苦手な男性脳にとって、「試し行動」は最もわかりにくい危険なトライです。(失敗に終わった経験多数あり。)

男性に対するコミュニケーションとしては、「わかりやすい」ことが大事みたいですね~。

ですので

>勇気を出して、Aさんに不安な気持ちを正直に伝えたところ(束縛するというのでなく、気持ちだけ知って欲しいというスタンスで)

そんな風に、正直に気持ちを伝えられたことは、本当にすんばらしい!!!

ただ、もしその時に、「不安だ」という気持ちだけを伝えたのだとしたら、「不安だから、○○して欲しい」という具体的な要望まで言えると良いのかもしれません。

とはいってもねぇ・・・自分の友達だから「二度と会うな!」とも言えないですしね。

「友人を好きになるな」と言っても、人の心はコントロールできないものですし。

そんなことをアレコレ考えているうちに、「彼にこうして欲しい」という本当の気持ちは、なかなか素直に浮かんでこなくなっちゃうものかもしれません。

自分の素直な気持ちを悪者にしない

そもそも、そんな風にヤ・キ・モ・チを焼いちゃうのはなぜでしょう?(ヤキモチって気付いてます??)

それは、Aさんのことが大好き!だからなんですよね。

ネガティブな感情に流されると、根っこにあるはずの、柔らかい心の部分を見失いやすくなるものです。(怒りは、その繊細な部分を守るために戦ってくれているわけですが)

そこに自信の無さや自己肯定感の低さが加わると、「傷つく前に強制終了させる」という特攻部隊らしい自爆テロを起こしたくもなるでしょう。

だけど、今感じている問題の本質にあるのは、「大好きな人に愛されたい」という、至極自然な気持ちだと思うんですね。

好きだから、私だけを見て欲しい。

好きだから、私だけを愛して欲しい。

好きだから、ずっと私の傍にいて欲しい。

好きだから、私と一緒にいることを、世界で一番楽しんでいて欲しい。

それって、すごく人間らしい純粋な欲求ではないですか?

それが転じるからこそ、ヤキモチが出てくるわけで。

もちろん、ヤキモチというのは、「他人との比較」によって生じるものなので、自己肯定感が低いとか、自己価値が感じられないとか、そういう根本的な原因は考えられますけど

「他人と自分を比べる」という心の働きは、仏教では悟りの最終段階まで消えないものなんて風にも言われているそうなので、嫉妬心がまっさらになることは、人として生きてる限り有り得ないものなんだと思います。

にんげんだもの byみつを

それに、過去二股で傷ついた経験もあるなら、より疑心暗鬼になって、不安を感じても仕方ないと思うのです。

「また、あんな風に傷つくのは嫌だ・・・!」

そんな自己防衛的な思いが、自分をより思考的にさせて、自分が本当に感じている気持ちを隠そうとしてしまったりするものです。

だから、まずは今の自分が感じている「不安」だったり、「焦り」だったり、「寂しさ」だったり、「怒り」だったりのネガティブな感情を、そのまま認めてあげて欲しいなぁと思うんです。

「そんな風に感じてもいいんだよ!!」

って。

自分の不安を無理に押さえつけようとせずに、まずは寄り添ってあげましょうね^^

相手の強みと比べて、自分の弱点を否定する

で、そこから少しずつ自分の内面に目を向けていくと良いと思うのですが、ななみんさんもご自身で気付いていらっしゃるように、「自己肯定感」とか「自信」が低い状態だと、どうしても自己否定モードが強くなってしまいがちです。

実際、Aさんの友人への気持ちが恋心なのか、それはAさんにしかわからない部分なので置いておくしかないのですが・・・

もしかしたら、ななみんさんから見ると、その友人は自分には無いと思っている部分をたくさん持ち合わせているように見えるから、「彼女の方が魅力的である」かのように感じるのかもしれません。

大概、人と自分を比較して落ち込む時は、無意識に「自分の弱点」と「相手の強み」を比べているものです。

逆に、「自分の強み」と「相手の弱点」は見えてないわけです。

そりゃー落ち込みますわよね。。。

自分がダメだと思っているところと、相手の良いと思うところを比較して、自分のダメだと思っている部分を攻撃しまくるんですから。

冷静に考えてみれば、誰にだってダメなところも良いところもあるものです。

友人から見たら、ななみんさんに対してうらやましいと感じる部分もたくさんあるはずです。

それが、ちょっと不安で見えなくなっているだけなんですね^^

>友人は綺麗で面白く、仕事も華やか。そしてAさんのご家族も偶然同じ仕事をされていて、そのうえ彼は子ども好き。

>私には子どももいないし、安定して自分に自信が持てない

>パートタイムであるにも関わらず仕事が辛く、休日は無気力になり、副業も含めて物事が進まない

などと書かれているので、もしかしたら、自分の容姿、性格、仕事、子どもがいないことなどをコンプレックスに感じている部分があるのかもしれませんし

「こんな私では愛されないのでは?」

「今の私は十分ではないんじゃないか?」

といった不安が、心のどこかにいつもあって、何かが起こるたびに、その気持ちを刺激されて、他人軸になって振り回されてしまうのかもしれません。

また、自分の無価値感が強ければ強いほど、そんな自分を選んでくれている相手に引け目を感じるので、罪悪感も強くなります。

「こんな私と一緒にいてくれるのだから、我慢しなければ」

と、愛され、許されるために、自分を過剰に押さえつけてしまったりもします。

それが、恋愛における他人軸の原因だったりしますね。

以前、他人軸の恋愛について書いたことがあるので、ご参考まで!

もし、このままの私で愛されているとしたら?

私は、自分軸を保つのに大切なのは、「自己信頼」だと思っています。

「私が私で大丈夫」

という感覚を、自分が感じていられるかどうか。

自己否定が癖になっていると、常に自分を自分で攻撃している状態なので、安心感が得られません。

常に自分自身に監視され、ケチをつけられたり、ダメ出しされるような状態では、気が休まる暇がないわけです。

ななみんさんの育った家庭環境については、何も書かれていませんが、もしかしたら、とても「イイ子」でいなければいけない状況だったのかもしれません。

自分の本音を我慢して、ワガママを言わないように、家族の中で優等生を演じ続けなければならず、”イイ子ではない”自分を否定してきてしまったのかもしれません。

ななみんさんもご自身で書いていらっしゃいますが

>サトヒさんの師匠、根本さんのブログを読んで、相手を束縛するよりも開放、自分に関心を向ける(自分軸)、自己肯定感アップなどのキーワードを元にどうにか対処しようとしていますが、効果が出るまでには時間がかかりますよね。

そうなんですよね、長年かけて染み込んだ無意識の習慣は、修正するまでにある程度の時間がかかるものだと思っています。

だから、ついつい今までのパターンに戻りそうになるものですが、1歩進んで3歩下がっているように見えても、成長は大きな螺旋階段のようなものだったりするので、ちゃんと上に進んでいるものなんですね。

なので、自分が成長したと思える部分に、積極的に目を向けてあげるようにしましょう!

「投影」という仕組みがある以上、自分で自分を否定している分、他人からも否定されていると感じるものですから、やはり自分で自分を愛するということが、人間関係において、とても大事なことなのだと思います。

不安で揺れ動いてしまう自分に、もどかしい気持ちや否定的な気持ちを感じてしまうこともあると思いますが、その都度自分の気持ちに寄り添うことを意識してみてくださいね!

そして、先ほども書いたとおり、Aさんの気持ちの本当のところは、Aさんにしかわかりませんし、それを問い詰めたところで、Aさんも自分もいい気持ちにはならないと思います。

「不安になるのは、それだけAさんが好きだから」という初心に今一度立ち返って、どんなパートナーシップを築きたいのか?という、自分が求める幸せの形に思いを馳せてみてください。

二人の関係のビジョンを持つことで、今自分がどうすべきかが自ずと見えてくるものだと思うのです^^

そして、私は実はこれが一番大事なことでは?と思うのですが

「こんな私では愛されないのでは?」

という思いではなく

「このままの私で愛されているとしたら?」

という視点で、Aさんとの関係を振り返ってみてください。

「ある」ものは、すぐ当たり前になって、見えなくなってしまうものです。

「愛されている私」という視点で見たら、きっとAさんからの愛情を感じられる様々な出来事が、たくさん見えてくると思いますよ!

今のななみんさんが、Aさんに愛されているはなぜでしょう?

Aさんが、ななみんさんと一緒にいたいと思うのはなぜでしょう?

Aさんが、ななみんさんを選んでくれている理由はなんでしょう?

Aさんは、どんな風にななみんさんを愛してくれているのでしょう?

そして、これまでななみんさんは、どんな風にAさんを愛してきたのでしょうか?

その愛情に、自信を持つことはできるでしょうか?

”愛されない理由”ではなく、”愛される理由”を、自分の中にたくさん探すようにしてみてくださいね^^

ななみんさんが、愛されて当たり前の自分に気付き、本来の魅力や価値を発揮して、自分らしく人生を楽しめることを祈っています!

また、いつでもご相談くださいませ♪

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