お悩み相談室に投稿頂きました!
いつも読んでくださって、ありがとうございます。
2年もの間、家庭内別居を続けて、相手の反応を窺うような生活をしてきたら、自己肯定感も駄々下がりですよね…
まずは、自分のご機嫌を最優先にする「ご機嫌活動」を今以上に加速させて、下がってしまった自己肯定感を取り戻し、自分軸を立て直しましょう。
そして、もし相手に対して感じないようにしてきた気持ちがあるならば、その感情エネルギーを解放してみるのも大事なステップだと思いますよ。
今、家庭内別居が2年ほど続いております。
喋ってくれる時もあるのですが、無視もひどかったので話しかけるのが怖くなってしまいました。
頑張らないと中々話しかけれません。
自分をご機嫌にしていると、気にならない事もあるのですが、いざ話かけようと思うと、頑張らないと難しいです。
何も躊躇せずに話しかけれるようになるにはどうしたらいいのでしょうか?
アドバイスいただければ嬉しいです。
(Mさん)
Mさん、ご相談ありがとうございます~!
あなたの本音を分析するライフワーク研究家、サトヒです。
*ライフワーク研究家とは・・・根本師匠に与えられた称号。どんなジャンルにおいても、「自分らしい答え」を探し続ける実践者でもある。
Mさんは、2年ほど家庭内別居が続いているんですね・・・
2年って、長いですよね。。。
どのような理由で今の状況に至ったのか、詳しい背景をお伺いしていないので、はっきりとしたことは言えないのですが
Mさんは、旦那さんと会話をしたいと思う気持ちがあるからこそ、頑張って話しかけているということですよね?
ということは、Mさんは家庭内別居を終えて、夫婦間を修復したい気持ちがあるのかな?と思いました。
そうなると、どちらかといえばMさんが追う側、つまり依存側になっている状態だと思うので、相手の反応でかなり心が振り回されてきたんじゃないかなと思うんです。
どうしても、関係性の主導権は、自立側が握りやすいので。
ですので、この2年間、相手への苛立ちを感じることもあったとは思いますが、それ以上に自分の行いを責めたり、相手の気を引こうと頑張ってうまく行かなかったりして、心がアップダウンして、しんどいことも多かったのではないかと思うんです。
その上、無視もひどかったとなると、「また無視されるんじゃないか」という不安で、話しかけることが怖くなるのも当然だと思います。
そのくらい、今のMさんの心は傷ついてしまっているのだと思うのです。
先ほど、背景がわからないとなんとも言えないと書きましたが、お二人の間に、何があったんでしょう?
セッションであれば、家庭内別居に至った原因というのを、もう少し深く掘り下げて聞いてみたいところですが。
でも、そんな状況でも
>自分をご機嫌にしていると、気にならない事もあるのですが
と、Mさんが自分軸を意識されているのが、素晴らしいなぁと思いました!
そうそう、そうなんです。
まずは自分が幸せを感じられている=ご機嫌かどうかに意識を向けるのは、とても大切なことですよね。
先ほども書いたとおり、相手を追いかけようとすると、どうしても依存側に回ってしまい、相手の反応で自分の価値が決まってしまうような、そんな心理状態に陥ってしまいます。
つまるところ、自己肯定感駄々下がり状態です。
だからまずは、その自己肯定感を取り戻すのが最優先なんですね。
自己肯定感が十分に高まれば、相手の反応を過剰に気にしなくても良くなります。
「自分が話しかけたいかどうか」という、自分の気持ちを軸に行動できるようになり、自分の行動に対する相手の反応(無視するか、答えるか)を、相手に委ねることができるようになります。
相手の反応が気にならなくなる、ということは、相手へのコントロールを手放せる、ということでもあるんです。
つまり、自分は自分、相手は相手と、線引きができるようになるんですね。
そうすると、相手の一挙手一投足に振り回されにくくなります。自分の軸が整ってくるんです。
だから、Mさんが既に取り組んでいらっしゃる「自分をご機嫌にする」という行動を、もっともっと突き詰めてやっちゃって欲しいのです。
Mさんは何が好きですか?
何をしている時が幸せですか?
欲しいものはありますか?
行ってみたい場所はありますか?
一緒にいて安心できる人はいますか?
旦那さんとのことを考えると、不安が襲ってきたり、いてもたってもいられないような気持ちになることもあるかもしれませんが、そういう時ほど自分が安心できることを、心が癒されることを、つかの間でもいいので集中して楽しめることを、積極的に探してみてください。
「自分のお楽しみリスト」「ご機嫌リスト」を作ってみるのも良いかもしれません。
それをいつも手元に置いて、心が揺らぐような時に、リストを見て思い出すのも良いと思いますよ^^
ちなみにですが・・・Mさん、ちゃんと怒りは発散できていますか?
立場が弱いと、相手に嫌われる怖れや、見捨てられる不安が出てきて、自分の本音を我慢させようとするので、なかなか素直に相手を否定するような感情を感じにくくなります。
「こんなことを感じてる自分では、受け入れてもらえないんじゃないか」って。
だから、相手の行動に「どうなの?」と思うようなことがあっても、ぐっと気持ちを飲み込んで、相手に対する怒りを封じ込めるのですが、その我慢したエネルギーの分、自分を責めてしまうのです。
「相手をそんな状態にした自分が悪いんだ」って。
だけど、普通に考えて、無視されるってすごく傷つくことだと思います…存在を否定されているような感覚すら、覚えたんじゃないかと思います。
それに対して、ちゃんと怒れていますか?
感情を、発散できていますか?
そこ、我慢しないでちゃんと感じてあげて欲しいなって思うんです。
怒りって、直接相手にぶつけなくても、十分に発散できる感情なのです。
誰よりも自分が自分の気持ちをわかってあげることで、心を安心させることはできるんですね。
だから、「そんな風に無視されて、辛かったよね」って、自分に寄り添ってあげてくださいね。
「そんな風に無視されたら、むかつくよね!」って、自分に共感してあげてください。
そうやって、溜まった感情を発散して、傷ついた心を癒しながら、自分の心に栄養を与えるようなことをし続けていくと、少しずつですが、自己肯定感が高まってくると思います。
そこが、最初のゴールになります。
もちろん、完全に振り回されなくなるなんて目指さなくていいんです。
だって、相手のことが大好きだから、一緒にいたいと思うから、真剣に悩むんですもの。
その相手への愛情がある限り、スパッと割り切れることなんて、ないんだと思います。
なくていいんです。
ただ、心が揺れても、すぐにまた自分の真ん中に戻れるように
相手の反応で自分の価値を決めるのではなく、自分で自分の居場所を作ってあげられるように
自分の気持ち最優先で、どうしたら今よりもちょっとだけ幸せを感じられるか、安心できるかを考えてみて欲しいのです。
おそらくその先に、「じゃぁ、自分はどうしたいの?」という命題が待ち受けているわけですが
今はきっと、旦那さんの存在分の大きさの穴が、ぽっかりと空いてしまっている状態なので、「是が非でも、修復したい」と感じておられると思います。
その穴を自分なりに埋めてみた先に、本当に「彼と幸せになりたいのか?彼がいいのか?どんなパートナーシップを築いていきたいのか?」という本題と、向き合えるようになるのだと思います。
それは、またおいおい考えるとして、今は「ご機嫌活動」をますます加速させて、自分を楽しませることに集中してみてください。
そして、感じてることに蓋をせずにいてあげましょう。
怒ったって、大丈夫ですからね^^(ただし、直接相手にぶつけるのではなくお恨み帳などを使って、発散しましょうね)
一人で考えてぐるぐるしちゃうような時は、またカウンセラーの力を借りてみてください!
Mさんが、自己肯定感を高めて、旦那さんとのパートナーシップを自分色に染められるようになることを祈っています^^
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