【結婚目前で突然の彼の心変わり】
もし今回の出来事が、自分の中の深い愛に気付くために起こした、自作自演の出来事だとしたら?
相手の自由を認める、相手の幸せを願う。
そんな、深く大きな”真実の愛”とも呼べる感情を、経験の中で学びたかったのかもしれません。
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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!
彼とは付き合って一年程で、お互いに結婚を意識しての交際でした。
私には子供がいて、子供も含めとても大事にしてくれていました。
また、子供も彼の事が大好きです。
お互いの両親にも結婚の話などをし、賛成してくれていました。
彼のご家族も私も子供のことも、快く受け入れてくれました。思い返しても、本当にうまくいっていた思います。
私の地元へきてもらうことで話はまとまっており(といっても同県です)、それに伴い彼は転職を考えていました。
いつ頃入籍しようかと話をしていた翌週に彼から突然、結婚に対する漠然とした不安から、私への気持ちがわからなくなったと言われました。少し時間がほしいと言われましたが、急なことで冷静になれない私は落ち着いて考える時間等あげられず、彼は一旦離れないと駄目だという気持ちになり、別れることになってしまいました。
それが一ヶ月ほど前の話です。別れ話はお互い号泣だったのですが、一度離れたいという彼の気持ちは固かったようです。
彼は、本当に好きだったらこんな不安になったりしないんじゃないかというところから気持ちがわからなくなったようです。
子供を傷つけてしまったという、自己嫌悪と罪悪感はとてもあると思います。
ひとまず離れてどう思うかというところですが、実家暮らしだった彼は、彼自身が自立しないとということで実家はでるようです。いまの環境をまず変えないことには何も落ち着いて考えられないそうです。
都合のいい言い訳にも聞こえますが。
そして色々弱すぎるとも思います。
これまでの覚悟はどういうものだったのかというところには怒りも沸いてきます。
でもやっぱり彼のことは本当に好きで、将来をなんの疑いもなく共にできるとおもっていたので、今回の別れはとてもショックで、仕事意欲も今は本当になくなってしまいました。
夜より日中のほうがひどいです。
こんな風になることはあまりなかったので、自分でも疲れます。正直一度無くなった気持ちが戻るとも思えないですが、環境が変わってやっぱり戻りたいと思ってくれたらいいなと思ってしまいます。
また子供の気持ちもあり、子供はもう二度と会えないなんて嫌と言います。
子供が会いたがったら、たまにあったりもいいのかなとも思うのですが、それがいいのか判断がつかずで悩んでしまったり。
彼は子供を交えてたまに遊んだりはできると言いますが、それがあとあと余計傷つけることになってしまわないかと言っています。長文に成ってしまいましたが、堂々巡りでどうしたらいいのかわからないです。
何かアドバイスをいただけましたら、嬉しいです。
よろしくお願いいたします。(えくれあさん)
「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!
信頼していた彼と、何の疑いも無く約束されていたはずの将来が、同時に目の前から消えてしまったような気がして、今はとても辛い状況だと思います。
怒りも悲しみも、そして寂しさも、色々なネガティブな気持ちが全部ごちゃ混ぜになって、気持ちのやり場も、どう扱っていいかもわからず、苦しみを持て余しているような感覚がしているかもしれません。
そんな時は、自分の感情に嘘をつかないようにしてあげてください。
怒ってもいいんです。
絶望したっていいんです。
仕事が手につかなくたっていいんです。
そのくらい、大好きで一緒にいたいと思う彼なんですもん^^
あまりにも大きい、突然の変化に、心が付いていけなくたって当然ではないですか?
相手を、無理に理解しようとしなくてもいい。
責めたい気持ちが押さえ切れなくてもいい。
自分の中から湧き上がるショック、悲しみ、怒りを、そのまま感じてあげましょう。(だからといって、そのまま直球で彼に投げない方が良いですが)
ただただ、泣いている自分に寄り添ってあげるようなつもりで。
その中で、彼に対して言いたいこともたくさん出てくるかもしれません。
だとしたら、彼へ向けた出さない手紙を書いてみるのも良いかもしれませんね。
今の思いを率直に、自分自身が客観的に自覚し、理解し、向き合うために、言語化してみることを、まずはオススメします。
心が落ち着かない状態で、彼と話をする機会を作っても、逆効果になってしまうと思うのです。きっと、それが1ヶ月前の話し合いだったのでしょう。
だから、まずはここで、しっかりと自分の内面と向き合っていきましょう。
ただ、忘れてはいけないのは、彼は不安と迷いを感じているだけ、ということ。
彼は、えくれあさんとの永遠の別れを決めたわけではないのです。
一生結婚しないと決めたわけでもない。
だからこそ、「一旦離れる」という表現をしているはずです。
それを先走って、全てが終わってしまったと結論付けるのは、時期尚早なのではないですか?
>正直一度無くなった気持ちが戻るとも思えないですが、環境が変わってやっぱり戻りたいと思ってくれたらいいなと思ってしまいます。
と書いていらっしゃいますが、彼の気持ちは無くなったわけではなく、それよりも大きな不安の雲に覆い隠されて、隠れて見えなくなってしまっただけなんですね。
もし、もう彼の気持ちは戻らないと思ってしまうのであれば、それは自分の自信の無さのようなもののせいなのかもしれません。
今は、えくれあさんが想像するように、彼の中では自己嫌悪と罪悪感が渦巻いているのだと思います。
自分の気持ちに自信を持てず、不安を抱えたままでは、えくれあさんと幸せな家庭を築いていく覚悟ができない。
だからこそ、自己嫌悪と罪悪感を抱えてでも、自分の不安をそのままにして、無理に進めるということはしなかった。
それは、ある意味、彼にとっても苦しい決断だったのだと思います。
だけど、その自己嫌悪と罪悪感は、えくれあさんも感じている気持ちなのではないでしょうか。
私のせいで…、私があんなことをしたから…、そんな風に自分を責めていませんか?
結婚って、男性と女性で捉え方が違うものだと思っています。
どんなに社会構造が変化して、男女の役割の差が減ってきたとしても、女性が産み育てる性である以上、そこを男性が同じようにカバーできるわけではありません。
昔のように、男は外、女は内、男が稼いで、女が家を守る、みたいなことは減ってきたとしても、まだまだそういった意識を持ち続けている人が多いのが現状だと思うんですね。
それに、男性の本能として、女性を守るヒーローになりたい、というのもあるらしいのです。
男性の方が自信がない生き物だといいます。だからこそ、自信を持たせてくれるものを必要としているんですね。
もしかしたら、彼はえくれあさんとの結婚を真剣に考えるあまり、自信が無くなってしまったのではないでしょうか。
本当に、自分はえくれあを幸せにできるんだろうか?
えくれあのことも、子供のことも、愛し続けることができるんだろうか?
そもそも、まだ実家暮らしで自立もできていない自分に、家族を養うことが、家庭を築くことができるんだろうか?
女性に比べて、男性の方が思考的ですし、思考的に考えれば考えるほど、感情が感じられなくなるものです。
個人差はあれど、女性は感情を感じやすいものだし、感情に従って直感的に動ける生き物ですが、男性はそうはいきません。(それが、女性から見ると、とてももどかしく感じるんですけどね)
彼は、自信の無さから、将来を思考的に考えることが増え、感情を感じにくくなってしまったのかもしれませんね。愛情は言葉で理解するものではなく、感じるものなので、頭で考えすぎて一時的に見えなくなっていたとしても不思議はありません。
でも、先ほども書いたとおり、それはえくれあさんへの愛情が無くなったということとは別なのです。
今の彼は、一人でじっくりと考える必要があるだけ。
彼の人生にとって、えくれあさんとの結婚が重要な出来事で、真剣に大切に考えているからこそ、今の状態になってしまっているのだと、彼の気持ちを信頼してあげませんか?
男性と女性の違いを研究し、パートナーシップの専門家である心理学者のジョングレイさんという方がいます。
昔、こんな本が流行ったので、ご存知かもしれません。(名著なのでオススメです!)
その続編が、こちらの本なのですが
この中で、「男性には、一人で洞窟にこもる時間が必要」といったことが書かれています。
女性は、コミュニケーションの中でストレスを解消できますが、男性はそうじゃない。
よく、男女のケンカで、女性は男性に話し合いを求めますが、男性は自分の感情を言語化するのが女性ほど得意ではないですし、そもそも話し合うよりも、一人でじっくりと考えたいものなのです。
口論になって黙りこくる男性に対し、女性が答えを急かして、相手を激高させて破滅に導く、なんてのはよくあるパターンかもしれません。(私か!?)
そういう時の対処法は、考える時間を与える、です。
つまり、放っておく。
だから、彼が今一人になりたいと言うのなら、一人にさせてあげましょう。
彼の答えが待てずに、不安に振り回されて、いてもたってもいられなくなってしまうのは、自分が彼軸になってしまっている証拠なんですね。
その、揺らいでしまった自分軸を、取り戻すことを最優先にしましょう。
パートナーシップは鏡です。
彼がえくれあさんを幸せにできる自信がないのと同じように、えくれあさんもまた、自分で自分を幸せにする自信がないのかもしれません。
彼がいなければ幸せになれない、そんな気持ちになってしまっているのかもしれません。
だとすれば、彼がそのプレッシャーを強く感じても無理はない話です。
私が考える理想的なパートナーシップとは
「私は私で幸せ、彼は彼で幸せ、でも一緒にいたら、もっと幸せ」
という形だと思うのです。
彼が、一人で考えたいと言ったのは、他でもないエクレアさんのためだと思うのです。
本当の自分の気持ちを見極め、これからの人生を共に生きる覚悟をするために。
その彼の気持ちを信頼することができるでしょうか?
そして、その彼の気持ちに応えるために、えくれあさんができることってなんでしょう?
その時間を、じっくりと与えることなのではないですか?
彼が、これからの長い人生を共にする相手なのだとしたら、今離れている期間は、そんなに長いものではないのではないはずです。
ただ待つ時間は、とても長く感じられるものです。
だったら、彼を待つ時間を有意義に過ごすために、自分の心と向き合ったり、自分を磨く時間にしてしまいましょう^^
不安になるのが、自分に自信を持てないからなのだとすれば、自分の魅力や価値をしっかりと認め、彼にずっと愛される自分になってしまえばいい。
そのために何ができるかというと、「今のままで幸せになる」ことです。
彼がいようがいまいが、関係ない。
自分が喜ぶものを、どんどん自分に与えて、彼のことを忘れてしまうくらい、自分自身に没頭しましょう。
>また子供の気持ちもあり、子供はもう二度と会えないなんて嫌と言います。
おそらくですが、お子さんにとっては、お母さんが笑顔だったら、どっちでもいいんだと思いますよ。
子供心としては、「お母さんが彼と会えないと、お母さんが悲しむから、(お母さんが)彼と二度と会えないのが嫌」なんだと思うんですね。
そのくらい、お子さんにとってお母さんの笑顔は大事なものなのです。
そのくらい、自分を愛してくれる存在がいることを、まずはしっかりと思い出しましょう。
お子さんのためにも、自分自身を笑顔にしてあげてくださいね。
自分の体験する世界は、自分の意識が創っていると言われています。
もし、今回の出来事が、えくれあさんが自分の中の深い愛に気付くために起こした、自作自演の出来事だとしたら?
相手の自由を認める
相手の幸せを願う
そんな、深く大きな”真実の愛”とも呼べる感情を、経験の中で学びたかったのかもしれません。
師匠のブログに、こんな話もありました。
いきなり執着を手放すのは、難しいことですよね。それは誰にとっても同じだし、大切な願いほど、難しいものです。
だから、まずは今の感情をしっかりと自分で受け止めること。
信頼できる友人やカウンセラーに聞いてもらうのも良いでしょう。
その上で、自分が笑顔にできることをし続けること。
そして、今の自分にできる、最大限の愛を彼に与えること。
それは、彼の思いを信頼し、自分自身の価値を信頼し、彼に一人で考える時間を与えることに他なりません。
もし彼が利口な男なら、それほどまでに、自分を信頼し、深い愛情を持って接してくれる相手を、簡単に手放すでしょうか?
「私は私、彼は彼」をお題目のように唱えて、自分軸を立て直すことを最優先にしてみてください。
えくれあさんの愛は、必ず彼に届きますよ^^
雨降って地固まるように、お二人の関係がより確固とした、愛情溢れる幸せな形になることを、心から応援しています!
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