【振り回されない自分になりたい】
自分の存在価値に自信がないと、まるで相手からの愛情こそが、自分自身の存在価値や生きる意味であるかのような気がして、どうにか相手の恩寵を受けるべく、無意識に頑張ってしまうものです。
まずは、自己肯定感を高めて、彼に自分の価値を認めてもらいたいという欲求(ニーズ)から、一歩距離を置くこと。”自分軸”を立て直すこと。
今後、彼と復縁したとしても、新しい恋と出会ったとしても、「自分軸」は絶対に自分を裏切りません。
自分が思い描くハッピーエンドは、誰かに叶えてもらうのではなく、自分で叶えられるものなのです^^
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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!
こんにちは!いつも楽しく読ませてもらっています。
自立系武闘派女子の私は、同じ職場のロックマンの元彼が今も大好きです(笑)
彼とは1年前に結婚話でこじれて別れましたが、今もつかず離れずの関係でいます。(体の関係はありません。)お互いアラサーです。今の状況に振り回されていて、ちょくちょく心が不安定になり、このままでは仕事も彼もどちらもうまくいかなくなる…と不安になっていて、今回相談させてもらいました。
彼には別れてからも友達でいてほしいと言われ、今は友達以上恋人未満のような関係ですが、職場が同じで距離も近いため、様々な場面で感情が乱れることがあり、いまいちうまくいきません。
時折、「こんな自分がもういや!白黒決着させて、仕事仲間として割り切って接することができれば気持ちが軽くなるかも!」と月に1回は思い立ち(笑)、彼に話をするも、結論が出ず終わる…ということを繰り返しています。私も本当の意味では結論が出せないのだと思います。
例えば、
「今後、私との結婚は無理、好きな気持ちは無いのなら、はっきり言ってくれたほうが私も諦めがつく。その方が嬉しい。」
「そう言ってほしいのなら言うけど、俺は言いたくない。」
「私は大丈夫だから言ってほしい。辛くても、その方が前に進めるから。」
「それがあなたの本当の希望ならそうやって言うけど、その代わりもう二度と連絡もとらない。職場でも話さない。二人でも二度と会わない。それでもいい?」
「(えっ、何その極端な考え!?)…ちょっと待って。」
「あなたが俺に「もう好きじゃない」と言ってほしいなら言うことはできるけど、それはあなたに頼まれたから言った建前の言葉。本心じゃない。それでもいいなら言うことはできるけど?まあ、こうやって俺の本心言っちゃってるから意味ないと思うけどねー。」
「それって、私のこと好きってこと?」
「…そういうこと言うなら、もう電話切るよ!」「だから俺は、このままの関係がいい。この関係を続けていれば、また恋愛に発展することもあるだろうし。」
「えっ!?そうなの?」
「…例えばの話だよ!」コントのようですね…(笑)彼も私に気持ちがあるように感じるのですが、傷つけたくないからそうやって言うのかもしれないし。
友達に相談すると、「それってずるくない?あなたのことを本気で大切だったら、そういうこと言わないと思うよ?」と言われ、確かにそうだよな、とも思うんです。
彼とは同じ情熱をもって仕事に取り組める同志だと、お互いが思っているのですが、時々「もっと効率よくやらないとだめだよ。」「これぐらいのこと、他の人に任せればいいのに、何でそうしないの?」とダメ出ししてくることが多々あり、それに対してもイライラして振り回されてしまいます。「仕事できないだめなやつ」と言われているような気がしてしまうのです。
そうやって私が彼軸で振り回されているから今の状況を引き起こしていることも分かりますが、どうしても感情的になったり泣いたりすると、「俺が出会った人の中で最弱。好きっていうより心配の方が強い。」と言われ、それに対してまた傷ついてしまいます。
長々とすみません。また恋愛関係になったとしても、今のままの私だとまたうまくいかなくなるだろうな、とも思うし、彼の言葉に傷つかないで「またなんか言ってる、ほっとこう」と軽く思えるようになりたいのです。どうしたらよいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
(渚さん)
「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!
世間の話題はコロナウイルスで持ち切りですが、こんな時こそ、自分の内側に目を向けることが大切という話を読みました。
外側でアレコレ出来事があると、つい私たちは自分の内側に目を向けることを忘れてしまうものです。
だけど、この世界は自分の内側の反映であるということを考えれば、まずは自分の内側を平和にすることこそが、世界を平和にする一番の近道だったりもするんですよね^^
ということで、お久しぶりなココロノマルシェへの回答です!
張り切って参りたいと思います!!
渚さん、こんにちは。同僚であり元カレでもある彼への思いに翻弄されて、毎日心が揺れ動く日々なのですね。
私もまさに!、とはいえ元カレではありませんが、同僚の男性との恋愛ですったもんだを経験したことがあるので、毎日顔を合わせてしまう彼への思いをすっぱり断ち切れずに、モヤモヤと悩んでしまうお気持ちがよーくわかります…。
しんどいですよね。はっきりしない相手の態度にヤキモキするし、それにいちいち振り回されてしまう自分にもイライラしてしまうし。
自立系武闘派女子としては…
「なんだ、そのどっちつかずな態度はああああ!?好きなのか、嫌いなのかハッキリしやがれってんだYO!思わせぶりな態度でいつもいつも期待させて、気を持たせやがって。このクソヤローが!」
と、罵詈雑言の一つ(?)でも投げつけてやりたいところですが
「いやでも、そんなこと言って、ほんとに嫌いとか言われちゃったら怖いし…。きっぱり関係が途絶えてしまうくらいなら、グレーなままでも、つながっていた方が幸せかもしれないし…。だって…だって…好きなんだもん!」
なんて風に、恋する乙女モード全開な自分が意図せず出てきてしまって、彼に対してきっぱりと線引きできなかったりするものですよね。
もしかしたら?って期待を持ち続けていたい気持ちもある。
このままつながってさえいれば、いつか私にも、チャンスが来るかもしれないって期待を捨てたくない自分もいる。
そんな気持ちで、つい相手との関係を割り切ることができずにいたり、そんな弱気な自分にもイライラしてしまったり、はっきりできない自分にふがいなさを感じたり。
一言でいえば、「おっ、恋してるね!」ってところなんですが。
そのくらい好きだし、嫌われたくない相手だからこそ、ついつい顔色を窺って、相手の意向を探ろうとしてしまう。
彼との関りを完全に失ってしまうのが怖いから、自分から離れる決心ができずに、相手の出方に振り回されてしまう。
そうなってしまうのは、本当に、本当に仕方のないことです。
もしかしたら相手も似たような心境なのかもしれません。パートナーシップは鏡なんて風にも言いますしね^^
お互いに、完全に断ち切りたくない関係だからこそ、どっちつかずな関係を保とうとしてしまう。
彼からしたら、「渚さんのことが好きか嫌いか」と言えば、もちろん「嫌いじゃない」んだと思います。
そこには、これまでの付き合いがあるからこその居心地の良さや、好きだった相手の幸せを見守りたいという相手への純粋な思いもあれば、逆に、相手が離れてしまうのは寂しいとか、自分を好きな相手を手放したくないといった自分本位な思いも含め、色んな思いが錯綜してるんだと思いますけどね。
それは、渚さんを大切に思うお友達から見れば「ずるい男」に映るのでしょうね。
渚さんも、頭ではどこかでそう思う部分があるのかもしれません。だけど、心はついつい情に傾き、悪い男とは思いきれず、ついついそのずるい男に翻弄されてしまう。
ほら、やっぱりそれが恋ってもんだと思うんです^^
そんな気持ちを感じられる相手がいるって、本来えーことやないですか。どんなに辛い状況だったとしても、その気持ち自体はとても素敵なものだと思うのです。
ちなみに、同僚の男に翻弄されていた時の自分を振り返ってみると、私は超絶「依存」体質だったんですね。
なぜ相手の出方に振り回されてしまうかというと、「嫌われたくない」気持ちが弱みになってしまうからです。
相手から愛されたい。
相手から認められたい。
相手から褒められたい。
まるで相手からの愛情こそが、自分自身の存在価値や生きる意味であるかのような気がして、どうにか相手の恩寵を受けるべく、無意識に頑張ってしまう。
すると
どうすれば彼に愛されるか
どうすれば彼に認めてもらえるか
どうすれば彼に褒められてもらえるか
そんな戦略で頭がいっぱいになってしまいます。
その心の奥底にあるものが何かわかりますでしょうか?
「私は愛されないんじゃないか」
「私には価値がないんじゃないか」
そんな自分自身の存在自体への不安なんです。
渚さんはどうでしょう?
自分のこと、好きですか?
ありのままの自分に、価値があると思えますか?
自己肯定できてますか?
自分のこと、大切に思えていますか?
もしかしたら、今の渚さんは、胸を張って「YES!」とは言えない状況なのかもしれません。
だとしたら、自分では受け入れきれない自分を、誰かに受け止めてほしくて、愛してもらいたくて、自分の隠していた依存心がうずいてしまうようなこともあるのかもしれません。
お師匠様の過去ブログに、こんな話がありました。
信頼関係が築き切れていない相手とのパートナーシップは、どうしても”主導権争い”になりがちなものです。
ここでいう”主導権”というのは、自立か依存かのポジション争いでもあります。
恋愛関係の主導権を握るのは、自立側のポジションに入った人なんですね。
自立していると、自分主導で、恋愛の行く末を決められるような感覚になるんです。
逆に、依存側に入ってしまうと、相手に自分の運命を握られているような感覚がして、ついつい相手の顔色を窺い、相手の気に入る自分でいようとしてしまいますし、相手に見捨てられる不安と常に戦っているような感覚になります。
人は、傷つくことを恐れれば恐れるほど、「依存」のポジションに入ることを避けようとするので、どこか「相手以上に好きになったら負け」という思いが出て、自分の気持ちを制御しがちになってしまうものです。
だって、自分の本音でまっすぐ向き合って、その気持ちを受け止めてもらえなかったら、そんな自分に目も当てられないし、いたたまれないほどに辛すぎるから。
だから、なるべく自分の気持ちは抑えて、相手の出方で自分の態度を決めようとする。
相手が自分を好きなら、私も好きって堂々と伝えられるのにって、そんな風に。
彼も渚さんも、傷つくのが怖くて、お互いにお互いの出方を探りあっているような状態なのかもしれません。
>また恋愛関係になったとしても、今のままの私だとまたうまくいかなくなるだろうな、とも思うし、彼の言葉に傷つかないで「またなんか言ってる、ほっとこう」と軽く思えるようになりたいのです。どうしたらよいでしょうか。
そうですよね、過去一度お別れした経験もあるということもあるので、また同じことを繰り返してしまうじゃないかって心配も出てきますよね。
「またなんか言ってる、ほっとこう」
そう思える自分になるためには、”自分軸”をしっかりと立て直し、彼の言動に振り回されない芯の強さを取り戻すことが大事なんじゃないかなぁと、個人的には思うのです^^
そのためには、自己肯定感を高めて、彼に自分の価値を認めてもらいたいという欲求(ニーズ)から、一歩距離を置くこと。
つまり、それが精神的に自立する、自立のポジションに入る、ということでもあるんですね^^
具体的に言えば、「彼が」という視点ではなく、常に「私が」どうしたいかという意識を向けるようにする、ということです。
私は、どんな恋がしたいんだっけ?
私は、どんな結婚がしたいんだっけ?
私は、どんな男が好きなんだっけ?
私は、どんな風に仕事を楽しんでいたいんだっけ?
目の前の彼とは切り離したところで、自分の純粋な理想を思い出してみましょう。
外側で何が起こっても、それに対して「自分がどう感じるのか」「どうあったら幸せなのか」という、自分が感じている気持ちを丁寧に見るようにしましょう。
そして、なるべく自分で自分のご機嫌を取ってあげることを意識してみてくださいね^^
自分で自分の価値を認め、自分を励まし、応援し、心の支えになり、自分の良いところを探し、ダメなところは許し、ありのままの自分にOKを出してあげましょう。
それを自分自身でできるようになれば、外側の誰かにそれを求める必要がなくなるのです。
その時初めて、相手と対等な関係を気づくことができるんですね^^
そんな風に自分に意識を向ける習慣をつけて、少しずつ自分軸を取り戻してみると、意外と「あれ?本当に彼で良かったんだっけ?彼と結婚したいんだっけ?」と冷静に考え直す時がくるかもしれません。(笑)
まぁ、それはその時考えればいい話なんですけどね^^
今後、彼と復縁したとしても、新しい恋と出会ったとしても、「自分軸」は絶対に自分を裏切りません!!
自分が思い描くハッピーエンドは、誰かに叶えてもらうのではなく、自分で叶えられるものなのです^^
渚さんが、本来の自分軸を取り戻し、恋も結婚も仕事も、自分らしい最高の形を叶えていけることを、心から応援しています!
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