恵まれている罪悪感が生み出す居心地の悪さ:それはあなたのせいじゃない【ココロノマルシェ】

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【現在の仕事が嫌でしかたありません】

周りは辛い思いをしているのに、自分は何も問題なく、恵まれている状況に居心地の悪さを感じていませんか?

自分と他人をうまく切り離して考えられないのは、何もできない自分を責める「罪悪感」のせいかもしれません。

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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

現在の仕事が嫌でしかたありません
今現在ついている仕事が嫌で仕方ないです。 業務の内容というより、この会社の組織のあり方、社長の性格・考え方がほんとに嫌で...

今現在ついている仕事が嫌で仕方ないです。
業務の内容というより、この会社の組織のあり方、社長の性格・考え方がほんとに嫌です。
(ちなみに私は社長秘書をしております・・)

きっかけは、半年ほど前に、同僚が報告したパワハラについて、実際のパワハラ発言を録音し証拠として提出したにも拘わらず、会社経営者(社長、人事、法務)がもみ消したことでした。

それ以降、ブラック企業さながらの事件がたくさん私の周りで起きています。

不思議なのは、これらの事件が私に直接降りかかっていないことです。

すべて周りで起きており、私にはなすすべがなく、ただただ、会社に対する不信感が増すばかりで、当事者でないため、「こんな会社辞めてやる!」と出ていくこともできません。

環境や給与は恵まれているので、辞めたいと思ったことは入社してから10年間一度もないのですが、これらの事件のせいで辞めたくて仕方ない状態です。

ご相談は、これらの事件は私に直接降りかかっていないのだから、「私は私、人は人」と切り離して考えるべきなのでしょうか?
(私が当事者に対してあまりにも感情移入しすぎ?)

あるいは、職場環境も自分の心が作っている、と考えて、この組織のあり方や環境を、自分のマインドを整えることで変えていくことはできるのでしょうか?(かなり時間がかかりそう・・)

ちなみに社長との関係は、業務上は(表面上は)特に問題ない状態です。少なくとも社長の私に対する対応や態度は特に問題がありません。

ですが、色々な事件を耳にすると、毎日会社に通うのがしんどくてしかたありません。色々な事件に関する社長の言動や決定(他の人に対する)も納得がいかないので、ポーカーフェイスで業務をこなすのがつらいです。

この状況を乗り切る方法をアドバイスいただけたら幸いです。

(まこさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

結論から言うと・・・

>「私は私、人は人」と切り離して考えるべきなのでしょうか?

はい、そうだと思います。現場からは以上です!

・・・と、一言で終わらせることも可能なのですが、私がまこさんだったら、親の仇から奪還した懐の刀を引き抜いて、一気にカウンセラーに斬りかかってしまうこと間違いなしなので、もう少し深くお悩みを分析していきたいと思いますね♪

そりゃもちろん、「私は私、人は人」って考えられたら楽なんですけどね~。

頭ではわかっていても、なかなかそうできないのが現実というものではないですか?

ま、それこそが、義理と人情で飯を食ってきた武闘派の生き様なのですから、仕方ないんですけどね。(ええ、私もです)

ただ、まこさんはツイてるなぁと思うのは

>これらの事件が私に直接降りかかっていないことです。

というところです。

これってツイてる、というよりは、日ごろの行いの積み重ねなんだと思うのですが。

きっとまこさんは、あまり人間関係で波風を立てるようなことはせず、相手を優先し、細かいところにも目が届く、繊細で配慮のできる、心優しいタイプなんじゃないかと感じました。

じゃないと、社長秘書なんて、10年もやっていられないと思いますし。(めちゃくちゃすごい!)

基本的に、人間関係って自分がしたことが返ってくるようにできてると思うので、

>少なくとも社長の私に対する対応や態度は特に問題がありません。

ということは、まこさんが秘書として、誠意を持って、社長に接してきたことの恩恵だと思うんですよね。

かといって、パワハラを受けた人たちが、必ずしも何か不誠実なことをしたとか、ひどいことをしたとか、そういうわけではないのですが

人間同士の諍いですから、双方どちらにも言い分はあり、それぞれの正義がぶつかっている状態だと思うんですよね。

もちろん、

>同僚が報告したパワハラについて、実際のパワハラ発言を録音し証拠として提出したにも拘わらず、会社経営者(社長、人事、法務)がもみ消したことでした。

という出来事に関しては、「それってどうなのよ!?」と思う気持ちも、正義の鉄槌を下したい気持ちも、本当によくわかるのですが、なかなか一個人として反旗を翻すのは、難しい問題だと思います。

ですので、まこさんに今できることとしては、自分が感じていることをしっかり見つめた上で、この先自分がどうしたいのかを考えていくのをオススメします。

感じたかった気持ちがあるとしたら…

>職場環境も自分の心が作っている、と考えて、この組織のあり方や環境を、自分のマインドを整えることで変えていく

まこさんは、心の勉強をされている方なのでしょうね。

おっしゃる通り、「自分が変われば、他人も変わる」という格言(?)もある通り、自分の内面から外側の出来事にアプローチしていくのも、1つの方法だと思います。

よくお師匠様は「自作自演」なんて言葉を使いますが

問題とは?問題解決とは?~すべては自作自演~ | 心理カウンセラー根本裕幸
* 問題はそれを問題と認識する人にとっての問題であり、その人以外は関係ありません。 また、解決とはその状況が改

このブログの言葉を借りるならば、今まこさんが直面している会社の問題というのは

「あなたが問題に気付くためのスイッチを押してくれた存在に過ぎない」

ということなのでしょう。

また心の世界では、”まず「感じたい気持ち」が先にあって、それを感じられる出来事や環境を無意識に引き寄せる”という考え方もあるのですが

そうやって逆説的に、まこさんがこの出来事で感じたかった気持ちを考えてみたのですが、おそらくそれこそが、今まこさんが「居心地の悪さを感じている最大の要因」だと思うのです。

さぁ、それはなんでしょう?

それは…私が思うに「無力感」なのではないかと。

周りの人が苦しい思いをしているのに、何もできず見ているだけの自分

周りは辛い思いをしているのに、自分は何も問題なく、恵まれている状況

そんな、何もできない自分、助けられない自分、自分だけ救われているような状況に、「無力感」を感じて、そんな自分を責めることで、それがいつしか「罪悪感」に変わる。

できることがあったはずなのに、しなかった自分

周りは大変な思いをしているのに、自分だけが幸せな状況

そんな自分を自分自身で責めることで、自分の居場所を自分から奪っているような部分はありませんか?

本来、まこさんだけの状況を見れば、何も問題はなかったはずなのです。

だって、社長とも関係は良好、環境や給与にも不満はない、周りで起こっている問題も、自分には降りかかってこない。

それはまるで、まこさんのいる場所が台風の目のようにも見えるのですが

じゃぁ、これが本当に台風の話だとしたら、自分のいる場所だけが晴れていて、周りでは暴風雨が吹き荒れているからといって、「台風の目にいることをやめたい!」と思うものでしょうか?

もしくは、「この台風の悪事を止められなかった私は、末代まで呪われる運命である…!」と自分を責め続けたりするものでしょうか?

そもそも、まこさんは自分の意志で海を真っ二つに割れるモーゼのような力を持っているわけではないのですから、台風をどうすることもできないというのが事実です。

それと同じように、会社で起こっている、ブラック企業さながらの愛憎劇は、まこさんのせいではないわけです。

でも、きっと心のどこかに、「この状況に対して何かしなければ」とか「苦しんでいる人を助けなければいけない」とか、「自分だけがぬくぬくと幸せでいていいはずはない」という思いがあるのではないかと思うのです。

その思いを感じるのが苦しくて、「こんなところにはいられない、もう辞めたい」と思ってしまうのではないかな?と、私は邪推したんですね。

本当に助けたかった人は誰だろう?

先ほども言ったように、心の世界では、「感じたい気持ちが先にあって、その気持ちを感じられる出来事を引き寄せる」という考え方があります。

だとすれば、まこさんの「無力感」や「罪悪感」って、一体どこから来てるんだろう?ということになるわけです。

まこさんには、これまでに「誰かを助けられなかった」とか、「できることがあったはずなのに何もできなかった」とか、「自分だけが幸せになってしまって申し訳ないとか」とか、そんな気持ちを感じるような経験はありましたか?

家族や、もしくは友人や仲間、または恋人に対して、そんな気持ちを感じてきたようなことはなかったでしょうか?

ずっと助けたかった人、幸せにしたかった人がいたのではないでしょうか?

私には、その人を助けられなかったという無力感や罪悪感を、今の状況に重ね合わせ、当時の気持ちと同じ感情を、再体験しているように見えるのです。

「私は私、人は人」と簡単に線引きができない理由は、そこにあると思うんです。

罪悪感を抱えた状態で、「私は私、人は人」と線引きしたとしても、それはきっと他人を切り離そうとするのと同じ強さで、切り離した自分を傷つける諸刃の剣になってしまうでしょう。

もしそうだとしたら、助けるべきは誰よりもまず、自分自身です。

無力感を感じている自分を、責めない。

自分が幸せであることを、許す。

身の回りで起こる色々な事件に対して、まこさんが直接的にできることは何もないかもしれません。

だけど、周りの人を見て、胸を痛めたり、社長の言動に対し憤りを感じるのは、それだけ職場の人たちを気にかけているからですよね?

そんな優しさを持つまこさんが、職場にいてくれるだけで、きっと何人もの人が救われているのだと思うのです。

もちろん、それでも納得できない、こんな場所にはもういられないと思うのであれば、辞めたって良いと思うのです。

それは、最後の切り札として持っていれば良いのです。

ただ、自己否定の苦しみが、仕事を辞めたくなっている大きな原因であるのならば、これまで抱えてきた「無力感」や「罪悪感」を手放すサインとして、今の状況を経験しているのかもしれません。

であれば、少しだけ自分のために時間をとって、これまでの自分の経験に向き合ってみるのも良いと思いますし、カウンセラーの力を借りながら、心の深い部分を掘り下げてみるのもオススメですよ!

あとは、こちらの本もどうぞ。

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まこさんが、自分の力を発揮しながら、伸びやかに仕事を楽しめることを祈っていますね!

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