【前向きに頑張ってるひとを見ると辛いです。】
なんとなく自分に自信がない時とか、自分を否定しているような時って、周りの人がすごく眩しく見えたりするもんです。
しかも、そういう時って、無意識に「自分のダメなところ」と「相手のすごいところ」と比べてたりするのです。
だけど人間誰しも、「前向きに頑張れる」時もあれば、「後ろ向きで頑張れない」時もあるものですよね?
まずは「ダメだと思っている自分を許す」ことで、自己否定を緩めてあげるのはいかがでしょうか^^
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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!
周りの人や、自分と同じ年で自分より前向きに頑張っている人を目にすると、何もしていなくて否定的な自分を責められているようで苦しいです。
ファッション雑誌とか、TVとか、昔はいいな!私もそうなりたい!と思っていたのに、今は見るだけで苦しくなります。
回りの情報に対して、どうやって自分軸を守ればいいでしょうか。
(まいさん)
「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!
まず初めに感じたことが、もしかしたら、まいさんは今ちょっと心がお疲れの時期なのかなぁ?ということでした。
まいさんの書いてくださったこと、本当によくわかるんですよねー。
心が元気な時ならば、ステキな人や憧れの人を見ることで、自分の中の何かが刺激されて、「あんな風になりたい!」とか「もっと頑張ろう!」というモチベーションになったりもするものですが
疲れてたり、落ち込んでたり、元気がない時に、自分より頑張っている人だったり、成功している人を見たりすると、余計落ち込んじゃったりするんですよね…。
人間、誰かと比べずには生きていけない生き物なので、ついつい自分と周りの誰かを比較して、自分の立ち位置を確認したりするものですが
なんとなく自分に自信がない時とか、自分を否定しているような時って、周りの人がすごく眩しく見えたりするもんです。
しかも、そういう時って、無意識に「自分のダメなところ」と「相手のすごいところ」と比べてたりするんです。
そんな比べ方をしたら、自分と相手との差が、めちゃくちゃ大きく感じられちゃうのも無理はありません。
もしかしたらまいさんは今、ご自分に対して
「もっと前向きに頑張らなくちゃいけないのに、全然できていない」
と、無意識にダメ出ししていたりしているのではないでしょうか?
つまり、自分は「もっと前向きに頑張るべき」と思っているからこそ、そういう風に「前向きに頑張っている人」を見ると
「あぁ、あんな風にすべきなのにできていない自分は、やっぱりダメなんだ」
と現実を突きつけられているような気がして、「責められている」ような感覚になってしまうのかもしれません。
そう、つまりまいさんを責めているのは、「前向きに頑張っている人」や「その周りの人」ではなく、まいさん自身なんですね。
本当はこうあるべきなのに、そうできていない自分をダメだと思っている。否定している。
それが、まいさんの感じている「責められている」ような感覚の根っこなんです。
じゃぁ、まいさんはどうしてそんなに自分を否定してしまっているのでしょうね?
それはいつから始まったことなのでしょう?
以前は
>ファッション雑誌とか、TVとか、昔はいいな!私もそうなりたい!と思っていたのに
と書いていらっしゃるので、もっと自分に自信を持てていたというか、そこまでご自分のことを否定するような気持ちは無かったのかもしれません。
何か思い当たるきっかけはありますでしょうか?
もしかしたら、恋愛なんかも関係あるかもしれません。
誰かを好きになると、その相手から好きになってもらいという気持ちが自然と生まれるので、その相手に好かれるかどうかが、”自分の価値”の判断基準になりやすいんですね。
そうすると、相手に好かれる自分=良い、相手に好かれない自分=ダメ、と自分自身を判断する条件が作られてしまいます。
なので、失恋なんかも、自信を無くす大きな原因になりますね。(彼から受け入れられなかった自分はダメなんだ、と思いこんでしまったりするんです。)
もしかしたら、友達関係で何か傷つくようなことがあったのかもしれません。
他人の、ちょっとした一言で、「あれ?私っておかしいのかな?」みたいに、自分の今までの当たり前がダメなことのように感じられたりするようなことってあったりするんです。
家族関係はどうでしょうか?
お母さん、お父さんとは仲良くしていますか?
自分は大切にされている、愛されているって実感を、感じられていますか?
ご兄弟はいますか?
自分と兄弟を比較したりするようなことはありますか?
「前向きに頑張る」ことを良しとする価値観を強く持っている人、自分の身近なところに誰かいたりしませんか?
…などなど、個人セッションならばぐいぐい質問責めにしてしまうところですが(笑)
ここでは、まいさんが自信を無くしてしまっている原因を深掘りはできないので、想像で留めておきますが、きっと何かきっかけがあって、「前向きに頑張れていない」自分を「ダメ」なものに思うようになってしまったのだと思うんです。
まぁ、基本的に「前向きに頑張る」ことは、一般的な価値観では美徳とされていることなので、なんとなくそうしなきゃいけないような空気が社会の中にありますしね。
そういう無意識の圧力みたいなものを察知して、まいさんは「私もそうならなきゃ」って、「前向きに頑張れる人」を自分の理想に置くようになったのかもしれません。
だけど、どうなんでしょう。
人間、そんなにいつも「前向きに頑張れる」ものですかねぇ?
前向きに頑張り続けたら、疲れちゃいません?
特に女性は、ホルモンバランスがひと月の中でも移ろうものなので、常に一定っていうのは無理な生き物なんです。
話がちょっと壮大になってしまいますが、そもそもこの宇宙は相対性でできているし、全ては波なので
良い時もあれば悪い時もあるし、昼があれば夜があるし、明るい時もあれば暗い時もあるし、暑い時もあれば寒い時もあるし、何か一つの側面だけでは成り立たないようにできているんですね。
だから、きっとまいさんにも「前向きに頑張れる」時もあれば、「後ろ向きで頑張れない」時もあるものだと思います。
それが、自然の摂理だからです。
そんな自然の摂理の一面だけを切り取って、それがあたかも自分の全てみたいに捉えて、自分を責める必要なんてまーったく無いってことです。
だって、人間みんな同じなんだもん^^
もしまいさんが「自分は後ろ向きで頑張れない人間なんだ」と感じるならば、それはたまたま今、「後ろ向きで頑張れていない」だけなんです。
そして、先ほども書いた通り「後ろ向きで頑張れない」ような時に、誰かが「前向きに頑張っている」のと比べたら、落ち込むに決まってます。
なぜなら、自分のダメと相手のすごいを比べてるからです。
だけど、実際にはまいさんにもすごいところやステキなところはあって、相手にもダメなところやイケてないところはあるはずです。
見えてないだけで、どちらも存在しているんですよ~。
ということで、
>回りの情報に対して、どうやって自分軸を守ればいいでしょうか。
という部分に対しての回答は
② 自分軸を保つための土台は、自己肯定!
ということになりますかね~。
①は読んで字の如く、ですが、自分を落ち込ませる情報を敢えて目に入れたり、耳に入れたりするのは、立派な自分いじめなのです。
周りの情報で落ち込むのは、その情報のせいではなくて、自分の状態のせいなのです。
ある意味、自分の感じ方が、今の自分の状況を示すバロメーターみたいなものでもあるんですね。
なので、なんだか心がざわざわするなぁという時は、一度その場から離れて、自分を癒す時間、自分を楽しませる時間を優先させるのがオススメです。
きっと、どうしても気になってアレコレ考えてしまうこともあるかもしれませんが、何か集中できる趣味に没頭するとか、ただただ笑えるものに触れるとか、好きなもの(推し)を愛でるとか、自分を苦しめるものから距離を置くのが良いですよ~。
②については、自分軸を保つための一番大きな土台は、自己肯定感だと思うんですね。
自己肯定感を高める方法は、過去書いたのでそちらを参照して頂けると良いかと思うのですが
一番大きなカギは、「ダメだと思っている自分を許すこと」だと思うんです。
まいさんにとっては、「後ろ向きで頑張れない自分」は「ダメな自分」という図式になってしまっているようなので
「ま、そういう時もあるよね」
と、そのダメな自分の居場所を、自分の中に作ってあげるのが良いと思います。
そして、他人のことが気になる時にオススメなのは
「自分は自分、他人は他人」
のアファメーションですね!
これぞ、まさに自分軸立て直しの魔法の呪文でもあります。
自分には自分のペースがあるし、他人には他人のペースがある。
前向きに頑張っているように見える他人が、ずっとそうなのかはわかりません。たまたま、今はそういう時期なのかもしれません。
まいさんはまいさんのペースで、自分の進みたい方向に進んでいけばいいんです。
それは、誰とも比べることができないし、絶対的な正解なんて無いことですから^^
それに、今の自分をダメだと思ってしまうのは、それくらい「こんな自分になりたい」という成長意欲があるからだとも思います。
それって、すごく前向きなことだと思いませんか?
少しずつ、自分の良い所、頑張ってる所、できていることを見つけてあげることで、「前向きに頑張れる」自分を取り戻していきましょうね!
まいさんが、自分らしいペースでなりたい自分に近づいていけることを、心から祈っています!
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