自分と相手の境界を意識する:感受性が強い人にとって大切な心の防衛線【ココロノマルシェ】

ココロノマルシェ

【スローガンに苦手意識を感じます】

今回の回答のポイントは…

・相手の期待に応えたいという思いが強いほど、相手の期待を押し付けに感じてしまいやすいものかも

・HSPだったり感受性が強い人は、少しの刺激でも人より強く感じやすいということを自覚するのは、自分らしく生きていく上で大切だったりします

・感受性や共感能力の強さゆえ、自分と他人の境目がわかりにくくなる傾向があるので、その線引きと自分の「できる」「できない」を大切に見てあげましょう!

詳細は本文にて!お時間のある時にお読み頂ければ幸いでございます。

会社や学校のスローガンを目にすると嫌になってきました。

ルールは大事だと知っていますが、○○しましょう、など正直どうでもいいスローガンを見ると、価値観の押し付けに感じて苦しくなります。

全員同じ事出来るとは限らないし、距離とったり、受け取り側の器を広げたり、他人と自分割り切れば良いのでは…?と天邪鬼なツッコミを入れたくなります。勿論暴力、暴言はダメですが…

私自身HSPですが、笑顔で優しく、気を使いましょう、と見ると、これ以上無理!と感じます。

そんな風に思っていると、集団に馴染めないおかしな奴だと思われそうですが、いつも疑問に思ってモヤモヤします。

何となく生きづらくなってきたので、相談させて頂きました。

何かアドバイスがありましたら、お願いします。

(もーさん)

愛と理屈であなたの心を解きほぐす、ライフワーク研究家サトヒです!

これ、あまり意識したことはなかったけど、私もわからんでもないなぁと思ったので、出しゃばって回答させて頂きますね!

スローガンってなんだっけ

そもそも、「スローガン」ってなんだっけ?と思ったので調べてみたのですが

Google先生によれば…

「ある団体の主義・主張を、短い文句で表したもの。標語。」

だそうです。

企業の活動目的などを端的に表すために掲げるもので、企業のブランドイメージを作ったり、従業員の統制力や士気を高めたりする役割があるようですね。

「みんな、このためにがんばろーぜ!」っていう掛け声みたいなもんですね。

調べてみると、ニトリの「お、ねだん以上」とかもスローガンらしいのですが、いわゆるキャッチコピーのような役割もあるようですね。

そのニトリの例で言えば、「お、ねだん以上」というスローガンを掲げることで、「おねだん以上の満足度を実現しようぜ!」という企業活動の方向性を示すことになり

従業員一同がそちらに向かって一致団結するきっかけになるのと、お客さんから見たブランドのイメージ作りができるというメリットがあるわけです。

とはいえ、とはいえですよ。

じゃあ、ニトリで働いている人がすべてその価値観に賛同しているか?と言えば、そうでもないんじゃないかと思うわけです。(知らんけど)

企業は方向性を指し示すことはできるけど、それに対してどう感じるかはお客さんや従業員の自由なわけですから。

お客さんが、必ず「おねだん以上」の価値を感じてくれるかわからないし

従業員が、必ず「おねだん以上」を目的に仕事をしているわけではないと思います。

(むしろ、そこまで考えずに毎日の業務を淡々とこなしている人の方が多かったりしません?)

みんな、色んな事情で物を買うし、働くのが当たり前で。

それが、もーさんが書いていらっしゃった

>全員同じ事出来るとは限らないし、距離とったり、受け取り側の器を広げたり、他人と自分割り切れば良いのでは…?と天邪鬼なツッコミを入れたくなります。

ということ、そのものだと思うのですね。

考え方も、感じ方も、能力も人それぞれ。

だから、スローガン通りにできるかなんて保証できないでしょ。

と。

押し付けられた感の原因:感受性と相手の期待に応えたい気持ちの強さ

しかし、なぜもーさんにそういう考えがあるにも関わらず、悶々としてしまうのかというと、そう思いたいけど思い切れない心情があるからなのではないかな?と思うのですね。

もーさんはご自身でHSP(Highly Sensitive Personの略)と自覚されているとのことなので、おそらくとても感受性豊かで、他人の気持ちに深く配慮できる方なのだと思います。

>ルールは大事だと知っていますが、○○しましょう、など正直どうでもいいスローガンを見ると、価値観の押し付けに感じて苦しくなります。

自分にとってはどうでもいいことなはずなのに、価値観を押し付けられているような感じがして苦しくなるということは

おそらく、「相手の価値観に合わせなければいけない」という思いがどこかにあるからなのではないかな?と思いました。

ちなみにそういう感覚が出てくるのは、スローガンを見た時だけなのかな?というのが気になるのですが

もしかしたら普段から、他人の言動から相手が自分に期待しているだろうことを察知して、無意識にその期待に応えようとする傾向があったり

もしくは、頼まれるとNOと言えなかったり、あまり気乗りしなくても周りが期待する役割を担っちゃうようなことがあるのではないかなと思ったのですが、いかがでしょうか?

HSP特有のお察し能力の高さゆえ、周りが何も言わなくても、なんとなく「こうして欲しい」雰囲気を感じ取っちゃって、それを自分への期待に感じることが実は多かったりするのではないかと思います。

そして、そもそも相手の期待は「応えるべきもの」という意識があって、そのために頑張りすぎちゃうような傾向があったりするかもしれません。

だからこそ、今回のスローガンのように「○○しましょう」と明言されているのであれば、余計に「○○しなさい」と言われているように感じてしまうだろうし

それが必ず達成すべき目標のように思えて負担に感じるのも、無理はないのではないかなと思うのですね。

そもそも、HSPは感受性が人一倍強いので、HSPじゃない人よりも刺激を強く感じがちだったりするんですよね。

軽く指摘されただけでも、すごく怒られたと感じてしまったり。

ちょっとしたことがすごく気になって、何日も落ち込んでしまったり。

誰かの顔色の変化を、すごく敏感にキャッチしてそわそわしたり。

そこは、ご自分の特性ということでうまく付き合う必要はあるかと思います。

(自分が人より刺激を強く感じがちなんだなと知っているだけで、もしかしたら相手はそんなに強い意図を持って行動しているわけではないということが理解できたりするので)

そもそも、スローガンとルールは違いますしね。

スローガンは「こうしていこうね!」という標語かつ努力目標であって、「こうしなさい」という絶対命令ではないのですよね。

でも、それを「こうしなさい」と言われているように感じてしまうのは、もーさんの豊かな感受性ゆえだし、相手の期待に応えるために頑張ってしまう性分ゆえなのだと思います。

でも「それが私だからしゃーない」ってことですね^^

既にできていることに自信を持とう

で、私がよく思うことがあるのですが、何かの全体連絡的なものって、当事者じゃない人は真剣に聞くのに、当事者には届かないってことがよくありません?(伝わるかしら)

例えば、「廊下は走らないでください」と言われたときに、そもそもそのメッセージが届く人は普段から廊下を走らない人だと思うんですよ。

つまり、元々そういうことをしないようにしている人ほど、「わかりました!気を付けます!」と反応するけれど

実際そういうことをしている人(注意の対象者)って、自分がそういうことをしている自覚がなさすぎて、それが自分に言われているって気づかなくてスルーしちゃうみたいな。(笑)

もしくは、その時は「あ…」と思うかもしれないけど、別に大したことないことだと思ってるからまた無自覚にやったり。

だから、本当に注意して欲しい人にはなかなか伝わらないんだよなーっていつも思うのです。

今回のスローガンでも

>笑顔で優しく、気を使いましょう、と見ると、これ以上無理!と感じます。

と書いていらっしゃるので、そもそももーさんは元々「笑顔で優しく、気を使える」人なわけなんですよ。

既にやっているからこそ、「これ以上どうしろと?」と感じてしまう。

それがなんとなく押し付け感というか、「まだ足りないからもっと頑張れ」と言われているように感じちゃうのかな?と思ったのですね。

だとすれば、もーさんはもう十分それができているから、「私はできてるし」ってことで華麗にスルーしちゃっていいんじゃないかと思うんです。

もちろん、自分の身を振り返るのは大事だけれど、できているはずのことを足りないように感じて、自分を責めたり、頑張らせる必要はないと思うんですね。

だから、その指摘を自分に言われていると思う必要はないのではないかと。

「私はわざわざスローガンに書かれなくても、誰に言われなくても、笑顔で優しく気を使える自分だもんね!」

と、自分がこれまで気を配ってやってきたことに、もっと自信を持ってあげるのも大切な気がしました^^

「私は私、スローガンはスローガン」

そもそもHSPのように感受性が強い人や、波風立てないように「いい子」で生きてきた人ほど、相手の期待を察知してしまって、無視できなかったりするのですが

つい相手を思いやりすぎて、無理をしすぎてしまうと、それは「犠牲」となって誰も幸せにならない結果になってしまうのですよね~。

▼そんな周りに気を使えるいい子ちゃんにオススメの講座があるってよ!(ステマ)

元々スローガンだって、自分を犠牲にしてまで守らなければならないルールなわけではないはずです。

スローガンを作った人だって、そんなことまで望んでいないはず。(笑)

感受性の強い人や共感能力の強い人というのは、相手の気持ちを自分の気持ちのように感じてしまう傾向があるため、相手の気持ちと自分の気持ちの境目がわからなくなりやすく

ついつい相手の気持ち(いわば相手の問題)の責任を取ろうとして頑張りすぎてしまうことが、しんどさや生きづらさの原因になったりするのですね。

つまり、かなり無意識・無自覚に「他人軸」になってしまいやすい、ということです。

だからこそ、相手の望みを察知したとしたら、まずは

「自分は自分、相手は相手」

と自分と他人の境界線を意識することと

そして、その相手の望みが自分にとって「できる」ことなのか、「できない」ことなのかを意識的に線引きすることが重要だと思っています。

(もちろん「やりたい」か「やりたくない」かも重要だけど、そこを判断するのはもっと訓練を積んでからでいいと思います。)

できる範囲で助けることは、「犠牲」にはならないので^^

今回のスローガンで言えば、まず「○○しましょう」というのはスローガン側の勝手な言い分(?)なので

「私は私、スローガンはスローガン」

と意識的に線引きしましょう。(笑)

そして、そこで求められている「笑顔でいること」や、「人に気を使うこと」は既にできていて、これ以上は無理だと感じるならば

「私には、これ以上はできないな」

と、今以上にできない自分を責めずに認めてあげて欲しいのです。

逆に言えば、既にできていることがあるので、それをちゃんと見て評価してあげることも大切ですね^^

自分のできることをきちんと評価して、できないことを許し、手放していくのが、もっと楽に生きるための大事な要素かもしれません。

それって、つまりいつもの「自己肯定感」ということになっちゃいましたが。(笑)

▼自己肯定感を上げる系の記事はこちら

心優しいむーさんが、日々頑張っている自分をしっかりといたわりながら、そのありあまる才能で周りの人を無理なく笑顔にしていけることを心から祈っております!

サトヒより愛をこめて。

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