ダメ出しって、普段自分に厳しい人ほどしたくなるものだと思うのです。
毎日毎日、一生懸命頑張っているにも関わらず、その自分の頑張りを認められずにいると、自分と同じように頑張っていない他人を見た時、つい腹が立ってしまうものなのです。
今日は、そんな自分の頑張りを労ってあげてますか?自分の価値を認めてあげられてますか?というお話です。
サトヒさん こんにちは。
私は結婚19年になります。
常に夫に対して ダメ出しをやめられません。それでも、根本大先生の本を読んだり、心理関係のブログを読んで、夫が問題ではなく自分を見つめ直すのが先だと気がつき、カウンセリングへ通ったり、気づきを書き留めたりしています。
私は、自分の正しさを証明したい、という思いを手放せません。
私は準備万端、用意周到に見通したてて、無駄なくやりたいのですが夫は行き当たりばったりタイプです。
私は、夫から無計画さを学ぶ必要があると頭ではわかっているのです。
でも、夫が何かする時「失敗しろ。痛い目にあえばいい」と願っている自分がいて愕然とします。
仕事もそうです。
ヘトヘトになっても、今の自分の力のMAXのものを提供したいと思っているので、人は適当なところで手を打って怠けてる、と怒りが湧きます。
夫が何事もなく、うまくいったり、仕事を怠けてお給料を貰えている人を見ると、私ばっかり損してる、私1人で心配したり、準備したり、バカみたいと虚しくなっています。
長々とすみません。
もし取り上げていただけたら幸いです。(Tさん)
あーーー、もう。Tさんの気持ちがわかりすぎて辛いっす~
うんうんと、赤べこりながら読ませていただきました
*赤べこるとは・・・福島県会津地方の郷土玩具である「赤べこ」のように、首を縦に振りまくって共感している様子
いつもいつも、真剣勝負してるんですよね。全力で頑張っちゃうんですよね。
何事も、最高最善でやり遂げたいと思うからこそ、準備万端、用意周到に抜け目なく対応したくなっちゃうんですよね。
だから、そうじゃない人を見ると、自分だけ頑張ってるみたいな気がして、なんか腹立ってしまう。
でも、そんな腹立っちゃう自分が、心が狭いような気がして、嫌にもなる…
だけど、やっぱり腹立つし、なんだか虚しくもなるし…どうしてこんな風に感じちゃうんだろう、私…
っていうところではないかと…お気持ちお察しいたします。。。
お師匠様の本を読んでいらっしゃるとのことですので、Tさんも紛れ無く、立派な武闘派の1人であると想像いたしますが
多くの武闘派の方々が、抱えやすいお悩みかもしれません。
でもTさんは、そんな自分に違和感を感じ
>夫が問題ではなく自分を見つめ直すのが先だと気がつき、カウンセリングへ通ったり、気づきを書き留めたりしています。
と自分自身と向き合う努力をされているわけですよね!!
なんて素晴らしいことでしょうか!!!
旦那さんに怒りを感じ続けるのではなく、自分の問題だと思えたことが、本当に素晴らしいことだなぁと思います。
で、ですね。
私が一番感じたのは、Tさんって、自分のその能力の素晴らしさを、ちゃんとご自身で認められていらっしゃるのかなあ??ってことでした。
どんなことも一生懸命で、頑張り屋さんで、他の人よりもたくさんの事に気付いて、気遣いもできて
だからこそ、場面場面で何が必要か、次どうしたら良いのかが自然とわかるわけだし、準備万端、用意周到に、前もって整えることができるんだと思うんですよね~
それって、自分では当たり前すぎることかもしれないけれど、誰にでもできることじゃないわけです。
めちゃくちゃすごいことなんですね~
つまりそれは、Tさんの持つ、価値であり魅力なんです。
これ、受け取れてますか?ってことなんですが、いかがでしょうか。
もしかしたら、Tさんは自分の価値がうまく感じられなくて、それを確かめるために、頑張りすぎてしまう、というところもあるのかもしれません。
でも、自分で自分の価値を認められていない状態だと、いくら頑張っても、どれだけやっても、やっぱり自分には何かが足りないと思い続けてしまうものなんです。
そんな風に、自分は認められたくて頑張っているにも関わらず
のほほんと何も考えてなさそうに見える人たちや、仕事で楽してそうな人たちが、頑張らない状態で認められてたり、お給料もらえてたりするのを見たら…
「私の頑張りって、一体なんなんだろ…」
と、自分の努力が無意味なような、どこか損してるような、虚しい気持ちになってしまうのも、しょうがない話だと思うんです。
つまり、それくらいTさんは頑張ってるんだということ。
その頑張りを、自分の才能を、ちゃんと労って、認めてあげて欲しいのです!
Tさんが頑張るのは、先ほども書いたように、頑張ることで認められたいって気持ちも、どこかにあるのかもしれませんが
それ以上に、周りの人を助けたい、役に立ちたい、みんなが困らないように自分ができることは全部してあげたい、っていうおーーーーーーーーーっきな愛が、Tさんの中にあるからなんだと思うのです。
だから、いつも誰かのために愛を届けようとせっせと頑張っている自分にも、同じくらい愛を届けてあげてもらえませんか?
「いつもよく頑張ってて、私って偉いなぁ」
「みんなが困らないように、こんなに気を回して準備できる自分って、優しいなぁ」
「私のおかげで、行き当たりばったりで無計画な夫でも、うまくいってるんだよな」
「あれこれ心配したり、準備したり、私ってめちゃくちゃいいやつじゃん」
そんな風に、自分にも優しい言葉をかけてあげて欲しいのです。
そんな、ありのままの自分の価値を、Tさん自身が自分で認められるようになったら、きっと旦那さんのありのままも、それでいいんだなぁって自然と思えるようになると思うんですね。
そして、今のTさんは、家庭の中でも「自分がやらなきゃ誰がやる!」という感じで(いよっ、武闘派の鑑!)、色々なことを、1人で抱え込んでしまっているような状況かもしれませんが
自分の頑張りを少しずつ手放して、旦那さんにもお任せすることができることが増えていくと、また、夫婦関係のバランスも変わっていくと思いますよ。
パートナーシップというのは、不思議とうまくできておりまして、無意識にお互いがバランスを取るようにできています。
お互いの出方によって、無意識に役割を選び取っているのですね!
関係性の中で「与える」「受け取る」というのも役割のひとつなのですが、おそらく、今の状態だと、Tさんが色々と頑張って「与える」という役割を担いすぎていて、疲れてしまっているという可能性もありますので
あえて、頼る・甘える・助けてもらうなどして、周りの愛を受け取ってみるという修行(!!)をしてみてもいいかもしれませんね♪
与えることに慣れているTさんにとっては、拷問のような行動かもしれませんが(笑)、そこは、Tさんにとってどのような夫婦関係が幸せなのか?、というところから考えていくと良いかと思いますよ!
まずは、ぜひみんなに振りまいている愛を、ご自身にもおすそ分けくださいね♡
Tさんが、自分の持つ価値や魅力に気付き、他人と同じくらい自分のこともめいっぱい愛してあげられるようになることを祈っています。
そして、旦那さんとの理想のパートナーシップを形作っていけますように!
ご相談ありがとうございました^^
また、ご報告お待ちしてますね~♡
コメント