苛立つ出来事で浮かび上がった「シャドウ」の話。タブーを犯されるって、やっぱり腹が立つのよね。

自己肯定感と自己受容

愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

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さてさて、私は「怒り」を感じるのが苦手で、ついつい無意識に思考で「怒り」をなだめようとしてしまうのですが、数日前の出来事で実は怒っていたことに、ようやく今日気付いたので公開で愚痴を書こうと思います!!(笑)

先日、娘の誕生日だったのですが、我が娘氏、好き嫌いが多くて、ケーキがあまり好きじゃないのです。(ついでにイチゴも嫌い)。

これまで、好きなチョコレートのケーキにしてみたり、クマの形のケーキにしてみたり、31のアイスケーキにしてみたり、毎年手を変え品を変え色々試してきたのですが、どれもほとんど食べずに終わるということを繰り返していまして。

もったいないし、今年はどうしようかな~とやる気もなくなりかけていたところ、ババ(祖母=夫母)の作るシフォンケーキは生クリームがついていても食べていたのを思い出し、シフォンケーキベースのデコレーションケーキでも作るか!と思いついたのでした。

すると、前日に夫の携帯に「明日のケーキはどうするか」という連絡がババから来たらしく、「ママ(私)がシフォンケーキを焼くと言っていた」と伝えたそうなのだが、「何かあったら手伝うから言って」と言われたそうで。

特に手伝ってもらうこともないな~と思い、ケーキを焼いて、娘氏の好きなメロンを添えようと買ってきて、ちょっと良い乳脂肪分高めの生クリームも準備して、おめでとうのプレートも準備していたところ…

なんと、ババもシフォンケーキを焼いて待っていた!!!!!(爆)

いやいや、私作るって言ったよねぇ?と苛立つ気持ちにオブラートを何重にも巻いて、私が作ったことを伝えると、「え?そうなの?作っちゃった!」と言うではないか。

あなた、一体何を聞いてたのよ…。

わざと忘れてるフリして、当て馬的に作ったんちゃうかと疑ってまうわ。

しかも、「ママが作ったのは夜食べたらいいじゃない。今、こっちのも食べよう!」と夕方4時くらいのお茶タイムで、そのケーキを食べようと提案してきた…。

いやいや、今そのケーキ食べて、夜またケーキ食べます??

私、そんなにシフォンケーキばかり食べたくないですけど??

胃の小さい娘氏が、また夜にケーキを食べると思えないんですけど??

しかし、いそいそとケーキを準備し始めるババを止めるエネルギーも根性も、私には到底無く

「じゃあ、それに私が載せようと思ってたメロンも載せちゃえばいいんじゃない…。。。」

と力なく言葉を発すると

「いいね!じゃあ、缶詰のフルーツも載せて盛りだくさんにしちゃおうか」

と、意気揚々とおっしゃるわけですよ。

見ると、既に生クリームも準備万端だったようで、クリームとフルーツを飾り付けて誕生日ケーキが完成。

あー、それ私が作ろうと思ってたやつー。(かぼそい心の声)

そして、随分前から張り切って準備していたらしい、「おたんじょうびおめでとう」ローソクを立てて、ハッピーバースデーで娘氏の誕生日のお祝いをしたのでした。

なんのこっちゃ。私が焼いたシフォンケーキ、どないせいっちゅーねん。

夕方、帰宅した夫に「私が作ると言ったのに自分も作ってて、しかもそっちでお祝い済みです。」と嫌味っぽく文句を言うと

「じゃあ、これは俺が食べていいってことだね!」

と呑気に言い放ち、常套手段でさらっと嫌味をかわされてしまい、「しょうがないか…」と悶々とした気持ちを飲み込んだ私だったのですが…

1週間弱経過した今日、スーパーからの帰り道で歩いている途中で、思い出し憤慨してしもうた。

あれは、一体なんだったんだ!!!!

私のお祝いしたい気持ちと努力を、踏みにじりやがってーーーー!!!!

と、突然の怒り心頭。

ブログの前置きで書いちゃる…と思ったのだけど、あまりに生生しい感情をそのまま載せるのは忍びないと思って、事前にお恨み帳に書いてからにしようと思ったら、止まらない罵詈雑言。(笑)

やーだー、私、実はこんなに怒ってたんだ!と、我ながらビックリ。

冒頭にも書いた通り、思考的に怒りをなだめようとする癖がある私。

自分の怒りに気付くのに、すごく時間がかかるんですよね…。

相手の立場に想いを馳せすぎて、「しょうがない」と物わかりの良いフリをして、何事も無かったかのように、腹が立っていたはずの出来事に目をつぶってしまう。

だけど、後から考え直した時に

「あれ?あの出来事って、ちょっとひどくない?」

ということに気付いて、ふつふつと眠っていたはずの怒りに火が付くのであーる。URであーる。

だから、結構今更それ!?っていう話を、後から持ち出すことが多いのです。(笑)

「実はあの時…」って自分で気付くまでに、めちゃくちゃ抑圧しているのよね。

結果的に、そうやって出てきた気持ちを相手に伝えるかどうかは、相手との距離感や関係性によるので、直接伝えることもあれば、伝えないこともあるけれど

相手が傷つくかもしれない、嫌な思いをするかもしれないと思うことを直接伝えるっていうのは、私にとっては本当に勇気とエネルギーがいることなので

相当、心理的距離の近い相手じゃなければ、わざわざやらないかもなーと思っている。

なので、今回はお恨み帳で怒りを爆発させてみたのだが、そこでタイトルにもある大きな事実に気付いてしまったのです。

「出てきた文句って、全部私のタブーやんけ!!!」

お恨み帳に書いた内容は、そのまま書けないほどお美しくないのですが、ざっくり言うと…

・デリカシーがない
・相手の気持ちを想像しない
・正しさを押し付ける
・人の意見を聞かない
・良かれと思って余計なお世話をする
・感謝を暗黙的に強要する
・人の痛みに鈍感
・土足で相手の領域に入り込む

などなど…

私が怒りを感じるポイントは、どうやらそういったことにあるらしいのですが

これって…

私が、絶対しないようにしていることばかりやーーーー!!!!!!!

と気付いてしまったのです。

つまり、ババは私のタブーを犯しまくっているわけです。言うなれば、地雷を踏みまくっている。

そりゃー、腹が立つわ…。

でもそれって、私が見たくない私の一部でもある「シャドウ」なわけで。

▼シャドウとは(安定の他力本願)

「シャドウ」というからには、もちろん私にもそういう部分があって、必死に隠そうとしているからこそ、相手の中に見えているわけなのだけど

どうして、自分のそういう部分を隠そうとしているかというと

他人のそういう態度で嫌な思いをしたり、傷ついてきたから

なんですよね。

だから、反面教師的に自分はやらないようにしよう、と無意識に心に決めてきたことなのだと思います。

でも、絶対にやりたくないとは思っていても、無意識にやってしまうことはあるし、私が意図しなくても、人によっては私がしたくないことをされたと感じる人もいるはずなのです。

余計なお世話をしないようにしようと思っても、余計なお世話だと感じる人もいるかもしれない。

人の気持ちに寄り添おうと思っても、寄り添ってもらえたと思えない人もいるかもしれない。

正しさを押し付ける気がなくても、押し付けられたと感じる人もいるかもしれない。

相手のことを考えているつもりでも、独りよがりになってることもあるかもしれない。

どんなに気を使っても、相手がどう捉えるかは相手次第でコントロールできないもの。

だとすれば、私がタブーにしていることも、自分自身で破ってしまっていることもあるだろうし、相手の意図通りに私が受け取れているかと言ったら、絶対にそうではない。

そう考えると手放しで相手を責められないよなぁ…と、心理学を学んでしまった故のめんどくささを味わうことになったのです。

でもさ、自己弁護的に考えれば、私が自分がされて嫌だと思うことをしないのは、自分以外の誰かを思う”愛”からでもあるし(もちろん、もっと深掘りすれば、自分が嫌いな自分=人から嫌われるだろうという思い込みもあるわけだけど)

逆にババのことを考えれば、私の座右の銘でもある

「悪気がないのが一番悪い」

ではあるけれど(笑)、そこにもきっと”愛”があったのだろうなぁとも思うわけです。

孫のためにっていうのは、れっきとした愛だしさ。(私の気持ちまで考えが及ばないだけで→恨み節)

まぁ、結局は全部”愛”なんだなぁと自己完結。

そんな風に、いちいち相手の立場を考えてしまうから、素直に感情を感じられなくなるのだけど。

とりあえず一度は色んなことを棚に上げて、怒りや不満をありのままで感じてあげれば、感情的になって狭くなっていた視野が少しだけ広がって、他の可能性が素直に見えてくるものだったりします。

感情は感じ切ると消えるというけど、本当にそう。

下手に相手の立場を思いやると、悶々とした気持ちが余計長引く。(笑)

他人軸になりやすいのは、思いやりが強いっていう長所でもあるけれど、時には真剣に鬼畜生になって、自分の事だけに集中して、自分の言い分を全力で聞いてあげる、肯定してあげるってのは、めちゃくちゃ大事だと思うんです。

それがいわゆる、「自分と繋がる」ってことでもあると思うんでね。

気を使った娘氏から

「ママの作ったケーキも食べたい」

と言ってもらえたので、今回の件はとりあえずこの辺にしといてやるか…と思えました。(笑)

あー、シャドウってめんどくせ!!!

あら、つい本音が漏れちゃったわ。

ではまた!

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