「容赦なく時は過ぎ、後に残るのは愛しさの記憶だけ」【日々の徒然】

子育て

愛あるみなさま、こんにちは!

絶賛育休中のサトヒです。

出産前に相方おまみーぬに頂いたお祝い金を何に使おうかとずっと考えていたのですが、上の子の時の出産祝いでもらって、すごく良かった「ほぼ日」で出しているタオルを購入させて頂くことにしました!

”やさしいタオル”という名前なのですが、6年以上使っているのだけど、ヘタレないのですよ~。

やさしいタオル 2024 Autumn & Winter Yasashii Towel - ほぼ日刊イトイ新聞
ダブルガーゼとパイルの三重織り。吸水性にすぐれ、洗いやすくて乾きやすい「やさしいタオル」は、ほぼ日のロングセラー。秋冬の...

おまみーぬのイメージがレモンっぽいので(レモンサワーばかり飲んでいるからか!?)、リモーネというシャーベットのようなレモンカラーのバスタオルを選んでみました。あと、息子氏が生まれた2020年デザインのハンドタオルも。

おまみーぬに報告したら、むしろ私っぽい色合いだと言われて、びっくり。結局、自分の好みで選んでいた模様です。(笑)

大切に使わせてもらいまーす^^

そんなおまみーぬと正美先生のコラボイベント、「ドン引き本音トークしちゃう私たちも愛されているの会」が、いよいよ今週末開催です~!

ここで、私の本音エピソードを一つ。

私はずっと「結婚なんてしなくても、好きな人と一緒にいられればいい」とうそぶいて、野良猫男子を追いかけまわしていた時期があるのですが、その陰にあったのは「どうせ私と結婚してくれるような男はいない」という思い込みだったのでした。

それは、強烈な無価値感から来るもので、自分は愛されないという心の痛みがあったからこそ、「別に結婚しなくてもいいしー」と強がっていたのだと思います。

叶わないと思うことを望むのはとても怖いことだったから、目を背けて見ないようにしていたわけです。

だけど、やっぱり私は結婚がしたかったのです。好きな人と一緒にいるのも大事だけど、「結婚」という、私にとっては安心できる形が欲しかったのです。

野良猫男子と紆余曲折の末、そんな自分の”結婚したい本音”を肚を括って受け入れて、堂々と宣言できるようになったら、次に会った人と結婚できたんですよ。

受け入れられない本音を認めると、現実ってびっくりするほど変わっちゃったりすることが、本当にあるのです。

昼と夜の長さが半々になる特別な日に開催されるワークショップ。

もし、今なんだかうまくいかないなーと思うようなことがある人や、最近ちょっと疲れたなぁと感じている人がいたら、本音を出しても愛されちゃう自分を、ぜひとも目の当たりにしに行っちゃってくだせえ!!!!!

参加費は1000円からの投げ銭システムというビックリ価格なので、春に向けて自分を整えたい人にもオススメですよん♪

最近の私、のんびり過ごすのが板につきすぎて、先日のブログ記事に書いた、「何もしていない罪悪感」があっさりと消えていきました。(笑)

とはいえ、「何もしていない感」があったとしても、そこに悶々としなければ、それはそれでいいと思うんです。

あー!今日も何もしなかったわー!!あははー!

って思えれば、そこに何も問題はないわけで、むしろ清々しいし、幸せでしょう。

と書いていましたが、今はまさに

あー!今日も何もしなかったわー!!あははー!

という感じで、大変清々しく、幸せに過ごしています。

カッコつけて、罪悪感だの無価値感だの説いていたわけですが(笑)、要は慣れの問題だったということ?

元々、仕事をしている間は、「休みたい…働きたくない…好きな時に寝れる生活がしたい…」と心底願っていたことを思い返せば、子どもと昼寝をしまくっている今の環境は、「願いが叶っている」感謝案件だということをようやく受け入れることができた模様です。

とはいえ、夜中は自分の都合とは関係なく起こされるし、ぼっちゃんの機嫌が悪けりゃ一日中6kgの重しを付けて家事をこなさなきゃいけないし、全部が全部思い通りってわけにはいかないのですが

ドラマを見たり、アニメを見たり、本を読んだり、雑誌を読んだり、ゲームをしたり、友人と家でお茶したり、行く当てもなく散歩したり…と、とにかく生産性のない物事をただただ楽しめているので、とても気楽です。

気楽だからなのか、とてもインスピレーションが降りてくるんですよね。気付きが多いというか。

感覚的に生きるって、こういうことなのかもなぁと体感しております。

先週末は、娘の卒園式でした。

こないだまで赤ちゃんだったと思っていたのに、今ではすっかりおしゃまなお姉さんと化した娘は、卒園の儀式をしっかりとこなしていました。

他のお友達も、本当に小さい頃から一緒だったので、それぞれの成長を親戚の子どもを見るような目で見ちゃう。

ちょっと緊張しながらも、一人ひとり前に出て卒園証書を受け取る様子は、本当に感無量で。

そして、親目線で子どもの様子を見ながらも、自分が子どもだった時の親の目線も同時に感じていました。

子どもだった私も、こんな感覚で見られていたのか、と。

成長を、こんな風に嬉しく思われていただろうな、きっと、と。

子育て含め、色んな事は振り返ってみればあっという間に過ぎていくものばかりで。

この6年も、娘が産まれて、瞬きしたら一瞬で卒園式になってしまったような感覚がするのです。

それなりに長いはずの6年間という時を、一日一日積み重ねてきたはずなのに、そのディテールは全く思い出せない。その間の細かい出来事が、本当に起こったことなのかと不安になってしまうくらいに。

そのくらい、振り返って思い返す時間は、記憶の中でぎゅっと凝縮されて、あたかも「一瞬」であったかのように感じるのです。

これが、走馬灯ってやつなのか?だとしたら、もう一度瞬きしたら、私はもう死ぬ直前に辿り着いてしまうような気すらする。(気が早い)

子育て中は、本当に無我夢中で、大変だったこともいっぱいあったし、正直「いつまでこれが続くんだ」と絶望するような時もたくさんあったと思うんですね。まぁ、今となっては、あんまり思い出せないのだけど。(苦笑)

私は12月に2人目を出産したのですが、娘とは6歳差。そのくらい、なかなか2人目を持つことを考えられなかったのです。

年齢的にも、考えるなら早くしなきゃと思いながらも、またあの妊娠・出産、そしてその後の育児を繰り返すなんてリームーと思っていました。

つわりはしんどいし、出産はしんどいし、赤子の育児はしんどい。

ようやく少しずつ手が離れてきたのに、また振り出しに戻るなんて無理すぎる、と。

なんだけど、子どもの成長というのは、本当にあっという間なのですね。

4歳になった頃に、すごく楽になっている自分に気付いたのです。娘は色んなことを自分でできるようになって、随分と自分の時間が自由に取れるようになっていました。

そうすると、勝手なようですが、ちょっと寂しかったりするのです。

常にべったりで、お世話が必要な時期は大変で大変でもう無理ー!!と思うのに、ちょっと手が離れるようになっただけで寂しい…だなんて、随分勝手な親心だなぁと思うのですがね。(笑)

その頃にようやく、もう一人育ててみてもいいかも、と思えるようになって、2人目を意識するようになったのでした。

で、念願叶って2人目が生まれた今は、「赤ちゃんってかわいい~♡」って感じです。

まぁ、大変なことも多いですけどね。また自分の時間がうまく取れなくなったし、やりたいようにできないことが増えたし。

だけど、この時期も長くは続かない…と分かっているからこそ、大切に目に焼き付けておきたいと思うのです。

何でもやってあげなくちゃいけないのは大変だけど、だからこそその分、純粋に愛おしさを感じられる。そんな時期は、本当に瞬きするくらい一瞬で過ぎ去ってしまうものだから。

「子どもは3歳までに一生分の恩返しをする」なんて話もありますが、本当にそうなのかもしれません。

希望の塊でしかない無垢な存在から、命の輝きを見せてもらえること、そしてそれを愛させてもらえること。そんな素晴らしい経験をさせてもらえるだけで、十分に子どもから与えてもらっているような気がするのです。

そもそも、親という経験をさせてもらえたのは、子どもたちが私の元に来てくれたおかげですもんね。

2人に囲まれて、ベッドに横になるのが至福の瞬間で、「神様、奇跡のような幸せをどうもありがとうございます。」と思わざるを得ない今日この頃です。

私は、記憶力が良くないみたいで、思った以上に色んなことをすぐ忘れてしまうみたいなのですが、出来事の細部は忘れてしまっても、そこで感じた気持ちだけは、なんとなく心に残っているものです。

そして、人生が瞬きをするくらいに一瞬で過ぎ去ってしまう儚い夢のようなものであるなら、そこを去る時までに、できる限りたくさん幸せな思い出を作っていきたいと思うのです。

なるべくなら、楽しい夢をたくさん見ておきたいなと。

そのためには、自分が好きなこと、幸せだと感じられることに正直になって、その時間を少しでも多く持てるようにする必要がありますよね。

難しいことを悶々と考えたり、嫌なことを思い返したり、ダメな部分ばかり見たり、苦手なことを我慢し続けたりなんてことは、もちろんゼロにはできないとしても、できる限り少ない方がきっといい。

結局、人生でどんなにもがいたりあがいたりしたとしても、私たちがあの世に持っていけるのは、「愛し愛された記憶」だけなのではないかと思うのです。

だから、どんな場面でも私なりの愛を表現できる自分でありたいし、他の人なりの愛を受け取れる自分でありたい。

最後の瞬きの瞬間に過去を振り返り、自信を持って幸せだと感じられる人生にしたい。

そして、家族にも愛し愛される感覚をたくさん感じていって欲しい。

そのために、楽しい思い出をこれからもいっぱい作らなくちゃ。もっともっと、今以上にたくさん。

卒園する子どもたちを見ながら、自分が死ぬ瞬間まで考える…いちいち出来事を大げさに考えて、勝手に感傷に浸るのがサトヒ流ですな。(笑)

ではまた!

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