自己価値を見誤ると、自分の周りにできない人ばかりが集まる!?「鏡よ鏡、本当はできる人なのはだあれ?」

人間関係

愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

最近、ビジネス系のセミナーに連続で出たら、自分の強みとか弱みとか諸々を棚卸してみたくなり、せっかくなので新しいノートをゲット!

よく見かけるノートだったのですが、正式名称は「ライフ株式会社のノーブルノート」というらしいですね!

ノーブルシリーズ - 文具・紙製品のライフ株式会社
ノーブルシリーズ, Life Catalogue

写真の色味と実物が結構違っちゃってますけど、こういう水色大好きなのでテンション上がりますな~。ノートを新調すると、心機一転する気がして元気になります♡

できちゃう人あるあるな話

さて、最近のセッションやイベントで、どうも「できる人あるある」話にぶつかるので、これはちょっくらネタにさせて頂こう…と思い立ちました!!

「投影」という概念を使えば、ここまで優秀な人と巡り合えちゃう私も「できる人」ってことでOK?

冗談はさておき…(笑)

できる人の悩みの一つ…それは、「できない人がやたらと周りに集まること」ではないでしょうか?

別名「できない人ホイホイ」!(そのままやんけ)

自分が働いている会社を見ててもそうですけど、基本的に仕事っていうのは、どうしても「できる人」に集まるもんですよね。

結局、できない人・やらない人というのは、どこにでも一定数いるわけでして、段々と「この人には頼んでも無駄」な空気感が出てくるので、できる人・やれる人にそのしわ寄せが行ってしまいがちなのです。

かつ、頼まれた側のできる人・やれる人も持ち前の根性で、割となんでも「できちゃう」「やれちゃう」が故、仕事を抱え込みすぎてしまい、不公平感が漂う傾向があります。

その上、仕事ができる人(特に女子!!)は、特に空気を読む能力が高く、他人への配慮や気配りなんかも自然にできちゃう人が多いので(だからこそ、仕事ができるわけだ)

誰よりも先に色々なことに気付いて先回りして準備したり、関わる人たちの思惑に板挟みになったり、不満をぐっとこらえて努力を続けられちゃうもんだから、にっちもさっちもいかないくらい、自分を追い詰めてしまいがちだと思うんです。

そうすると、なんだか全然努力が報われてない気がするし、みんなの都合のいいように使われてる気がするし、自分だけ損してる!ような気すらしてきちゃって、やりきれないですよね…。

あほかーーーーーーーーーーーーーーー!!

搾取ばっかりしやがって!!!

調子に乗って、甘えてんじゃねーーーーぞ!!!!

なめくさった奴ら、全員並べて後ろから一人ずつどついてやろうか!!!!!

とまぁ、暴言の一つも吐きたくなるわけですが(え?ならない?)、それすらも「ぐっ」と飲み込んで、何事もなかったかのように腹の奥底に留めるわけです。

周りは私に期待してくれているわけだから、やれるところまではやらないと…

私がカバーすれば、とりあえずうまく回るんだし…

私だってまだまだなんだから、堂々と文句言えるクチでもないし…

私がやらなかったら、仕事が回らなくてめちゃくちゃになっちゃうし…

私が手を抜いたら、お客さんが困るし…

私が本音で不満を口にしたら、傷つく人がいるだろうし…

お給料は我慢料なんだから、このくらい仕事のうちだと思わなくちゃいけないし…

「無理」って言ってみたところで、そもそも人手が足りないんだから、どうせ何も変わらないだろうし…

上司はどうせ私の気持ちなんてわかってくれないから、言っても無駄だろうし…

書いても書いてもネタが出てきますが(切実)…

結論「私がやらねば、誰がやる」状態。

そんなこんなを頭でグルグル考えちゃうと、「不満」「怒り」「悲しさ」と言ったネガティブな感情が確かにあったはずなのに、気付かない間に本音の自分を抑え込んでしまうんですよね。

むしろ

「この程度で弱音を吐くなんて、なんて自分は弱い奴なんだ!」

とか

「こんなに不満を感じて、暴言を吐きたくなってしまう私って、なんて腹黒い鬼畜生なんだ!」

とか

「期待に応えられない自分なんて、この職場にいる意味ないじゃん!役立たず!」

とか、自分の語彙を尽くした罵詈雑言を並べ立てて、気付かない間に自分を責める~責める~。

だから、漠然と苦しかったり、悶々としちゃうんですよね。あぁ、想像するだけで、しんどい。

シャドウが伝えるメッセージ

とはいえ、人間関係は「バランスの法則」が働くので、どうしたってできる人にはできない人、できない人にはできる人がセットで配分されやすいのが恐ろしい。

確かに、本気でできない人とできない人が組んじゃったら、全く仕事になりませんからね。(笑)

また、カウンセラーらしく心理学的に深掘りしてみると、「できない人」というのは「できる人」にとっての、「シャドウ」だったりもするわけです。

「シャドウ」というのは、「生きられなかった自分」。

つまり、自分の中にいたはずなのに、悪として否定され、いないものとして排除され、隠されてきた自分の一部。

悩める「できる人」の多くは、きっとすごくすごく努力を重ねて、今のそのポジションまで上り詰めたのだと思います。

その努力というのは、「できない自分」をダメなものとして、欠けた穴を埋めるように、足りないと感じるものを身に付けるための勇気ある挑戦の数々です。

その道のりは易しいものではなかっただろうし、文字通り血のにじむ努力をしてきた人もいるはず。

たくさん調べ物をして、本を読んで、人の話を聞いて、人のやり方を見て、自分に足りないものは何なのか?そして、それを克服するにはどうしたらいいのか?を、頭を使って考えながら試行錯誤してきたはず。

そして、嫌なことも嫌だと言わず、笑顔で引き受けて、何度も何度も挑戦するうちに、少しずつ自分の物になっていく過程を、苦しみながらも楽しんでやってきたのだと思うのです。

それって、向上心のなせる業だし、誰かの期待に応えたい、助けになりたいという優しさがあるからこそなんですよね。

そう、まず努力を重ね続けられること自体が「才能」なんですわ。

ただ、そういう向上心の強いタイプっていうのは、理想の自分が天井知らずな部分があるので(笑)、いくらやっても「自分はまだまだ」と、その価値を受け取れない場合が多い。

つまり、うまく自己肯定ができなくて、やってもやっても自分に厳しくなっちゃう傾向が強いのです。

私たちは、自分自身を通して他人を見るので(投影)、自分に厳しい目を向ければ向けるほど、他人に向ける眼差しも、無意識に厳しくなってしまいます。

人間って、自分自身への許容範囲の分しか、他人の事を許せないし、受け入れられないものなのです。

他人に対して感情が動くということは、その時点で何か共鳴するものが、自分の中にもあるということ。

だから、「本当はこんな自分もいたでしょ?無かったことにしたかったでしょ?でも、これもあなた自身の一部なんだよ。もう許して、受け入れてくれない?」と、できない人が自分にとっての「シャドウ」として亡霊のように目の前に現れて、許しを乞うわけです。

そう書くと、本当にあった怖い話みたいになっちゃいますが(ホラー系苦手)、シャドウが「許しを乞う」というよりはむしろ

「自分を否定して頑張ってきたけど、ちゃんと自分の価値を受け取って、そろそろ自分を肯定してあげた方が楽になるんちゃう?

というメッセンジャーでもあるのかな?と思っています。

ちなみにネガティブな投影との葛藤は、「シャドウ・ボクシング」なんて呼ぶそうですYO!言い得て妙やな~。(笑)

「できる私」の自覚が長年の呪いを解く

つまるところ、「できない人ホイホイ」になってしまう理由の根っこにあるのは、「自分の価値を受け取れていない」ということに尽きるような気がしています。

私たちは私たち自身の「当たり前」のフィルターを通して他人や世界を見ているので、自分にとって当たり前のことって、他人にとっても当たり前でしょ?と思いやすい。

私は、それをパートナーシップの中でことごとく学ばされたのですが(笑)、女子にとって「できて当たり前」なことは、男子にとっても「できて当たり前」だと無意識に期待しちゃうものですよね。

つまり、自分と相手を同じに見ちゃう。それが、男女のすれ違いの一番の原因なんじゃないかと。

でも、その期待はことごとく裏切られるわけでして

「こんなことにすら気付かないなんてあり得ない。あえて気付いてるけど無視してるんじゃないのか?」

という被害妄想や

「私のことを大切に思ってないから、気を使わないんじゃないのか?私って、愛されてないの?」

という疑心暗鬼に、悶々と悩まされることになるのです。(涙)

でも、男女の性差というものを知り、お互いの得手不得手というのを理論的に理解してから、パートナーに対して「しょうがねーな」と思えることが増えたように思うんですよね。

これが、その人の限界ならしょうがない、と。

だからと言って、自分だけが我慢して相手の分まで全部抱え込む、ということではなくて(やりがちですけど)

得意な方が不得意な方をカバーする、そのために誘導する、指示するということが、前よりはできるようになったんですね。

まぁ、それすらも「なんで、私ばっかりが考えて指揮を取らなきゃいかんのだ」という不公平感も無くは無いのですが(笑)、自分にも不得意なことがあることを素直に受け入れて、その部分を積極的に頼るようにしたら、それなりに公平だと感じられるようになりました。

自分にできることは、得意なことだったんだ!

自分にできないことは、不得意なことだったんだ!

そうやって、自分と相手の能力の違い(差ではなく、あくまで違い)を、ありのまま受け入れたって感じでしょうか。

頑張ればできなくはないけど…という部分は、積極的に手放して任せる。

逆に、頑張らなくてもできちゃうことだけ、楽にやる。

多分、気配りも努力もできちゃう人は、リーダーシップを取るのも得意なはずなんです。(あまり自分自身では認めたくない能力の一つかもしれませんが。笑)

だけど、パートナーシップでのリーダーシップは女性が取った方がうまく事が運ぶことが多いのです。なぜなら「コミュニケーション」は、”女性性”の要素だから。(うまく手の平で転がすってやつですね!)

上記は、パートナーシップの話ですが、仕事も基本的には同じなんじゃないかな?と思うんです。

ドラクエだって、戦士に魔法は使えないけど、魔法使いじゃ打撃で敵は倒せない。勇者は攻守万能かもしれないけど、一人じゃラスボスは倒せない。

それぞれの役割があって、それぞれの得手不得手があって、それぞれを補い合うからこそチームとして成り立つわけですな。

どうしても、ある分野において能力が高い人、低い人というのはいるわけで、努力ではカバーできない、生まれ持ったセンスというのもあります。

それのどちらが良い悪い、ということは本来ないのですが、仕事という現場においては、価値基準が明確なので、やっぱり能力が高い人、センスがいい人が重宝されるものです。

周りにできない人がいるということは、それくらい自分ができる人という証でもあるのです。

「できない」ことが見えてる時点で、自分はそのステージより一段上にいるから。

自分にとって「できること」が、たゆまぬ努力の結晶だとして、更にレベルの高い誰かと自分を比べて、自分は「まだまだこの程度」だと思っているとしても

それをちゃんと見てくれて、評価してくれて、その価値を知っている人が周りにたくさんいるからこそ、あなたはそこで信頼され、期待され、頼りにされているわけです。

まずは、その自分を受け入れた方がいいですよ~ってこと^^

前述の通り、努力できることも才能ですから。そして、努力の結果をちゃんと身に付けられるのも天性のセンスですから。

それは決して、みんなにとっての「当たり前」じゃないんだよ~!ってことです。

それを自覚するだけで、ちょっと大らかな気持ちになれたりするから不思議です。

「あ、私って、実はこんなに力を持っていたんだ。だったら、周りができない人に見えても、しょーがないよなー。」

って。

立派な魔王として君臨するためには

「私が本気を出したら、世界を滅ぼすなど、赤子の手をひねるよりも簡単だ。」

という自覚がないと、世界は一瞬で焼け野原になってしまうので、勇者が育ちません。(何の話?)

もう責めるのはやめて良し!

全部をカバーできなくて、無力感を感じる必要はないのです。

優しくなれなくて、罪悪感を感じる必要はないのです。

期待に応えられなくて、無価値感を感じる必要はないのです。

自分よりできる人と比較して、自己否定する必要はないのです。

だって、これまでずっと一生懸命やってきたでしょう?

自分なりにできることと、全力で向き合ってきたでしょう?

優しくなれない自分が苦しいのは、本当は優しくしてあげたいからでしょう?

誰かを手放しで責められないのは、そこに相手を思いやる気持ちがあるからでしょう?

どんなに苦しくても投げ出せなかったのは、助けたい誰かがいたからでしょう?

理想の自分にならなくちゃと思い続けてきたのは、その自分で周りに与えたいものがたくさんあったからでしょう?

そんな自分を、そんなに責めなくたっていいんじゃないかなあ。

時には、自分の尊厳を守るために、世の理不尽さに対して牙を剥いたっていいんじゃないかなあ。

って、私は思うんです。

だって、これまで積み重ねてきた自分って、ちゃんと見られてますから^^

自分がどんなに受け取らなくても、周りが実はいっぱい見てくれてますから。

直接言わないだけで、ちゃんと気付いてるし、知ってるんです。

そんなあなたが、たまに弱音や不満を吐いたからって、責める人なんて誰もいません。

むしろ、「そんなに抱え込んで、頑張らせてしまって申し訳ない」と思うんじゃないでしょうか?

だから、自分を優先して、NOと言っても、全てを投げ捨てても、逃げても辞めても大丈夫なんです。

そのくらい、ずーっと与え続けてきたんですから。

全然足りない!と思いながらも、自分の精一杯で誰かに与え続けてきた自分を知る。

それが、自分の価値を受け取るということでもあるのではないかな?と思います。

「本当はできる人なのは、私!」

そう自分で自分を認めてあげることが、自分にとって最大の労いであり、癒しになると思うのです^^

自分をまだまだだと思い込んで、本当の価値を受け取り切れない、頑張り屋さんのできる人たちが、もっと楽に与えることを楽しめますように!

▼自分の価値を受け取って、心を緩めたいあなたにオススメのイベントがありまっせ~。

ではまた。

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