子育て中の罪悪感を乗り越えるには、母の最重要任務が「自分を笑顔にすること」だと知ること【ココロノマルシェ】

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【子供が私と同じ道を歩んでしまうのではないか不安】

子どもって、想像以上に「お母さん」が大好きな生き物です。だからこそ、無意識に「お母さん」の視点を自分も理解したいと思って真似しようとするし、お母さんの価値観や考え方を通して、世界との関わりと学んでいくものです。

それくらい大好きで大切な人だからこそ、「幸せでいて欲しい、笑顔でいて欲しい」と願うのは当然のこと。それはきっと、親が子を思う以上に強い気持ちなのではないかな、と思うのです。

そんな家族の中心であるお母さんだからこそ、自分を幸せに、笑顔にするのはとても大事な役割なんです^^

子供が私と同じ道を歩んでしまうのではないか不安
毎日毎日イライラし、3歳と1歳の子供にびっくりするくらい大きな声で汚い言葉で怒鳴ってしまいます。 共働きですが、夫も家事...

毎日毎日イライラし、3歳と1歳の子供にびっくりするくらい大きな声で汚い言葉で怒鳴ってしまいます。

共働きですが、夫も家事には協力的だし、愛している気持ちもあります。

それなのに、ちょっと飲みに行く、仕事帰りに美容院へ行く、ということに対し、嫌悪感を出してしまう事にも罪悪感を感じています。

旅行へ行った時にも、夫にお酒を飲んでいいよと言ったのは私なのに、2人にご飯を食べさせながら自分が好きなものすら食べられない状況で、目の前でお酒を飲みながらご飯を食べる姿にイライラしてしまい、長く座っていられない子供を連れて、先に部屋へ戻るから。と、まともにご飯を食べてない姿を見せながら部屋は帰り、夫にも罪悪感を感じさせようとしている自分がいます。

週末夫に子供を任せて一人で出かける事にも罪悪感を感じ、本当は自分一人の時間があった方がリフレッシュになると思いつつ、なかなかそれも出来ません。

子供の夜泣きもあり、常に寝不足、身体も重たい、そんな時夫から求められると寝たふりをして断ってしまうんですが、夫を傷つけている事にも罪悪感を感じ、安心して眠りたいけど夫も満足させたい、板挟みです。

私の心の余裕のなさで子供にあたってしまっているとは思います。
自身も両親との関係で、しばらくカウンセリングやセミナーで自信を取り戻し、結婚も出来ましたが、子供が同じ道を辿ってしまうのではと不安です。

長文、乱文失礼しました。
何が悩みの根本なのかよくわかっていないような気もしています。

(めめさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

自分も子育て真っ最中の身でして、ついつい他人事とは思えず、回答させて頂きたいと思いました。よろしくお願いします。

3歳と1歳じゃ、まだまだ手がかかる頃ですよね~。

身の回りのお世話はもちろん、兄弟げんかの仲裁もあるかもしれませんし、とにかくまだまだ目が離せない時期だと思うので、常に気を張って子育てしなければいけないので、きっと心身共にとてもとてもお疲れなのだと思います。

>私の心の余裕のなさで子供にあたってしまっているとは思います。

とご自分でも書かれていらっしゃいますが、周りにイライラしちゃうのは、それくらい「心に余裕がなくなっているよー!」というバロメーターやサインだと思うんですね。

もしかしたら、めめさんは「子どもに怒鳴ってしまう自分」だったり、「心に余裕を持った育児ができていない自分」を責めている部分があるのかもしれませんが(だからこそ、こちらにご相談頂いているんだと思いますが)

余裕がなくなってしまうくらいに、必死に、一生懸命、真剣に子育てや家事や仕事と向き合っている証だと思いますので、まずは「毎日よく頑張ってる自分」を認めてあげて欲しいのです。

でも、頑張り屋さんのめめさんは、自分に対して「これくらいじゃまだまだ」と思っている節もありそうなので、なかなか今の自分に合格点を上げるのは難しいかもしれません。

だとしたら

「気付かないうちに余裕がなくなってしまうくらいに、これまで頑張ってやってきたんだなぁ」

「こんなに怒っちゃうくらい、必死に子育てしてきたんだなぁ」

「イライラしちゃうくらい、色んなことを詰め込んできたんだなぁ」

と、客観的に自分の状況を観察してみるだけでもOKです。

必死になればなるほど、視野って狭くなりがちなので、ちょっと一息ついて、深呼吸して、一歩下がって自分の状況を見る視点を持ってみるというのは、とても大事な事だと思うのです^^

身体の力を抜いて、自分の頑張りに気付く

ここでちょっと深呼吸してみましょうか。

大きく鼻から息を吸って、口から細く吐いていきましょう。

家事の合間にちょっとだけ横になって、身体の力を抜いてみるのもいいかもしれません。

一度、力を抜いてみると、普段どれほど自分が身体に力を入れて、過ごしていたかがわかるかと思います。

息を吐きながら、身体の端々まで伝わっていた緊張を、少しずつ解いていきましょうか。

指先の一本一本まで意識を向けて、身体が緩んでいくのを感じてみます。

その状態で

「毎日、こんなに力を入れて頑張ってきたんだねぇ。お疲れ様。」

と自分に労いの言葉をかけてみるのも良いかもしれません^^

あくせく忙しい時ほど立ち止まって、少しゆったりした気持ちを取り戻してみることを意識してみましょうね。

そもそも、そのくらいのお子さんを二人も同時に育てていること自体が、勲章ものなんですよ~。

子どもなんて、思い通りにならないのが当たり前だから、どうしてもイライラすることがあるのは当たり前だし、常にどこか緊張したり、力が入っているものだと思います。

だから、自分が今感じている気持ちを、全部ダメなことにしなくてもいいんです。

旦那さんへの嫌悪感も、お子さんへのイライラも、自分が感じている罪悪感も、ぜーんぶそのまま感じても大丈夫なんですよ。

だって、嫌なものは嫌だし、イライラしちゃうもんはイライラしちゃうし、そんな気持ちに対して「罪悪感」を感じてしまうのは、それくらいその感情を感じる相手を大切に思うからこそじゃないですか^^

どうでもいい相手だったら、ボロクソ言って、スッキリしておしまいです。

だけど、めめさんにとって旦那さんやお子さんは、大切で大好きな人だからこそ、自分が思いがけずネガティブな感情を抱いてしまうことを申し訳なく思っちゃうんですよね。

それはつまり、「愛してる」ってことですから^^

その自分の愛情に目を向けてあげましょうね。

だけど、どんなに愛してる相手だって、嫌な気持ちを感じる時も、腹が立つこともあるのが人間ってもんです。

常に心穏やかに、仏心全開で、みんなのワガママを聞けるわけないんです。

そんな人間として当たり前の感覚を、「悪者」にしないであげて欲しいなぁと思うのです。

罪悪感と愛は表裏一体なんて言うのですが、申し訳ない気持ちばかりに焦点が当たっている時は、自分を責めるしかなくなってしまいます。

だけど、その裏にある「愛」に気付くことができれば、自分を過剰に責める必要もなくなりますし、何より大切な人と、心と心でつながることができるんですね^^

なので、自分のネガティブな感情に焦点を当てるのではなく、それが生まれてしまう自分の背景を理解してあげて欲しいのです。

イライラするのは、心に余裕がなくなるほど頑張っているから。

罪悪感を感じるのは、そのくらい相手を大切に思うから。

そして、旦那さんに対しての「嫌悪感」は、もしかしたらめめさんが本当の気持ちを伝えられずに我慢しているから、感じてしまう気持ちなのかなぁ?と思いましたが、いかがでしょうか。

本当はわかって欲しい気持ちを、伝えられていますか?

それは、「助けて欲しい」という一言なのではないですか?

めめさんは今、色んなことを我慢して、一人で抱え込んでしまっているように思うのです。

だからこそ、旦那さんが自由に振る舞うことに嫌悪感を感じるし、同じように罪悪感を感じさせて、気持ちをわかってもらいたいと感じるのだと思うのです。

で、なぜそんなにも「我慢」してしまうかというと、自分にとっての「理想の自分」に反してしまうことに罪悪感を感じるからなのかな?と思いました。

どんな場面でも、常に夫や子どもを優先しなければ、と思っていませんか?

誰かを愛するには、自分を犠牲にしなければいけないという思いがありませんか?

>週末夫に子供を任せて一人で出かける事にも罪悪感を感じ、本当は自分一人の時間があった方がリフレッシュになると思いつつ、なかなかそれも出来ません。

と書かれているので、本当に自分がやりたいことだったり、自分を癒したり、楽しませたりすることのために、家族の時間を犠牲にしてはいけないと思っているのかもしれません。

そしてそれが、めめさんにとっての「理想の母親像」であり、「あるべき姿」なのかもしれません。

お母さんの笑顔は、家族の喜びであると自覚すること

これは、私の個人的意見ですが、”家族”ってやっぱりお母さんが笑顔でいる方がうまく回ると思うんですよね。

なかなか今は、そんな風に感じる余裕はないかもしれませんが、旦那さんもお子さんも、本当はめめさんに笑顔でいて欲しいと思っているはずなんです。

だけど、男性って察するのが苦手な生き物なので、旦那さんはめめさんが何を求めているのかがよくわかっていなさそうだし、お子さんたちはまだまだ小さいので、どうやってお母さんが笑顔になるのかがわからないし、うまく力になることができません。

だけど、いつも「めめさんが幸せだったらいいな」「いつも笑ってくれたらいいな」って思っているはずなんです。

そのくらい、旦那さんもお子さんたちも、奥さんであり、お母さんであるめめさんが大好きなんですよね^^

だけど、どんな人でも誰かを本当の意味で幸せにすることってできないんです。

いくらそのサポートができたとしても、本当の意味で自分を幸せにできるのは、自分しかいません。

だとしたら、めめさんが家族のためにできることは、「自分がどうしたら笑顔になれるか」を考えて、「自分が笑顔になれる選択肢」を生活の中で増やしていくことなのだと思います。

めめさんは、1人時間を作ってリフレッシュすることに罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、そこで我慢していることの方が、旦那さんにとってもお子さんにとっても、結果的には悲しいことになってしまうと思います。

だとしたら、多少自分の「理想の母親像」に反するとしても、勇気を出してリフレッシュできる時間を取る方が、長い目で見たら、みんなにとってwin-winな選択肢なのではないかな?と思うのです。

旅行に行って、子どもの面倒優先で自分だけお腹を空かせてるよりも、「私もご飯を食べたいから、子どもたちを見ててね」と言って、旦那さんにお任せして自分が食べたいものを食べる時間を取った方が、実はみんなにとって幸せな結果なのだと思います。

まだまだお子さんたちは小さいので、自覚はないかもしれませんが、「母親の犠牲」って、子どもは「自分たちのせい」と感じるものなのです。

だって、子どもにとってお母さんって、誰よりも助けたい、誰よりも大好きな人だから。大切な人を大切にできていないと感じることは、大人になって「罪の意識」や「無力感」として残りやすいものなのです。

そうやって、「罪悪感」や「自己肯定感の低さ」というのは世代間で連鎖していってしまうんですね。

親の「幸せな姿」を見せることが、子どもの自己肯定感につながる

>子供が同じ道を辿ってしまうのではと不安です。

と書かれていますが、本当に子どもって親のことを見ています。

親の直接的な言動以上に、生き様や考え方を見て学んでいるんです。

だから、もしお子さんに幸せになってもらいたいと思うならば、まずは自分が幸せにならなきゃあかんのですよ。

親として「幸せな生き方」を、子どもに背中で見せてあげる必要があるんですね^^

だとしたら、めめさんはもっと幸せでいなくちゃですよね。

自分を喜ばせて、楽をさせて、笑顔になれるような、幸せを感じられるようなことを、自分にたくさん与えてあげなければいけません。

そうすることで、心に余裕が生まれますし、そうすれば周りの人たちにも自然と優しくできるはずです^^

なので、まずは日々の自分の努力をしっかりと労い、認めてあげること。

自分の笑顔でいられるよう、責任を持つこと。

抱え込みすぎている自分に気付き、周りの人に助けを求めること。

それが、めめさん家族の幸せにとって、とても大事なことなのではないかなと感じました。

最後に余談ですが、先ほども書いた通り、やっぱり男性って察することが苦手な生き物だと思っています。

例えば夜泣きの声も、女性はすぐに気付けますが、男性って横でグーグー寝てたりしますよね。(苦笑)

あれって、「男性は、脳の構造的に赤ちゃんの泣き声に反応しにくい」なんて結果が出ている研究もあるそうなんです。

進化の過程で、本能的に男女の役割が分化されていて、どうしても性差による得手不得手があるように思います。

なので、家庭内でのリーダーシップは、どうしても女性が取らざるを得ない場面が多いように思うんです。

だから、もちろん最初は罪悪感を感じると思いますが、旦那さんに対しては、はっきりと自分が求めていること、今やって欲しいことを言葉にして伝えることが重要だと思うのです。

しんどい時は、しんどいって言いましょう。

やって欲しいことがあるなら、やって欲しいと伝えましょう。

助けて欲しいことがあるなら、相手に助けさせてあげましょう。

それは結果的には、男性の「自信」にもつながるものなので、遠慮せずに頼ってしまって大丈夫なんですよ^^

自分のひとり時間を作ることもそうですし、旦那さんに頼ることもそうですが、いつもと違うことをするには、ちょっとだけ勇気が必要なこともありますが、ぜひ自分を笑顔にするチャレンジとして、一歩踏み出してみてくださいね~!

めめさんが、毎日頑張っている自分を認めて、自分が笑顔でいられる選択肢を増やしてあげて、家族の協力を得ながら、家事や子育てを楽しんでいけることを心から祈っています!

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