ありのままの自分を出すのが怖い時は、ありのままの自分の素晴らしさを探し続けよう【お悩み相談室】

お悩み相談室

先日、お悩み相談を頂いたKさんから、感想と共に、一歩進んだ先に出てきた新たな悩みをご相談頂きました~!

ありのままの自分、本当の自分、素の自分…これまで隠さなければいけないと思う気持ちが強かった分だけ、それを出すことの怖れは付き物なのだと思います。

まずは、「ありのままの自分」でいたことで攻撃された過去の傷に寄り添い、癒すこと。そして、まずは自分自身で「ありのままの自分」の素晴らしさを認めていくこと。

結局は、自己肯定感よね~っていうお話に尽きるのですが。

先日は、苦しくてどうしようもなくて、サトヒさんのお悩み相談に相談させていただいたんですが、その解答が、とてもとても感動する内容で心に沁みました。ありがとうございました。心から感謝します。

そして、そこから一歩進んだ悩みが出てきたので、もう一度相談させてください。

私は自愛を始めて約8ヶ月なんですが、自愛とは、苦しまないことだと思ってました。しかし、今私が感じるすべてのことに対して許可を出していくということを教えていただき気づきました。するとどんどん開放されていく私がいました。

そして、開放されたことでありのままの私がでてきました。

すると、私のありのままの姿は変わっているので、周りからどんどん嫌われているような過去の不安がよみがえりました。

また昔のようにありのままの私で振舞っていると、無視されたり虐められたりする。静かに黙っていないと!と心が苦しくなります。

本当の私でいるということも苦しくなります。どのようにしていいかいい方法があれば教えていただきたいです。

(Kさん)

弟子29号、サトヒです!

Kさん~!!!感想を書いていただき、本当にありがとうございます!!

ブログの回答ですと、いつも一方通行な感じがしているので、このように読んだ感想など頂けると、本当に励みになります。嬉しいです!

前回の回答が、何かしら心に響くところがあって、本当に良かったなと思うのですが

そこからまた、一歩進んだお悩みが出てきたということですね~!

めちゃくちゃ順調ですね!

心って玉ねぎの皮みたいなものだと言われて、剥いても剥いても何かしら出てくるものだと思うのですが、剥がれれば剥がれるほど身軽になっていって、本質の自分というものにどんどん近づいてくるんだと思うのです。

だから、悩むことは無駄じゃない。

自分らしさを取り戻していく、大切なプロセスなんですね^^

そうやって終わりなき旅ともいえる、自分との対峙を続けているKさんが、勇敢で頼もしいです。

怖れは本質に近づいたというサイン

>私は自愛を始めて約8ヶ月なんですが、自愛とは、苦しまないことだと思ってました。

8ヶ月も、自分を愛そうと頑張ってこられたKさんは、本当に頑張り屋さん。

ただちょっと気になったのは、「自愛とは、苦しまないこと」という部分。

「苦しまないこと」と決めてしまうと、苦しんでいる自分を認めることができなくなって、逆に苦しくなってしまわないかな?と心配になりました。

>今私が感じるすべてのことに対して許可を出していくということを教えていただき気づきました。するとどんどん開放されていく私がいました。

とあるので、おそらく、どこか苦しまないように頑張りすぎてしまった部分もあったのかもしれませんね。

Kさんがご自身で気付いたように、自愛の本質って、”どんな自分も肯定する”ということだと思うんです。

だから、苦しまないようにするのではなく、苦しんでいる自分にもOKを言ってあげること、それが自愛になるのではないかな?と。

なので、良い気付きにつながって、本当に良かったなぁとしみじみ感じています。

>そして、開放されたことでありのままの私がでてきました。

「こんな自分でもいいの?」「こんな自分でも大丈夫?」と感じながらも、出てくる自分全てにOKを出し続けていくと、心がどんどん安心して、リラックスして、本来の自分・・・つまり自然体で無理をしない、正直な自分というのが出てくるんですね。

ただ、その”自然体の自分”は、過去何かしら傷つくような経験があって、隠さざるを得なくて隠してきた部分だと思うので、きっといざ出ようとすると「本当に、こんな自分でも大丈夫なの?」っていう怖れがついてくるものだと思うのです。

だから、怖れが出るということは、それくらい自分の本質に近い部分に触れたということなんですよ^^

変わっている=ユニーク

ちなみにKさんは、ご自分のことを「変わっている」と思っているようですが、「変わっている」って、どういう部分をそう感じているのかなぁ?と聞いてみたくなりました。

人間誰しも、何かしら変わっている部分は持ち合わせていると思うんですけどね~。

前回の回答で書いたとおり、日本人には「同調圧力」がかかりやすいので、多数派ではないことをネガティブに捉え、排除したがる傾向はあるかもしれません。

でも、私は「変わっている」ってすごくいい言葉だと思うんですね。

だって、他の人とは違う、個性的でユニークで特別な存在ってことじゃないですか。

以前ブログに書いたことがありますが、ユニークって素晴らしい才能だと思うのです。

それはつまり、誰とも似ていない、この世にたった一人の私という意味だから。

堂々と、誇りに思っていい言葉だと思うのです。そう、褒め言葉なんですよ。

ただ、Kさんは「みんなと足並み揃えるべきである」「枠をはみ出してはいけない」「人と違ってはいけない」という自分に対する制限があって、変わっていることをダメなことと思ってしまっているのかもしれませんね。

それはきっと、無視されたり虐められたりするという、過去の辛い経験があったからこそなのだと思います。

その無視されたり、虐められるという原因を、Kさんは自分だけのせいにして、たった一人で背負いこんでしまったのだと思います。

「私が変だから」
「私がおかしいから」
「目立ってはいけない」
「本当の自分を、人に知られてはいけない」

と、本来の自分らしさの輝きを、封じ込めてきてしまったのだと思うのです。

ありのままの自分を解き放とう

Kさんは、「アナと雪の女王」という映画を、見たことがありますか?

あれはまさに、そんなお話ですよね。

自分の本来持った魔法の力で、誤って妹のアナを傷つけてしまった経験から、「自分らしさ」を悪いものとして否定し、隠そうとし続けてきたのが姉であるエルサなんですね。

「Let it go」は、そんな自分を制限する思考の枠から、本当の自分を解き放つ、魔法の歌なのだと思います。

歌詞を和訳してくれているサイトがあったので、ご参考まで

ありのままの自分を出したことで、無視され虐められた経験のあるKさんにとっては、その自分を再び出すということは、とても勇気のいることでしょう。

その当時の自分は、どんなことを感じていたのでしょうか?

悲しかったし、悔しかったし、そんなことをするクラスメイトたちへの怒りも、きっとたくさんあったはずです。

まずは、その気持ちに寄り添ってください。

そして、その頃の自分に「あなたのせいじゃないよ」と伝えてあげてください。

その無視したり、虐めたお友達にも、きっと何か弱さがあって、そうせざるを得ない理由があったのかもしれないし、もしかしたら、お互いに何らかの誤解があったのかもしれません。

だから、Kさんだけのせいじゃないのです。Kさんが悪かったからじゃない。

だけど、その経験で傷ついてしまったことは事実です。だから、まずはその気持ちにしっかりと寄り添って、慰めてあげて欲しいのです。

もう自分を責めなくて、大丈夫です。

変わっている自分を、ありのままの自分を、ダメなものとして、隠そうとしなくていいんです。

マントを脱ぎ捨てたエルサのように、本来の自分の力を思い出し、それを必要としている人たちに届けてあげてください。

怖れを感じている自分も含めて、「そのままのあなたでいいよ」って言ってあげてください。

誰とも違う、ありのままの自分を、そのままで許してあげてください。

きっと、それを否定しているのは、他の誰でもない自分自身だから。

それこそが、真の自愛であり、自己肯定ということなのだと思います。

Kさんが、ありのままの自分をゆるし、本来の輝きを取り戻せることを祈っています!

焦らずゆっくり、自分を支え続けてくださいね。

また、何かあればいつでもご相談ください!

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