親密感の怖れと離婚問題【ココロノマルシェ】

ココロノマルシェ

【親密感の恐れの克服について】

親密感の怖れがあろうが、罪悪感や無価値観にまみれていようが、ちゃんと幸せになれますし、頭であれこれ考えなくても、今感じている深く熱く大きな愛に自信を持てさえすれば、全部大丈夫なんです。

ご自分の本当の気持ちに寄り添い、愛に自信を持ち、自分の求める理想のパートナーシップを手に入れる許可を自分に与えてあげて欲しいのです。

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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

親密感の恐れの克服について
はじめまして。 いつも勉強させていただいております。 よろしくお願いします! 現在、夫の不倫と借金が分かり、夫の要望で別...

はじめまして。
いつも勉強させていただいております。
よろしくお願いします!

現在、夫の不倫と借金が分かり、夫の要望で別居中です。(夫は離婚したい、私はしたくない)

その間、私を磨く期間だと思い、色々本を読んだり、したかった仕事をしたりと過ごしています。

勉強したり、カウンセラーさんとお話しさせていただく上で、彼には「親密感の恐れ」「罪悪感」「無価値感」など当てはまるようです。

これを知った時には「どう対応するか」と思っていましたが、「投影」と考えれば私の内面を映していると思うようになりました。確かに、私にもこの3つが当てはまります。

そうとすれば、「親密感の恐れ」はどのように克服できるのかが分かりません。(借金を隠していたのも親密感の恐れが関係しているのでしょうか?)

また、罪悪感をパートナーである私に持っているように思います。しかし、不倫相手の彼女もパートナーとなるので、彼女にも罪悪感を持つことになるのでしょうか?だとすれば、私と彼女を罪悪感の天秤にかけて選ぶのか…?など考えてしまいます。

それと、お恨み帳を書いていくうちに「夫が私の内面を映してくれていて、ここまで体を張って教えてくれているのはすごい愛なんじゃないか」と勝手に解釈してしまいました。これは間違いでしょうか?

先日、夫から手紙が届きました。内容は離婚にも触れず、現状報告だったのですが、手紙を読むと「夫が別れたいと言っていたのはいっときの感情で手紙を読むとなんとなく『別れないんじゃないか』」と思ってしまいます。

なんとなく、本当になんとなくですが、夫が近づいて来ている感じがし、今、私が私自身にストップをかけようとしているように感じることがあります。(近づいて来ている感じはほぼ勘違いかもしれないです(´-`))現状は何も変わりないので宙ぶらりんなのですが。

勝手にポジティブに無理矢理な解釈しすぎでしょうか?それとも視点が変わったのかしら?などとまたこじつけたように解釈しています。また、手紙には子供のことには一切触れておらず「触れられる心情じゃないのね」という思いでしたが、友人からは「自分のことばかりで子供のこと何とも思ってないんだね」と言われ、そういう解釈もあるなぁと思いました。

感情に蓋をして「ポジティブ解釈」を始めたのか、それとも「本当に私の視点が変わり始めたのか」気になります。

最後ですが、私は傷つきたくないので夫が住んでいる家を見に行こうとは思わないのですが、「行かなくていいの?」と言われ現実をしっかり見るべきか悩みます。(一応彼女とはもう会わないとは言っています)

長くなって申し訳ありません。
お聞きしたいのは以下4点です。

・親密感の恐れを克服するには
・私と彼女への罪悪感を天秤にかけて選ぶのか
・ポジティブ解釈は「感情に蓋をしている」のか「視点が変わった」からか
・別居の夫の家を見にいく方がいいのか

ご教授お願い致します。

(とーますさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

”ライフワーク研究家”を自称しておりますが故、パートナーシップのご相談には回答する機会が少ない私なのですが、こちらのご相談が目に入り、なんだか気になってしまったので、僭越ながら回答させて頂きたいと思います!

とーますさんは、旦那さんとの別居をきっかけに、色々とご自身を見つめなおしてこられたんですね。勉強したり、カウンセリングを受けたり、本を読んだり…本当に、よく頑張ってきましたね^^

旦那さんとの別居のきっかけが、旦那さん側の問題であったにも関わらず、手放しに相手を責めることをせずに、ご自分と真剣に向き合おうと思えることは、とーますさんの真面目さであったり、愛情深さの表れなのではないかなと感じました。

さて、とーますさんからのご質問がわかりやすくまとまっていたので、その順番でお答えしていきたいと思いますね!

① 親密感の恐れを克服するには
② 私と彼女への罪悪感を天秤にかけて選ぶのか
③ ポジティブ解釈は「感情に蓋をしている」のか「視点が変わった」からか
④ 別居の夫の家を見にいく方がいいのか
① 親密感の恐れを克服するには

まず、「親密感の怖れ」ってなんやねん?という話なんですが、私自身あまり理論的に理解していないのですが、ざっくり言うと「つながりたいはずの相手に近づけない状態」だと思っています。

本当は仲良くなりたいけど近づけない。相手と距離が縮まると逃げてしまう。関係がうまくいきそうになると、ぶち壊してしまう。敢えて近づけない相手を選んでしまう…などなど。意志とは裏腹に、無意識でそうしちゃうんですね。

根本にあるのは、「傷つくことへの怖れ」と言われています。

過去の人間関係の中で、大きなハートブレイクを経験したことで、「またあんな気持ちを感じるのは嫌だ」と、痛みを避けようとして人と距離を置こうとしてしまう心理だそうです。

で、親密感の怖れを癒すにはどうしたらいいのか、という話になると、「怖れを乗り越えて、つながるべし!」とか「怖れよりも、愛を選ぶべし!」という元も子もない話になってしまうのですが(汗)

頭で考えるほど簡単にいく話でもないと思うので、まずはご自分の心にあるわだかまりや痛みを癒してあげるのが良いのではないかなと思います。

なので、もしとーますさんと個人セッションをするならば

なんで親密感の怖れを抱くようになったの?何か思い当たる経験はある?

罪悪感や無価値感を感じるのはどういう時?

家族との距離感はどう?お母さんやお父さんとは仲良し?兄弟はいる?

というあたりは、もう少し深堀りして聞いてみたいところなので、その辺からご自分の過去を振り返ってみると、何か今につながるヒントが見つかるかもしれません^^

ちなみに、今のとーますさんが「親密感の恐れ」を癒したいと思うのはなぜなんでしょうね?

何のために、どうなりたくて、「親密感の恐れ」を癒そうと思うのでしょう。

もちろん、今の最優先事項は「旦那さんと離婚しないため」なのだと思いますが、私は離婚するしないよりも、とーますさんが幸せを感じながら生きられるようになることの方がずっと重要だと思うのです。

離婚したい側と離婚したくない側では、どうしても離婚したくない側が依存のポジションに立たされます。つまり、追う側になってしまうんですね。

そうすると、どうしても考えの軸が「旦那さん」の方に移ってしまって、自分の気持ちが相手の言動によって左右されやすくなってしまいますし、相手の態度によって自分の存在価値が決まるような錯覚を起こしてしまい、相手に愛されることが自分の価値の証明のように思えてしまいます。(あくまで錯覚です!)

いわゆる「他人軸」な状態になっちゃうんですね。

これまでは、旦那さんとの離婚を避けるために、できる限りのことを、自分なりにずっとがんばってこられたのだと思います。

だけど、とーますさんにとっての幸せって?理想のパートナーシップって?

そこを、今一度考えてみて欲しいのです。

そして、これまで努力してきたこと、今もなお努力し続けていることの理由と目的を、「自分を幸せにするため」「自分が幸せに生きるため」にしてあげて欲しいと思うのです。

② 私と彼女への罪悪感を天秤にかけて選ぶのか

ごめんなさい、こちらの質問の意図がよくわからなかったのですが、この質問の根っこにあるのは、とーますさんの不安な気持ちなのかな?と勝手に解釈しました。

つまり、夫が彼女を選んでしまうのではないか?という不安です。

罪悪感って、個別に感じ分けできる気持ちではないと思うので、多分旦那さんはとーますさんに対しても、不倫相手に対しても、どちらに対しても何かしらの罪悪感を持っている可能性はあると思います。

ただ関係性が近ければ近いほど、深いところにある感情が出てきやすいものなので、もしかしたら妻であるとーますさんに対しての方が、より罪悪感を強く感じやすい傾向はあるかと思います。

だからこそ、耐え難いほどの罪悪感からの逃避先として(いわゆるアンダーグラウンド)、旦那さんには不倫相手が必要だったのかもしれません。

でも、罪悪感って、そもそもが愛情なんです。愛があるから、罪悪感を感じるんです。

「申し訳ない」は、そのまま「愛している」に変換できちゃうくらい表裏一体な感情です。

だって、大切な相手だから、喜ばせたい相手だから、幸せにしたい相手だから、それができない自分をふがいなく思い、相手に対し罪悪感を感じるものですよね?

なんとも思っていない相手に、罪悪感なんて感じないんです。

好きで、愛して、結婚した相手を、幸せにできていない自分。与えるべきものを、ちゃんと与えられていない自分。

男性だったら、より強く罪悪感を感じるシチュエーションだと思います。

だけどそれは、きっととーますさんも同じなんじゃないでしょうか?

とーますさんが、旦那さんに対して罪悪感を感じている部分があるなら、それは旦那さんを大切に思い、幸せにしたいという気持ちそのものなのではありませんか?

人は、愛せないことに罪悪感を感じる生き物なのだそうです。

相手を愛しきれなかった痛み、十分に与え切れなかった苦しみ、そういった感情が罪悪感として、自分を牢獄に閉じ込めて、罰を与え続けてしまうんですね。

私は、パートナーシップは鏡だと思っています。

とーますさんが気付いたように、ご自身の中に「罪悪感」や「無価値観」があるのなら、その裏にある旦那さんへの愛を見つけ出して、そちらにフォーカスしてあげませんか?

彼を責めるのではなく、どんなに苦しくても真剣に自分と向き合いたいと思うほど、旦那さんを愛したいと思う自分の愛の強さに、もっと自信を持ってもいいのではないでしょうか?

そうやって、ご自分が与えてきたもの、与えられるもの、受け取ってきたものの価値を見直すことで、ご自分の価値そのものに気づくことはできませんか?

③ ポジティブ解釈は「感情に蓋をしている」のか「視点が変わった」からか

とーますさんの「ポジティブ解釈」が、感情に蓋をしているせいなのか、これまでの努力によって視点が変わったせいなのか、ご相談内容を読む限りは、一概にはどちらと言えるわけではない気がします。

もちろん、これまでたくさんの視点を学んできた中でご自分の中で変化した考え方もあると思います^^

ただ、とーますさんの心のどこかに、出来事をポジティブに解釈することで、目を背けたいほどの辛い気持ちがある可能性もないとは言い切れません。

それを切り分けるには、とーますさんがご自分の心に聞いてみるのが一番だと思います。

私、無理してない?

本当は辛い気持ち、見ないフリしてない?

本当は彼に対して怒りたくなる気持ちもあるんじゃない?

本当は寂しくて辛くて、いてもたってもいられないような時があるんじゃない?

そんな風に、丁寧にご自分の気持ちに触れてあげて欲しいのです。

お恨み帳を書いたとも書かれているので、もしかしたらご自分のネガティブな思いは、既に十分向き合っていらっしゃるのかもしれません。

ただ、自立して、普段から一人で色々なことをどうにかしようと頑張れちゃう人ほど、あまりにも強いネガティブな気持ちを感じた時に、その気持ちを感じなくて済むように、方法論や理論理屈でどうにか現状をコントロールしたくなってしまうものなんですね。

それって、ある種の自己防衛機能みたいなものかもしれません。

だけど、やっぱり一度感じてしまった気持ちは、どんなに見ないようにしても、感じ切って消化するまでは、いつまでも心の奥に居座っていまうものなんです。

でも、その感情を認めてしまったら、自分がどうしようもないくらいに落ち込んでしまうとか、もう立ち直れないんじゃないかとか、もしかしたら、相手との関係が終わってしまうんじゃないかとか

そんな不安が津波のように押し寄せてきそうなのが怖くて、どうにか思考的になることで自分を保ち、「うまくいくための方法」を探し続けてしまうということがあると思っています。

それって、ほんとにしんどいことだと思うんです。

出来事をポジティブに変換できるようになったことは、とても素敵なことだと思うので、自分の心の成長分はきちんと認めるとして

思考に偏りすぎて自分の心を見失わないように、時折自分の心の状態を気にかけてあげるのが良いと思いますよ^^

>先日、夫から手紙が届きました。内容は離婚にも触れず、現状報告だったのですが、手紙を読むと「夫が別れたいと言っていたのはいっときの感情で手紙を読むとなんとなく『別れないんじゃないか』」と思ってしまいます。

そうそう、男性と女性の「離婚する!」って意味合いが違っているそうで、男性は「これから離婚のために色々準備を始めるぞ!」という戦いののろしみたいなイメージ、それに対して女性は「もう離婚確定!」という事後報告的宣言なんだそうです。(笑)

女性的感覚からすると、男性に「別れたい」なんて言われたら、「もう別れる」という確定事項のように感じられてしまうけど、実際は全然そうじゃないってことです。

なので、手紙を読んでとーますさんが感じた感覚は、あながち間違っていないと思いますよ^^

あまり彼の言葉に一喜一憂せずに、余裕かましてどーんと構えていたら良いと思います!

お子さんのことについても、元々が罪悪感の強い旦那様ですから、なかなか自分にとって引け目のあることには、堂々と触れられないのではないでしょうか。

気にかけていないから、というよりは、気にしすぎて言葉にできないということもあるかと思いますので、あまり周りの人の言葉は気にせずに、「触れられる心情じゃないのね」というご自分が感じた気持ちを信じてあげて欲しいです^^(実際そうなんだと私も思います。)

④ 別居の夫の家を見にいく方がいいのか

まぁこれは、「とーますさんはどうしたいの?」と聞くしかありませんな。正解はとーますさんの中にしかないので。

ただ、傷つきたくないという気持ちと、現実を見るべきという気持ちで葛藤しているのだとしたら、私は「~したくない」という気持ちの方を大切にした方がいいんじゃないかなと思います。

傷つくかもしれないと思って、あえてその行動を選ぶのは、ある意味”自分いじめ”みたいなものでもあると思うのです。

今は無理に行動を起こさなくても、自分が「見に行ってもいいかな」「見に行こうかな」と思うタイミングで良いのではないでしょうか^^

必要があれば、否応なしにそういう流れが来たりするものですしね。

これまで、とーますさんはいっぱいいっぱい頑張ってきました。

旦那さんとの関係を取り戻すために、たくさんのことを学び、自分と向き合い、努力を重ねてきましたよね^^

まずは、その経緯そのものがとーますさんをここまで成長させ、ステキな女性に変えてくれていることに気づいてくださいね。

そして、そんなにも努力を重ねられるほどに相手を思い、傍にいたいと思える自分の愛の深さに自信を持ってくださいね。

親密感の怖れがあろうが、罪悪感や無価値観にまみれていようが、とーますさんはちゃんと幸せになれるんです。

頭であれこれ考えなくても、今感じている深く熱く大きな愛に自信を持てれば大丈夫なんです。

そんなにも人を愛せる自分が、幸せになれないわけないじゃないですか^^

どうか、ご自分の本当の気持ちに寄り添い、愛に自信を持ち、自分の求める理想のパートナーシップを手に入れる許可を自分に与えてあげてください。

今回の出来事は、とーますさんがこの人生でどんな風に愛されたいのか、どんな風に愛していきたいのかを、今一度見つめ直すチャンスが与えられたのだと思いますよ。

とーますさんが、ご自分の愛を惜しみなく表現できる、深いつながりを感じられる理想のパートナーシップを実現できることを心から祈っていますね!

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