I LOVE 心理分析!

ライフワーク

愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

いやー、先日超久々に夫にブチ切れてしまいましたよ…。娘ドン引き。

原因は、本当にどうでも良い些細なきっかけだったのですが…

夫が娘のお迎えに行ったとき、私がうとうとしてて夫からの電話に気が付かなかったんですね。

そしたら、娘が返ってきたと同時に、「パパが、なんで電話にでないんだよ、バカ。って言ってたよ」といらん突然の告げ口をしてくれるわけです。

それを聞いた私、突然頭の中の何かのスイッチが入って「バカってなんなのよーーーーー!!!」とシャウト。(笑)

その後、号泣しながら罵詈雑言をのたまい、ふてくされてふさぎこむという失態に出ました。いやー、我ながら、情緒不安定ぶりがヤバくない??(笑)

そもそも、最近は涙もろすぎて、わさおの追悼番組で号泣したり

LINE漫画で読み始めた「彼氏彼女の事情」で号泣したりしておりました。

くっそ面白い。今なら5巻無料だって!

梅雨だしね、低気圧だしね、乙女には色々事情があるわけよ。

さ、気を取り直して、今日の本題です。(夫婦喧嘩は、その後夫の謝罪によって円満に解決いたしました。結論、バカとは言っていないそうです。笑)

もう、日常があっという間に過ぎすぎて、書こうと思ったタイミングをかなり逸脱しているのですが

先日、神戸メンタルサービス代表の平さんという方の心理分析講座にオンライン参加してみました。

平さん、我らが根本師匠のお師匠様だそうで、色々と噂には聞いていたものの、なかなか拝見するチャンスがなかったのですが

親愛なるお弟子仲間の情報により、一般公開されている講座に初潜入できたのでした。(ありがとー!!!)

講座自体は結構な長丁場でして、10時開始で18時近くに終了という一日もの。

基本的には、カメラOFFしてずーっと寝転びながら聞いていただけだったので(我ながらひどい姿や)、楽っちゃ楽でしたが、なぜかわからないけど途中から涙が止まらなくて、後半はほとんど号泣しながら話を聞いていました。

平さんの第一印象は、ドラえもんと恵比須様を足して2で割って、劇団調の漫談家にしたみたいな方だなと思ったのですが(率直かつ正直な印象です!)

ちょいちょい時事ネタ(その時は、ちょうど渡部不倫問題が騒がれていたので、その話が大半)を挟みつつの饒舌ぶりに、最初は終始大笑いしながら話を聞いていたんですがね…

なんだろうなぁ、決して泣かせるような雰囲気も感情も特段出していないように見えるのに、なぜか心の奥深くの琴線に触れて、ごおごおと涙が出てくる話が多くて。

中でも印象に残ったのは

「愛してあげられないことほど、辛いことはない」

というお話。

愛されない事よりも、愛せない罪悪感の方が、実はよっぽど辛いのだそうだ。

私もそうだったけど、親から愛されないことに苦しんでいるように見せかけて、実際には、「愛してもらえなかったという思い込みで、相手を素直に愛せない」ことの方が苦しいことなんだと。

そのくらい、愛せないことは辛いのだと。そのくらい、人は愛せないことに罪悪感を感じるものなのだと。

それを聞いて、泣いたよね。

そうか、確かにそうだったのかもしれないなぁと。

私は、思うように愛してもらえなかったことで親を憎み、そのせいで素直に親を愛せなくなった。

その苦しみは、愛されないことへの痛みだと思い込んでいたけど、実はそうじゃなかったのか。

素直に愛することができない、愛を与えられない、愛することを止めてしまった自分への罪悪感が、一番自分を苦しめていたのだ。

罪悪感によって、自分自身を許せないことが、一番自分を苦しめていたのだ。

そうか…確かに、そうだったんだろうな、と思う。(2回目)

それ以外にも平さんの話は、すごく本質的で、私が自分なりに学んできたこの世の仕組みのようなものにすごくリンクしていて、聞いてて居心地が良かったのです。

途中、「奇跡のコース」からのお話も引用されていて。

癒すとは幸せを作ることです。あなたに自分自身を喜ばせる機会がどれくらいあったか、そして、その機会をどれくらいあなたが拒絶したかを考えるようにと私はあなたに言いました。

(奇跡のコース 第1巻/ 第5章 癒しと完全性より)

私の中で、スピリチュアル界のバイブルだと勝手に思い込んでいる本。

Bitly

昔、まだ翻訳版が出ていない頃に英語版に挑戦しようとして意気込んで買ってみたものの、すっかり挫折してたので、Kindle unlimitedで翻訳版を読み始めたよ!

エゴが強すぎると、眠くなっちゃって読めないらしい…。案の定、エゴまみれな私には言い回しが複雑すぎて、全くページが進まないよ…。あまりにも時間かかるから、普通に紙版を買った方が安いような気さえしてきた。(笑)

そんな平さんのお話を聞いて、私も、愛や人の心について、当たり前のように、堂々と語れる人になりたいな~、というのが今回抱いた大きな感想の一つです。

あとは、今回弟子講座でもやったように、ケーススタディと言ってご相談事例をいくつか取り上げながら、分析のポイントを学ぶということを4問やったのだけど

くーーーーーーーーーーー、私やっぱり心理分析が大好きなんだよね!!!

と改めて、実感した次第。(笑)

弟子講座でも、ケーススタディの時間はすごく好きだったことを思い出す。

限られた言葉と情報から、その人となりや問題の背景をアレコレ勝手に考えて、「その人が、どうしてこのような考え方に至ったのか」を想像するのが、とても好きなのだ。

それが正解か、不正解かは別として、自分なりに相手を理解しようとするプロセスそのものが心地よく、とても好きなのだと感じた。

私にとって、心理分析は愛情表現の一つなんだと思う。

以前、こんなブログを書いたのだけど

私は、親に対して「わかって欲しい」という気持ちが強い子どもだった。

わかってもらうということが、私にとっては愛されているという証でもあった。

だから、今でも気持ちを理解してもらえないような状況にめっぽう弱くて。(苦笑)

すぐ感情的になって、切れてしまう。寄り添ってもらえないと感じることが、とても苦手。

だから、放置プレーも嫌い。あれ、ただのかまってちゃん?(笑)

私にとって

「なんでわかろうとしてくれないの!?」

は、

「なんで愛してくれないの!?」

と同義なのである。

そのくらい、私自身が他人に理解を求めるから、私も他人を理解しようという思いが強いのだろうな。他人からしたら、いらんお世話なのかもしれないけど。

結局、人間は自分のして欲しいと思うことを、相手に与えようとしてしまうものだから。それを愛情だと思い込んで、自分なりに表現するしかできないから。

平さんは、講座の冒頭で

「どうして、目の前のクライアントが愛からずれてしまったのか?」

を探すことが、心理分析の役割だというようなことをおっしゃっていた。

その根底にあるのは、全ての人が「愛」そのものであるという前提なのだ。

全ての人の自然な状態は「愛」であって、そこに戻してあげるのが、カウンセリングとかセラピーの役割なのだと思う。

愛というセンターにつながる、つまり自分の内側の深いところにある静かで平和な感覚とつながることを”センタリング”と呼ぶらしいのだけど、センタリングができている時は、「心にゆとりがあって、幸せを感じられる状態」なんだそうだ。

誰でも、そこに戻ることさえできれば、本来の「愛」としての自分を自然に、素直に表現して、惜しみなく愛を与えることができるようになる。

それが、本来の理想的かつ自然なあり方なのでしょうね^^

だから、そこに戻るだけで楽に、幸せになれる。

だけど人間は、経験や知識から、色々な思い込みを抱えて生きていて、そのせいで敢えて自らを「愛」という中心から引き離してしまうようなことがあるわけで。

そのズレを修正するために、何かのきっかけで抱え込んだ誤解を解いて、改めて自分自身や大切な人たちとつながるためのサポートをすることが、カウンセリングの大きな役割なのかもしれません。

それはつまり、自分自身を客観的に見つめ直すことで、いらん罪悪感を手放して、自分を許すというプロセスそのものなのかもしれないな。

まとまりないけど、そんな深い感覚を味わえた有意義な一日だったのでした。楽しかったし、何より勉強になりました!

なんだか、もっと勉強したくなっちゃったな。

ではまた!

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