男性性バリバリな彼の癒し方:自分の感性に素直に従い、自然体な自分であればいい【ココロノマルシェ】

パートナーシップ

【女性性による癒し方について】

「男性性優位」な彼が自分を選んでいるという時点で、既に「女性性」が豊かで、彼にとっての癒しの存在なのです。

それはつまり、自分では気づいていない「女性らしさ」や「女性性」を、彼は既に見てくれて、癒されているということ。

「女性性」を高めるというのは、つまるところ「女性としての自己肯定感」を高めるということとイコールでもあります^^

あまり頭で難しく考えすぎずに、自然体で自分らしくあるだけで、きっと彼を癒すことができるはずですよ!

******************

ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

女性性による癒し方について
はじめまして。 アドバイス頂けたら幸いです。 今回アドバイスいただきたいのは、女性に求められる癒しについてです。 私には...


はじめまして。
アドバイス頂けたら幸いです。

今回アドバイスいただきたいのは、女性に求められる癒しについてです。

私には一回り以上年上の恋人がおります。元々職場が同じだったのですが、彼は恋人になった後も、職場と同じ常に男性性バリバリの戦闘モードで対応してくるのです。

常にピリっとした空気を纏い、心からは安らげていない様子で、こちらの意見を受け止めずに反射的にはね返すような…。

彼の職場は気を抜いたら精神的にまいってしまう所で、常に気を張って闘うことが無意識のうちに癖づいてしまったようです。

元々子供っぽい武闘派女子である私ですが、なんとか彼が鎧を脱いで心安らげるようにと「好きだよ」「ありがとう」「あなたといると楽しい」などと言葉で伝えるようにしているのですが、まずその言葉をスルーされ、受け取ってもらえず!

受け取ってもらえたとしても、「わかったわかった笑」と流される始末…。
行動でも色々と嬉しさや楽しさを表現しているつもりですが、「子供か笑」と笑われ。

これは癒やせてるのかしら?と思いつつ、2人の時も彼が戦闘モードであることを彼に伝えたら、
「色々考えさせられるけど、なんか仕事のやり方を否定された気分。」
「いつもみたいに能天気でいてくれた方が癒されてるよ?」
と言われ…。

彼は趣味もあるし、行動的で、一人で生きていけそうなタイプで、時々「私が一緒にいる方が負担になるのでは…?」と思ったりもするのですが、頼りになるし、喧嘩の時も感情的にはならず私に寄り添ってくれるし、尊敬するところも大好きなところもたくさんあるのです。

私自身も女性性をあげたいし、女性性による女性らしい癒しをあげたいなと思うのですが、まず女性らしい癒しってなんだろうかと…。

時々穏やかそうな顔も見られるし、楽しそうな笑顔も見られるけど、恋ってこんなにピリピリしたものだったっけ?と、ここ半年程ずっとモヤモヤしています。

彼に何か指摘してはいけない、感謝や好意の言葉は受け取られにくい、でも私との時間は癒しであってほしい。

私は何から始めればよいのでしょうか…?

(くももさん)

「自分らしさ」をとことん追求する、ライフワーク研究家サトヒです!

もう、文面からくももさんから彼への愛が駄々洩れていますね~。くももさんは、彼の事が大好きで、とても大切に思っているんですよね^^そんな彼がいるって、本当に素敵なことです。

だからこそ、彼がいつもピリピリしていることが気になったり、私と一緒にいて癒されているのかな、彼のためにできることはないのかな、どうしたら彼が楽になるのかな、とアレコレ考えて、うまく助けになれていないように感じることで悩んでしまうんですよね。

そこに愛はあるんか…むしろ、愛しかない!!

元々職場が同じだったということもあるし、彼が仕事中は戦闘モードでバリバリ頑張っているタイプとのことですし

>彼の職場は気を抜いたら精神的にまいってしまう所で、常に気を張って闘うことが無意識のうちに癖づいてしまったようです。

とのことなので、なかなかプライベートだからと、その戦闘態勢を緩めることが難しいのでしょうね。男性は一点集中型なタイプも多いと思うので、切り替え下手なところもあるのかもしれません。

お付き合いを始めて、どのくらいになるのかは書いてありませんでしたが、もしまだ付き合いが浅いということであれば、「くももさん=職場の人」というイメージが払拭されず、ついつい仕事モードに入りやすいということもあるのかもしれません。

ま、もしそうだとしたら、それは時間が解決してくれるんじゃないでしょうか?

パートナーシップって、2人で少しずつ関係性を作っていくものです。あまり焦らずに、時間をかけて、自分たちらしい関係性を築いていければいいのではないかな?と思います。

そもそも、そんな「男性性優位」でバリバリな彼がくももさんを選んでいるという時点で、くももさんは「女性性」が豊かで、彼にとっての癒しの存在であるはずなんですよ。

それ、絶対テストに出るところなんですけど、くももさん、気付いていらっしゃいますか?

くももさんも、元々は「武闘派女子」とおっしゃいますが、未だにガチガチの武闘派で、男と肩を並べて戦えるくらいの武器を隠し持っているようなタイプだとしたら、彼はくももさんを選ばなかったんじゃないかな?と思うんです。

もちろん、くももさんは自立心があって、頑張り屋さんの気質をお持ちなのだと思います。

だけど彼は、その奥にあるくももさんの柔らかさだったり、包容力だったり、優しさだったり、そういった女性らしい(女性性的な)部分を既に感じ取っているからこそ、くももさんを選んでいるのだと思うんです。

だから

>私自身も女性性をあげたいし、女性性による女性らしい癒しをあげたいなと思うのですが、まず女性らしい癒しってなんだろうかと…。

というのも、あまり頭で考えすぎずに、自分の中に既にあるものを、自然と前に出せばいいだけの話なんだと思うんですよね~。

頭で考えすぎちゃうと、思考的になって「男性性」優位になっちゃいますから、本末転倒になっちゃうんです。(笑)

もしかしたら、くももさんは本来の「武闘派魂」から、彼にもっと彼に与えたい!癒したい!助けたい!と感じたり、「自分だけがもらうばかりではいけない」と思ってしまったりするのかもしれませんが、あまりそういうことは考えずに、自分が楽しむということを大切にしていたら良いのではないかな?と思うんですね。

そもそも「男性性」「女性性」っていうのは、エネルギーの性質みたいなものなのですが(陰陽の考えが元になっています)、色々と要素はありますが、例えば「女性性」的性質には、「感情」「受容」「柔軟性」などがあります。

▼過去、男性性と女性性について書いた記事がありました。

それって、先ほども書いた通り、くももさんが本来自然に持っているものなんですよね^^

だから、自分が既に持っているものの価値をしっかり認めて、ありのままに表現したらいいだけだと思うんです。

それを逆に、「彼が頑張っているんだから、私も頑張らなくちゃ」と思ったり、「彼が色々してくれるのだから、私も同じようにお返ししなければ」と思ってしまうと、それは自分の「男性性」を使った、彼との「競争」になってしまうのです。

だから、彼が言う通り「能天気」でいた方が、彼にとっては居心地が良いはずなんですね^^

のほほんと、自分が楽しいことをして、気楽に構える。それを見て、彼は安心できるんです。

女性の感受性には、男性を癒す力がある

そして、自分の女性性を解放するのに一番効くのが、「自分の感性を否定しない」ということなんです。

つまり、自分の気持ちや感じることを無理に抑えない、素直に受け入れる、表現する、ということです。

男性って、自分の感情や気持ちを感じるのが苦手だと言われています。

それは、生まれながらの脳の性差もあるし(男性の方が感情と思考をつなげる脳梁が細いと言われていますね)、小さい頃から「男なんだから泣くな」と言われて育てられたり、対外的に感情を表すことをカッコ悪いと感じる風潮が社会的にあるからだとも思います。

そんな男性たちは、女性が感情を表現する様子を見て、自分の感情に気付くということがあるみたいです。

なので、女性が嬉しい、楽しい、幸せって感じていることを素直に表現するだけで、男性の気持ちは満たされやすいのです。(それはセッ…の時も同じで、女性が感じている姿を見ることで、男性も感じられるそうですよ。)

だけど、自立心旺盛で、頑張り屋さんなタイプの女性というのは、ついつい「頭でっかち」になりがちで、自分の気持ちをおざなりにして過ごしてきた人が多いんですね。

思考的に正しい事が何か、間違っていることが何かを考え、「どうしたいか」よりも「どうすべきか」を基準に物事を選ぶ癖が付いている場合が多いのです。

そうすると、必然的に自分の気持ちを見失いやすく、自分が何を感じ、何を望むのかがわからなくなってしまいます。

その結果、自分の感情・感性を素直に受け入れ、表現するというのが難しくなってしまうわけです。

それが、本来持った「女性性」を「男性性」が抑え込んでしまうことになってしまうわけですが、イコールくももさんのいいところが抑え込まれてしまうということでもありますから、それは非常にもったいないですよね~。

>これは癒やせてるのかしら?と思いつつ、2人の時も彼が戦闘モードであることを彼に伝えたら、
「色々考えさせられるけど、なんか仕事のやり方を否定された気分。」
「いつもみたいに能天気でいてくれた方が癒されてるよ?」
と言われ…。

と彼が言うように、あまり彼のことをあーだこーだ考えて変えようとするよりも、まずは自分が何をしたら楽しいのか、嬉しいのか、幸せなのかにフォーカスして(つまり自分軸ですね!)

ネガティブもポジティブも含めて、自分が素直に感じる気持ちをどんどん表現していけばいいのではないでしょうか?

そんなくももさんを見ているだけで、男性性バリバリな彼は、普段着こんでいる重い鎧を安心して脱ぐことができるし、自分の中にあったはずの「楽しい」気持ちを思い出していけると思うのです。

過度の期待はコントロールになるので注意が必要

ちなみに、くももさんが彼の癒しになりたい、もっと楽になって欲しいという気持ちがあるのは、もちろん彼を思えばこそなのですが、その気持ちが強くなりすぎると、相手へのコントロールや要求になってしまう可能性もあるので、要注意なのです!

時々穏やかそうな顔も見られるし、楽しそうな笑顔も見られるけど、恋ってこんなにピリピリしたものだったっけ?と、ここ半年程ずっとモヤモヤしています。

>彼に何か指摘してはいけない、感謝や好意の言葉は受け取られにくい、でも私との時間は癒しであってほしい。

というのも、もちろん彼を癒したい、助けたいという気持ちからくる思いではありますが、裏を返せば

自分といる時は穏やかでいて欲しい、楽しそうにして欲しい、ピリピリするのはやめて欲しい。

感謝や好意は受け取って欲しいし、私といることで癒しを感じて欲しい。

というコントロールや要求として、無意識に彼に伝わってしまう可能性もありますし、逆に言えば、「そうじゃない彼はダメだ」という不満のメッセージとして伝わる可能性もあるんですよね、恐ろしいことに。

そもそも、彼が戦闘態勢バリバリで仕事しなければいけないのは、きっと心のどこかで「自信がない」からなのだと思うんですね。

「誰に負けたくない」「常に勝ち続けたい」という気持ちの裏には、「負けること」=「否定されること」への怖れが多分に含まれているものですから。

だとすれば、常に臨戦態勢で構えている彼が心の底で感じているのは、「自分を認めて欲しい、どんな自分も受け入れて欲しい」という気持ちなのかもしれません。

うまく気が抜けないのも彼、感謝や好意を受け取るのがヘタクソなのも彼。

ついつい仕事モードから抜け出せなくて、戦闘態勢をむき出しにしちゃうのも彼。

今は、それが彼なりの精一杯なのだとしたら、それはそれで受け入れてあげるしかないのかもしれません。

もちろん、くももさんが全部我慢して耐える必要は全くないのですが、「ま、そういう時もあるよね~」くらいにどっしりと構えて、放っておけるくらいの余裕を持っている方が、彼も気楽にいられるのかもしれません^^

それもまた、「包容力」という名の女性性のなせる業ですから!

そのためにも、自分で自分を楽しませる、自分がどうしたいかに焦点を当てるという「自分軸」な在り方が求められるのだと思います。

愛されている証拠探しをしよう

私たちはそれぞれ、自分の中に「理想の愛の形」を思い描いているものです。

こうされたら、私は愛されている。

こうされたら、私は愛されていない。

そんな風に、自分の思い込みに照らし合わせて、相手の行動を無意識にジャッジして、自分への愛情の度合いを計ってしまいやすいのです。

だけど、愛し方は人それぞれ、愛の表現方法も人それぞれ、なんですよね^^

私は、パートナーシップを幸せに、長く続ける最大の秘訣は、「相手の言動から、いかに愛を見つけるか」なのではないかな?と思っています。

>受け取ってもらえたとしても、「わかったわかった笑」と流される始末…。
>行動でも色々と嬉しさや楽しさを表現しているつもりですが、「子供か笑」と笑われ。

というのも、きっと受け取り下手な彼にとって最大の感謝の表現なのかもしれませんよ~!

受け取り下手にとって、素直に受け取ることってすごく恥ずかしいことなのです。

だって自信がないから、自分では自分の良さを認められていないし、自分がした何かが、そんなに相手を喜ばせることだと思えていないから。

だから、素直に「ありがとう」なんて、死んでも言えないくらい恥ずかしいことなのかもしれません。(もちろん、本人は大人なんだから素直に感謝したいという葛藤もあると思うのですが。笑)

そんな気持ちで、どうにか口から出た「わかったわかった」とか、「子供か」という言葉は、実は彼なりの精一杯の受け取りなんじゃないかな?って思うんですよね~。

逆に言えば、くももさんも自分に自信がないから、相手に表現してもらえないことに不安を感じてしまうのかもしれませんね。

私がやったことは、間違ってないかな?彼を喜ばせることができているかな?大丈夫かな?

そんな風に思うからこそ、彼が受け取ってくれたという表現を見て安心したいのかもしれません。

だとしたら、きっとくももさんも彼も、お互いを大切に思っていて、喜ばせたい、幸せにしたいという思いがありながらも、お互い自分に自信がなくて、相手の気持ちを上手に受け取れていない同士なのかも

もし思い当たる節があるならば、まずはくももさんが彼に既に与えられているものに自信を持ちましょう!

そして、自分が彼に愛されている自信を持ちましょう!

「女性性」を高めるというのは、つまるところ「女性としての自己肯定感」を高めるということとイコールでもあるんですよ^^

▼自己肯定感を高めるための処方箋はいかが?

彼は、くももさんが思うような愛情表現はしてくれていないかもしれませんが、男は言葉より行動で示すって言いますし、くももさんと一緒に過ごす時間を取っていることが、最大の愛情表現だと思い込んでいる可能性もありますから。(笑)

言葉では素直に表現できない、実は自信のない彼の行動から、いかに自分が愛されているかの証拠探しをしてみるのはいかがでしょう?

そしてなにより、自分が楽しむこと、幸せであることを一番に考えて、自分の感情や感性を満たす生活を大切にしてみてください^^

男ってなかなか都合が良い思考回路の生き物なので、くももさんが自分で幸せになってたら、「俺が幸せにしてるんだ」って勝手に自信を持って、元気になっちゃうものなんです。(笑)

あまり頭で難しく考えず、ありのままのくももさんを素直に表現することを心掛けてみてくださいね~。

だって、もう既に、そのままで愛し愛されているのですから^^

くももさんが、本来の女性らしさを伸び伸びと発揮して、自由にわがままに自分らしい恋愛を楽しめることを祈っています!

直接話すのが苦手な方は、メールカウンセリングがオススメです!あなただけのスペシャルな回答をお届けします。

自分の気持ちを見失いやすい心優しいあなたが、自分軸をしっかりと立て直し、自由に幸せに、自分らしく生きるためのお手伝いをしています。

根本裕幸大先生の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーが、あなたの相談にお答えします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました