【等身大の自分で、楽に生きるための女性性概論】その②:女性性を抑圧しちゃうのはなぜ?抑圧するとどうなっちゃうの?

男性性と女性性

愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

家では、基本的にウィルキンソンの炭酸水を飲んでいる私なのですが、最近出会ったこれが、すんばらしくて箱買いいたしました。

キレートレモン 無糖スパークリング!!!

甘くないのに、#ここまでレモン!!!!!

フレーバーのついた炭酸水は多々ありますが、大抵は香料のみで果汁は入っていないものがほとんどですよね。

しかし、こちらの炭酸水は10%未満とは言え、イタリア産レモンの果汁がしっかり入ってて、レモンの濃さが全然違う!!違うんです!!(川平慈英風にお読みください)

回し者じゃないけど、感動したので熱くオススメさせて頂きました。

ということで、前置きはこの辺にして(珍しく短いぞ)、早速…

「等身大の自分で、楽に生きるための女性性概論」スタート!!

女性性を抑圧する理由・6選

前回の記事で

しかし、この陰陽。本来は優劣がないにも関わらず、現代社会が「陽」的性質=男性性を礼賛する傾向にあるため、どうしても女性性的性質を「劣ったもの」として感じやすかったり、抑圧しやすかったりするのです。

と書いたのですが、いくら女性性の時代と言われ始めたからと言っても、まだまだ女性性というのは抑圧されやすいものなのが現状だと感じています。

女性が本来持っている女性性を抑圧してしまう原因は色々あると思うのですが、原因として考えられることを、いくつか挙げてみたいと思います!(あくまでサトヒ調べ)

① 家族の価値観

親が男尊女卑的な感覚を持っている、もしくは親自身が男尊女卑的な家庭で育ってきた場合など。(世代間連鎖的な価値観)

お父さんがお母さんをこきつかっていたとか、モラハラ気味で虐げられていた様子などを見て育つと

意識的にも無意識的にも「男が上で女が下」という感覚を持ち、女性という性に対して、否定的な印象を持ってしまったりする。

そのため、「男より強くなければ舐められる」と、自分の女性らしさを「弱さ」として封印したり、男性に対して競争心や闘争心を感じやすくなったりする

また、家族から「あるべき姿」を期待され、その期待に応えようとしすぎてしまうと

「優等生」や「いい子」を演じざるを得ず、思考に偏りがちになり、本来の自分の素直な感情や感性が出せず、男性性が優位になることがある。

② 社会的価値観

現代社会は男性性的要素を優遇しがちなため、女性が社会生活を送る中で、女性性的要素を抑えざるを得ない場面が多い。

特に仕事では、思考や論理、一貫性や積極性、問題解決や目標達成などを求められることが多く

女性性的な素質である、感情やゆらぎ、繊細さのようなものが否定的に思われやすい

③ 兄弟関係での不公平感

そのベースは①にあるかもしれないが、無意識に男尊女卑傾向があると、意図せず男児を優遇してしまうことがある。

もしくは、親としては公平に接したつもりでも、子ども側が微妙な対応の差を感じて

「兄(もしくは弟)の方が愛されている」と受け取ってしまうと、女性であることを愛されない理由として捉えてしまう場合がある。

また、「男の子を望んでいた親」から生まれた女の子も、実際に「男の子だったらよかったのに」といった言葉をかけられたり、親の期待を無意識に感じ取ったりして

自分が女性であることを引け目に感じたり、否定的に感じたりしてしまう。

そして、親の期待に応えるために、自分の女性らしさを封印して、男として生きようとしてしまう

④ オカンとの確執

女性性の原型(女性とはこういうものというイメージ)は母親なので、母親に対して否定的なイメージを持っていると、自分の女性性(母と同じもの)に対しても否定的になる

例えば、感情的な母親(感情=女性性的な性質)に振り回されて傷ついた経験があると、感情は人を傷つけるものと認識してしまい

母親を反面教師にして、自分の感情を思考で過剰にコントロールしようとしてしまったりする。

また、母親自身が自分の女性性を否定している(性的なものに対する嫌悪感が強かったり、女性であることに否定的な感情を持っている)場合、娘の中に見える女性らしさを否定することがある。

(つまり、母親自身が自分の問題を投影しているということ。特に、母親は長女に自分自身を投影しやすいため、長女は母親の価値観の影響を受けやすい。)

結果、「女性であること」をいけないものと刷り込まれるため、女性性的な部分を自己表現できなくなってしまう。

母親が母親の役割を果たさなかったり、依存的であったりして、代わりに母親の母親役をやらなければいけないような環境でも早くから男性性の力を使って自立せざるを得ないため、結果的に女性性が抑圧されることがある。

また、女性性を”弱さ”と嫌悪して、強くなるために隠そうとする場合もある。

⑤ 父親の不在

物理的または精神的(仕事が忙しく頼れない、家事育児に参加しないなど)な父親の不在により、母親が苦労しているのを見て育つと、自分が父親の代わりをして、母親を守ろうとする場合がある。

マインドが父親のポジションに入ってしまうので、子どもらしい依存心を表現できなくなるし

母親の女性性と無意識にバランスを取るため、男性性が優位になってしまう。

⑥ 不快な性的経験

思春期に、自分の女性らしさをからかいやいじめの対象にされた場合や(それが、好意の裏返しであったとしても)、性的ないたずらや性犯罪の被害にあうような経験があって不快な思いをしたりして

その原因を「自分が女性であること」と認識してしまうと、女性であることが危険、もしくは搾取の対象になると感じて、自分を守るために女性らしさを隠そうとしてしまう

女性であることに対するネガティブなイメージ

現時点で思いつくことをまとめてみましたが

(実際には、もっとあるかもしれません。姉妹間の確執とかも関係あるかも??)

全体的に共通して言えるのは

・女性を嫌な生き物だと感じる
・女性であることで損をする気がする
・女性であることをダメなことだと感じている
・女性であることで嫌な目にあった

などなど、女性に対するネガティブで否定的なイメージが、自身の女性性を抑圧する大きな要因になっているように感じます。

その結果、女性性的な要素である「感情・感性」を抑圧し、過度に思考的になって、本当の自分の気持ちがわからなくなってしまうのかもしれません。

また、幼少期(依存時代)に、しっかりと甘えたり、受け入れられたりした感覚を持てずに、早くに自立せざるを得なかったような場合も

無理に依存心を封印する=女性性を抑圧する

要因になるようです。(”依存”は、本来女性性的な性質です。)

女性性を抑圧した時に起こる問題

男性性も女性性も、一人の人間の中にどちらもあるのが普通。

ただ、それらのバランスには個人差があるにも関わらず、一方だけを抑圧して、自分の本来のバランスからかけ離れてしまうことに、生き辛さの要因があると考えます。

(なので、男性が男性性を抑圧しすぎることでも問題は起こり得るわけですが、今回は女性性がテーマなので、女性性の抑圧に絞っております。)

ということで、女性性を抑圧した時に起こりがちな問題としては…

・思考優位で、頭でっかちになる
・感情を抑圧しすぎて、感じていることがわからなくなる
・「すべき」に囚われ、「したい」ことを見失う
・(特に男性に対する)競争意識が強くなる
・目標達成や成長することに執着してしまう
・正しさや勝ちにこだわり、負けが認められない
・幸せや喜びが感じにくい
・白黒思考になり、自他をジャッジしがち
・甘えられない、頼れない
・なんでも一人で抱え込もうとする
・受け取り下手で自己犠牲的になる
・焦って生き急ぐ感じがあり、休めない
・燃え尽きるまで頑張ってしまう
・婦人科系の病気や、女性がかかりやすい病気になりやすい(子宮や卵巣、甲状腺など)

etc…

うおお…。書いてて、どれもこれもしんどそうすぎる…。

そもそも自立系武闘派女子と呼ばれる人たちは

自立に偏りすぎてる=男性性優位な生き方をして、バランスを崩れているからしんどい

のだと考えています。

自立心旺盛な人というのは、与えることは得意なのに受け取るのが苦手で、エネルギーが枯渇しやすかったり

自分の女性性を抑圧するためにエネルギーを使っているので、不完全燃焼を起こしたりと、うまく自分の中でエネルギーが回っていない感じになるのですね。

そうすると、自分のペースで生きられなかったり、自分のやりたいことができなかったり(そもそも、何がやりたいかもわからなかったり)、素の自分らしさを見失ったりして

モヤモヤが積み重なった結果、「生き辛さ」というネガティブな感覚になるのかなと思っています。

女性性の否定=自己肯定感の低さ

ちなみに、私がまさにそうだったのですが、何をやっても自己肯定しにくい人は

もしかしたら自分の女性性を否定してることが原因なのかもしれません。

私の場合はまさに④(オカンとの確執)が原因だったのですが

母親の感情的な態度に傷ついてきたことで、感情的であることを良くないこと、もしくは人を傷つけたり、迷惑をかけることと認識し、自分の中のそういう部分を否定して、抑圧してきたんですね。

特に怒るのが苦手でした。

怒りの感情を抑圧して、「どんなことでも平静・冷静でいられる自分でいなければいけない」と思っていました。

その結果、自分の女性性を過剰に抑圧することになり、男性性に傾いた生き方をして、疲れ切っていたのでした。

ずっと、欠けている何かを埋めなければいけないような感覚があって、それを埋められる何かを得るために頑張り続けて

刹那的な達成感を求めて突っ走ってみたものの、得られた満足感は長くは続かず、すぐに違う何かを求め続ける。

自分じゃない誰かにならなければいけないと、ずっと何かに追い立てられて、焦って生きてきた感じがありました。

常に頭でぐるぐると考えてばかりいて、自分が何をどう感じているのかがわからないから、自分の快・不快も、好き嫌いも、全然わかりませんでした。

いくら頑張っても、報われないような感じもずっとあって、何をどうしたら、自分が幸せになれるのかがわからなかったのです。

それが、つまり女性性を抑圧して、過剰に男性性に傾いて生きてきたという証なのだと、今なら思えます。

次回は「女性性が高まるとどうなるの?」

ということで、次回の女性性概論その③は、一番重要な「女性性が高まるとどうなるの?」をお届けする予定です!!

▼続きはこちら

ではまた。

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