優秀な芸術家は模倣し、偉大な芸術家は盗む・・・らしい?

日常

愛あるみなさま、こんにちは!

サトヒです。

昨日、金子三勇士(みゆじ)さんというピアニストのコンサートに行ってきました!

三勇士さんを知ったのは、去年の1月。

友人の友人の娘さん(遠いw)が、小学生にしてイタリアのバイオリンコンテストで優勝したとかなんとかで、彼女の出る演奏会に誘われたところ、そのイベントでの共演者として演奏されていたのを見たのがきっかけ。

私自身、ピアノを習っていた経験があるのと、長年吹奏楽部で音楽に慣れ親しんできたということから、今でも下手の横好きとして、自分でピアノを弾いたり、演奏を聴きに行ったりするのですが

三勇士さんの演奏スタイルのダイナミックさに度肝を抜かれまして。

「こんな演奏する人がいるのか!!」とびっくりしたところから、一緒に見た友人と共にとりこになってしまった次第です。(笑)

三勇士さん、最近では、「蜜蜂と遠雷」という恩田陸さん原作の映画音楽で、ピアノ部分の吹き替えを担当したそうです。(松坂桃李くんが出とるやんけ!DVDはよ!)

(画像は公式サイトより)

1年ぶりの三勇士さんということで、非常に楽しみにしていたのですが、今回の演奏会のテーマは

「ピアノの歴史Ⅱ~ロマン派から近代への扉~」

18世紀から20世紀くらいの音楽史の変遷と共に、各時代の代表的な作曲家を紹介しながら、曲を演奏してくれるという、アカデミックで学びの多いイベントだったのですが・・・

とにかく、三勇士さんのトークが軽快かつ絶妙!

時折ジョークを交えながら、楽しく音楽の歴史を教えてくれる様子は、ウィットに富んでいて、スマートさかつ頭の良さがにじみ出ていましたし、ダイナミックかつ情熱的な演奏も期待通りでした~!

で、今回のテーマが、ロマン派から近代ということで

ショパン、リスト、フォーレ、ドビュッシー、ラヴェル、ラフマニノフ、バルトーク、コダーイ

といった華々しい面々の楽曲が演奏されたのですが、私の好きな作曲家のほとんどがロマン派と呼ばれる時代を生きた人たちだったことが判明。

会場に置いてあったラフマニノフの原寸大手形・・・巨人か!!

憧れ+自分らしさ+時代の流れ=新しい作品

お話を聞いている中ですごく印象的だったのは、それぞれの時代の作曲家は、その少し前の時代を生きた作曲家たちに憧れを抱き、「自分もこんな音楽が創りたい!」という思いから、作曲活動をしていたという事実。

例えば、ショパンの「夜想曲(ノクターン)」は有名ですが、そこから名前や特質を受け継いで作曲されたのが、フォーレの「夜想曲」だったり(名前がそのままやんけ)

リストの「泉のほとりで」(と「エステ荘の噴水」)という楽曲からヒントを得て、私の大大好きなラヴェルの「水の戯れ」が創られたそうです。

自分が見聞きして良いと感じたものへの憧れから受けた影響や発想に、自分らしさや各時代の流行といった要素が加わることで、新たな作品が生まれる。

芸術作品の数々が、そんな風に過去を踏襲しながら、新しい要素が織り交ぜられ、新たに創られてきたんですね。

ちなみに、コンサートの前日に、お弟子さん講座2期の会場に顔を出し、懇親会に参加してきたのですが、出ていた宿題が「一期生のブログ研究」だったそうで!

ありがたいことに、私のブログを選んでくださった稀有な方(?)が何名かいたので、無理を言って、そのレポートをこっそり見せてもらったのですが

そもそも、私を研究してくれた人たちは、逆に私から見ても、親近感を感じたり、いいなって思っていた人たちだったりするんですよね~。

なので、そんな人たちから肯定的に分析&良い面を伝えてもらえるというのは、死ぬほど嬉しいことなのです。

その話をブログでシェアしてくれてる悠カウンセラー↓

これって、私達一期の時には無かった宿題なのですが、自分が良いと感じるものを研究するって、すごくいいなって思ったんですね。

”相手の中に見ているのは元々自分が持っているもの”という心の仕組み(投影)を使って、「自分の気付いていない自分の魅力を見つけるために、自分がいいなと思う人の要素を書き出してみる」っていう方法があるのですが

自分の才能や価値を、より魅力的に、豊かに表現していくための幅を広げていくための参考として、「うまいな」「いいな」と感じるものを研究し、真似たり、取り入れたりしてみるって、すごく良いと思うのです。

特にビジネス的には、自分がいいと感じる、かつ売れてる人だとなお良しかもしれませんね。(ごめん、多分その部分は私のブログは全く参考にならない。笑)

かの有名なピカソも

”優秀な芸術家は模倣し、. 偉大な芸術家は盗む(Good artists copy, great artists steal.)”

なんてことをのたまっていたらしいし

諸説あるようですが

「創作は模倣から始まる」

というのは、かの有名な文豪トルストイの言葉だそうです。

これは、私が文体研究に燃えていた時に書いた記事ですが、

こよなく尊敬する村上春樹氏もまた

「そっくり誰かの真似なんてできるわけはありません。あなたはその「真似」をいわば触媒にして、あなた自身の文体を再形成しているだけです。」

とおっしゃっていらっしゃる。

憧れを表面的に真似るだけではなく、徹底的に研究し、その本質的な要素を盗むことで、いつしか自分の中で咀嚼され、分解され、消化され、新たな自分らしさとして、自然と表現できるようになっていくんじゃないかと思います^^(つまり、ウンコってこと?)

ということで、遠慮なくパクり合いましょう!(法律に触れない程度にネ!)

ではまた。

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