ハードモードな生き様をやめたい:頑張らないことへの罪悪感を手放そう【お悩み相談室】

罪悪感と無価値感

愛あるみなさま、こんにちは!

「お悩み」と打とうとしたら、「親闇」に変換されて、自分の無意識の闇の深さに驚いたサトヒです。(驚愕)

久々に、「お悩み相談室」にご相談を頂きました!ありがとうございます!

インフル罹患のせいで、ブログの更新が滞っておりまして、返信が遅くなりました。申し訳ありませぬ・・・。

ご相談者様は生粋の頑張り屋さん…まさに「人生、ハードモードこそ我が生きる道」という座右の銘をお持ちなのではないかとお見受けしました。

不安や怖れが強いと、どうしても思考的になってしまうものですし、思考的になればなるほど、本心からかけ離れて迷走しやすいものです。

すると段々と、身動きが取れなくなっていきます。自分の思考で自分を縛るようになっちゃうんですね~。ちなみに”自縄自縛”って、字面がエロいですよね。(考えすぎ!?)

ですので、とりあえず悩みを相談してみるという行動を取るだけでも、自分の思考を客観的に見る良い機会になるので、非常にオススメです!(という、手前味噌的な宣伝手法。)

さて、頂いたご相談内容はこちらです!

大卒一年目。フリーターで夢を追いかけていますが、諦めたいくらい辛いし逃げたいけど逃げられません。かといって、頑張っても身が入らず、結果も出ない状況です。

辛くなったきっかけと考えられるのは、

○今まで憧れ尊敬していた師匠への不信感を感じてしまう出来事があったこと。

○受験予定の夢のための進学先だが、ホントはすごく行きたくない。
(その進学先にしたのは周囲の助言、親のスネをかじっている以上厳しい環境に漬け込まないと…と思っています…)

・ある出来事があって嫌いになった先生から学ばなければならないのが嫌だから。顔を合わせると嫌な気持ちになるから。
・学生時代、できないことを咎められ惨めな思いをした苦手な授業に出なければいけない。
・好きになれない演目を厳しい環境で2年間学ばなければいけない。プロを多く排出している進学先だけど、そこでやり切る自信がない。
・一度現役で落ちたときに辛い思いをした。もう評価されたくない、という思いになった。
・できる人ばっかりいる

本当は海外に行きたいと思っていたのですが、「考えが甘い、今は行くべきでない」という周囲の言葉に自信を失ってしまいました。

○下働きでの激務後、体を壊し長期療養、同じくらいのタイミングで遠距離恋愛と失恋

自分への自信のなさ、恋愛面の自信のなさ、自己価値の低さも夢と絡んでいると思います。その失恋も乗り越えられていない…!

○他者との関わりが激減した
○周りの友達が社会人になり環境が変わった。
○単に理想より現実のほうが辛かった
○親離れ子離れできていないことに対する不満

以上がきっかけだと思います。

本当にやりたいことなのかどうかもわかりません。怖くて手放せない部分が大きいかもしれません。

やめたい期は、9月にも一度おとずれ、ただいま2回目です。ここで何か変えなきゃ何も変わらないだろうなって思います。

毎日楽しくて幸せ!っていいたい。
自然と一体化したい。
実はせかせかしてなくて温かい人のいる地域に移住してみたい。
冒険みたいに自由で、ワクワク感を味わいたい。
もっと人とあったかいきもちで接したい。
恋愛してたくさん幸せを感じたい。
(4年前から彼氏ができず…恋愛もうまく行かず)
頑張らない自分にも価値があるって思えるようになりたい。

また頑張れる気がしません。
今まで頑張れなかった自分、無価値感を埋めるためだけの夢なのかな…と考えます。

もしやめたら、周りの人から「そんなもんか笑」と思われるのも嫌な気持ちもあるし、母が金銭的にもここまで支えてくれたのだから大きな舞台に連れて行き喜ばせたかったしバリバリ稼げるようになって経済的にも支えられるようにもなりたいと思っていました。

いろんな気持ちがごちゃごちゃになって、自分の気持ちもよくわかりません。

こんな私に何かアドバイスをください!

(塩こんぶさん)

塩こんぶさん、ご相談ありがとうございました!

まずは、「いよっ!修行をこよなく愛する生粋の武闘派魂!」という心からの賛辞を送りたいと思います。

目の前に立ちはだかる数々の難関に、全力で挑み続ける姿はまるで”女勇者”のよう。

「まさに、人生ハードモードじゃ。ハードモードなくして、塩こんぶさまの人生を語るわけにはいきますまい。ふぉっふぉっふぉっ。」(伝説の勇者を排出する村の長老風)

私も武闘派のはしくれとして日々経験値を稼ぎ、レベル99を目指す賢者見習いを自負しておりますが、塩こんぶさんの足元にも及ばない気がします。

頑張り屋で、根性も向上心までも持ち合わせた真面目な努力家だと、つい修行僧属性を発揮して、無意識により過酷な状況を自分に引き寄せてしまったりするものです。

なので、思考的には

「もうこんなハードな修行はこりごりだ!楽に生きたい・・・我が人生をイージーモードに!!」

と切に願っているつもりでも、実は本音は「まだまだ、こんなもんじゃない私を証明したい」欲求が強かったりするので、いざ願いが叶いそうになると

「オラ、わくわくしてきたぞ!海賊王に、おれはなる!!」

と、途中でキャラ変するほどのやる気を見せてしまい、いつまでもハードモードを自分に課し続けるということになったりするのです。

我らが弟子仲間にも、「山は高いほど登りがいがあるぜ、ばっちこーい!!」と気が狂ったように高い山を登りまくってきたらしい、伝説のアルピニストとも呼ばれる名カウンセラーがおりますが…。

とはいえ、とはいえですよ。塩こんぶさんは、今大卒1年目ということで、20代前半というところでしょうか?

私は、若い時だからこそ耐えられることってあると思っていて。若さという強大なエネルギーと、自分のためだけに使える十分な時間があるからこその経験というものが。

もちろん夢を追う中で、苦しいことはたくさんあると思います。

でも、それくらいの熱量と時間と労力をかけて、何かに取り組める情熱があるってことこそが、素晴らしいことだと思うんです^^

もちろん今は、色々と将来のことに不安や迷いが吹き出ているようなタイミングなので、自分のやっていることが本当にやりたいことなのかわからなくなったり、自分が選んできたことに疑心暗鬼になってしまったり、ついつい自己否定モードを発揮しがちなのだと思います。

でもね、自己否定って無意識にやってしまうものですが、自分らしさを殺し、自分のエネルギーを激しく奪う行為なのです。

だからまずは、自分がやってきたこと、できるようになったことに、しっかりと目を向けて、自分をたっぷり褒めて、癒して、甘やかして、”自分軸”をしっかりと立て直すためのエネルギーを蓄えた方がいいと思うんですね^^

つまり、いつもの自己肯定ってやつですね。

罪悪感がハードモードを加速させる

>自分への自信のなさ、恋愛面の自信のなさ、自己価値の低さも夢と絡んでいると思います。その失恋も乗り越えられていない…!

とご自身でも書かれていますが、激務で身体を壊したところで、遠距離失恋での失恋まで重なって・・・今の塩こんぶさんの心身は、相当ボロボロになってしまっているじゃないでしょうか。。。

そんな風に自分に自信がなくなったり、自分を否定する気持ちが強くなっている状態で、未来のことをあれこれ思い浮かべても、そりゃ誰だってやる気も勇気も出ませんて・・・。(泣)

そんな塩こんぶさんは、ご自分の無価値感に何か原因があると考えていらっしゃるようですが、おそらくですが、塩こんぶさんの場合、“罪悪感”の方が強いんじゃないかな?と思ったんです。

もちろん、無価値感と罪悪感って表裏一体みたいなもので、卵が先か、ニワトリが先かくらい切っても切り離せない関係だと思うんですが

塩こんぶさんの書いた文章の端々から、ご両親に対する「申し訳なさ」のようなものが感じられるのが気になったのです。

「無価値感」と「罪悪感」については、お師匠様のブログを参考にどうぞ。(大事なことは人任せ)

こちらのブログにもありますが、罪悪感があると、自分を“毒”のように感じてしまい、そんな自分を無意識に罰するようになります。

もちろん、そんな“毒”的な存在である自分を許せるわけもなく、そこから自分には価値がないという無価値感に転じることもあります。

塩こんぶさんは、ご自分の無価値感はなんとなく自覚しているように見受けられるのですが、その根本にあるのは、実は“罪悪感”の方なんじゃないかな?って思ったのです。

「私は親に迷惑をかける存在だ、だから苦労して何かを身につけなければ許されない。」

どこか、そんな思いがあったりしませんか?

「私が夢を追うことは、親の期待に反していることだ。だから、やると決めた以上確実に結果を出し、親孝行して罪を償わなければいけない。」

そんな風に思っている部分はありませんか?

罪悪感が強いと、どうしても自分に厳しさを課すようになります。それが、唯一の罪滅ぼしであるかのように思えてしまうからです。

私らしさを許す=頑張らない自分の価値を認めるということ

塩こんぶさんが、今の夢を追うようになった経緯は書かれていないので、私の勝手な想像でしかないかもしれませんが、親の期待した生き方を振り切って、自分の思い描く夢を生きたいと思ったことで、もしかしたら、塩こんぶさんはとてつもなく強い罪悪感を覚えてしまったのではないでしょうか。

だとしたら、激務で身体を壊したことや、失恋という経験は、塩こんぶさんに

「もっと自分の素晴らしさを認めて!」

「自分らしさを許して!」

という神様だか、天使だかのメッセージなのかもしれないなって思ったのです。

もう、親の期待に応えなくてもいい。

自分らしく生きて、誰かに迷惑をかけても大丈夫。

だって、これが私の選んだ人生で、私が生きたい私の夢だから。

どんなに過酷でも、反対されても、私はこの道を進んでみたいと思ったのだから。

そんな気持ちを、自分に許してあげてもいいんじゃないでしょうか?

もちろん、思った通りに事が運ぶわけじゃないかもしれません。

やってみたら違った、ということもあるかもしれません。

費やした時間やお金に値するような結果が必ず出るわけでもありません。

自分よりもっとすごい人はたくさんいるかもしれません。

だけど、その時の私が、それをしてみたいと思った気持ち。

その夢に向かって、一歩踏み出してみた勇気。

それは、誰に何を言われようが、尊重してあげていいものなんじゃないでしょうか?

誰がどう心配しても、誰がどう否定的な言葉を発しても、それを受け入れるかどうかは、塩こんぶさんが選べるのです。

自分を否定し、傷つけることができるのは、自分自身に他なりません。

誰かに言われたことを、「その通りだ」と受け取り、誰かに言われた言葉を使って、自分を傷つけるから傷つくのです。

だから、自分の心は、自分が信じて、自分が守ってあげなきゃならんのです^^

ご両親を愛する気持ち故、親の期待に応えたい気持ちと、本当の自分が求める生き方の間で葛藤することは、これからもきっとたくさんあるでしょう。

だけど、塩こんぶさんの人生は、塩こんぶさんが選び、塩こんぶさんが創り上げた、塩こんぶさんだけの人生なのです。

他の誰に何を言われようと、自分で自分を信じてあげたら、大丈夫!!

もちろん辛かったらやめたっていいし、やっぱり続けたかったら続けてもいい。

いつだって、選択肢は自分の手の中にあるということを、忘れないでくださいね^^

塩こんぶさんが自分の人生を幸せに歩むことこそが、本当の意味での親孝行になるはずですから。

罪悪感を癒す、自分を許すってどういうこと?と思ったら、お師匠様のこちらの本を参考にどうぞ^^(これまた人任せ)

Bitly

塩こんぶさんが、自分自身を癒し、自分の選択を許し、もっと楽に自由に、自分らしい幸せを手に入れていけることを祈っています!

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