愛あるみなさま、こんにちは！
サトヒです。
産休のための引き継ぎが進んできて、後任が仕事できる系女子ということもあって、随分楽をさせてもらえるようになってきました！
怒涛の日々がようやく落ち着いてきた感じ…ということで、少しずつブログも書いていければと。（マルシェの回答までは手が回らないですけど。涙）
タイトルにもありますが、昨日は結婚記念日でした！満8年、9年目に突入です！
もう既に、10年目の記念品に何をもらうかワクワクしながら考え中です！スイートテン的な？（笑）
私はアクセサリーが大好きなので、ニヤニヤしながら色んなサイトを眺めています。とはいえ、どうせ家計から出されることになると思うので、今からこっそり専用預金を始めておこうかと企み中…。
余談ですが、我ら夫婦の結婚記念日は、二人の誕生日を掛け算した日なのです。当初、足し算の日にするか迷っていたのですが、夫が「早すぎる」とごねたことにより、掛け算の方が採用されました。（笑）
そうしたら、なんと娘は予定日から3日ほど遅れて、足し算の日に産まれて来るという奇跡。理系男子の夫が喜びそうな展開。
じゃあ、次の子は引き算の日か…と思っていたけど、どうやら全く関係のない日になりそうです。（笑）
ということで、昨日は結婚記念日だったけど、毎年当日何か特別にやるってことはしてないので、普通の日常として過ぎていくだけなのですが、朝夫にアピールしたら、なんとケーキを買って帰ってきてくれました！（脅したわけではない）
しかも、私の好み＆なにやら高級そうな雰囲気の、女子受けしそうなケーキではないですか…！！！
濃厚なマロンペーストと、ほんのりコーヒー風味のクリームが絶妙にマッチ！周りがタルトなのもポイント高し。（クッキー生地が好き）そして何より渋皮煮サイコー！
夫は月替わりのケーキ屋さんで買ったみたいですが、本店は出雲にあるらしい。
抹茶も美味しそう…。
いちいちゴールドを選びがちな私を知ってか知らずか、選んだケーキがまさかの金箔つきだったことに、「金好きだから良かったね」と夫の一言。
ええ、ええ、金（きん、とも、かね、とも読む）が好きですけど何か？（銭ゲバですから）
娘にも、「明日はママとパパの結婚記念日だから、手紙を書いてくれてもいいよ！」と前日から圧力をかけておいたら（笑）、律儀にイラスト入りのお手紙を書いてくれました♡
私が、鳥とリスが好きということで、描いてくれたみたいです！ありがたや〜！
「けこん（結婚）おめでとおね、ママパパ」
だって！かわいいかよ！！
先日、リッツカールトン日光に泊まった時に「結婚記念のお祝いDEATH！」アピールをしておいたところ、ステキなおもてなしを頂いて「ひゃっほー！」と浮かれていたのですが
こうして普通におうちで家族で過ごすだけでも、十分幸せなんだよな～と改めて実感したんですよね。
私の幸せって、日常の中に十分転がってるんだなって。
キラキラへの憧れの根源にあったものは…
以前、アメブロでブログを書いていた時、よく他の人のブログがオススメとして紹介されてくるのですが、その中でいわゆる「キラキラ起業女子」的な人のブログも色々読んでいたんです。
華やかな恰好をして、華やかな場所やイベントで、華やかに活動して、成功を収めているように見える人たちの日常。
そういう人たちがアップするソレは、庶民の自分では全く手の届かないような、すごくキラキラで、眩しくて、うらやましいものに見えていたのです。
なので、私もそういう人たちを真似して、ちょっと背伸びしておしゃれな物を買ってみたり、おしゃれな所に行ってみたりしたこともあるのですが、意外にもしっくりこないことの方が多くて。
「あー、私、別に好きじゃないんだ！」と気付きましたよ。（笑）
ホテルに泊まるのも、いかにお得に良いところに泊まれるかを研究するのは好きだし、実際泊まってみて、そのバブリーでゴージャスな非日常を味わうのも楽しいんですよ。
ホテルの朝食に憧れたことがあって、アレコレ情報収集して、友達を誘っていくつか行ってみたこともありました。
もちろん、行ってみれば満足する部分もたくさんあるのですが、「また絶対にこの経験をしたい！」と強く思うようなことって、実は少なかったんですよね。
そういった達成感や満足感って、本当に一瞬しか味わえないもので、まさに夢の如く日常の中に消えて行ってしまう。
もちろん、その一瞬の達成感や満足感にこそ、人は欲求を掻き立てられるのかもしれませんが。
結局、自分ってどこにいても自分なんですよ。
憧れの人と同じことをしてみたところで、自分がその憧れの人の持っている本質までを手に入れられるわけではないのです。
おしゃれな人は、その人らしいセンスが磨かれているからこそおしゃれに見えるのであって、私がそれを真似して同じものを持ったところで、センスのいい人にはなれないというか。（笑）
どこまでいっても、結局自分は自分でしかないんだなぁと実感することの方が多かったんですね、このウン十年間。
ただ、私が求めているのは「経験」なんだな、とは思いました。
素敵な人が素敵なことをやっているのを見た時に、「私もやってみたい！試してみたい！」という欲求が湧くんです。
ステキなその人がやっていることを、私も実際にやってみて、どんな感覚がするのかを感じてみたい！という欲求。
ただ単純に、好奇心旺盛ってだけなのかもしれません。（笑）
だからこそ、そんな自分の純粋な好奇心を抑えること…つまり、自分に対して「できない」とか「やってはいけない」と思ってしまうことが、私にとっては最も不自由さを感じることなんですね。
その理由は、自分の能力だったり、お金だったり、家族や周りの人だったりするのですが、何かしら言い訳をつけて「自分にはできない、自分はやってはいけない」と思うことが、本当に不自由で苦しいのです。
その大元には、理想の自分でいなければいけないという「理想主義」だったり、周りの人の目が気になる「他人軸」だったり、申し訳ないという「罪悪感」だったり、自分にはこんなことをやる資格がないという「無価値感」だったり、背景に色々な感情や思い込みが絡んでいたのだと思いますが。
だけど、何事も「できない、やってはいけない」と思うことこそ、やってみたくなるものではないですか？（私だけ？）
禁止されるからこそ、喉から手が出るほど欲しい気がしてしまったりしません？
買うかどうか、のらりくらりと迷っていたものが完売してしまった途端に、めちゃくちゃ惜しいことをしたような気がしたり、めちゃくちゃ欲しかったような気がしたり。
手に入れられないとわかった途端に、めちゃくちゃ欲しくなる、あの感覚。
その気持ちと、自分を縛る思い込みとの葛藤が、私は一番しんどかったんですよね。
まさに、思考と感情の板挟みってやつですな。
やってみた結果、自分が「どう感じるか」を知ることが経験の醍醐味
とはいえ、葛藤の果てにめちゃくちゃ勇気を出して、自分で自分に課している禁止事項を取っ払い、「やってみたい気持ち」を優先して実際に経験してみると、想像していたよりも全然たいしたことなかったり、普通だったりするんですよ。それが。（笑）
買って満足みたいな。あ、こんなものなのか、っていう。感動が薄いんです、私。（笑）
それでも、みんなが体験したのはこういうことなのか、ということが知りたい。自分自身で経験してみたいという感情が生まれるからこそ、自分の枠は広がっていくのだとも思うんですよね。
相対性の世界では、本当の自分を知るために、他人が存在するわけですしね＾＾（自分じゃないものを知らなければ、自分のことはわからない。自分という存在を浮き彫りにするための比較対象として、他人の存在が必要だということ。）
実際にやってみた結果、それを自分の日常や当たり前にしたいかどうかは、個人の好み次第でいいのだと思います。
憧れの人が、それを日常にしているからって、自分もそうしたいかどうかとは別。
自分の選択の幅を広げる役割はあったとしても、実際に選ぶかどうかとは別。
つまり、何事もやってみないとわからないのだから、やってみた上で自分に合うものを取捨選択したらいい。
そうやって、「自分らしさ」を見つけ出していけばいい。
だから、私が他の人を見てうらやましいと感じるのは、やはり「自分にはできないと思い込んでいることをやり遂げている人」だからなのだと思います。
それを嫉妬に変換して、攻撃したり見ないようにすることもできるし
憧れにして、いつかの自分の夢に設定することもできるし。
だけどそもそも、「自分にはできない」と思い込んでいるのは、自分自身なんですよね。
「できない」んじゃなくて、「やりたくない」だけっていう説もありますしね。（笑）
その不自由さを生み出すのも、手放すのも、どっちも自分。
自縄自縛という、自作自演。（ラップっぽい）
そんなあれやこれやに思いを馳せてみて、どんどん枠組みを外して自由になっていきたいし、それ以上に、私は思っていたよりもずっと地味専なので、日常を和やかに穏やかに楽しめたら、それで十分幸せなんだなということをつくづく感じる「結婚記念日」だったのでした。
地味な毎日の中で、時折ちょっとした贅沢ができたら、それで幸せ。
要は、自分の日常のバランスが、自分にとって居心地が良いかどうかというのが大事。
キラキラ・スパークルな日常を刺激的に生きることが好きなのか、噛めば噛むほど味が出るスルメみたいな滋味深い毎日をのんびり楽しみたいのか。
それはどっちが上で、どっちが下ってこともなく、ただの「好み」の違い。
自分にとっての適切な、いわゆる「ハレとケ」の分量を見極めるのが、幸せな人生を過ごす上で一番重要なことなのかもしれませんね＾＾
となると、やっぱりありのままの自分を知ることが大事だし、何事も試してみないと好きか嫌いかはわからないから、とりあえずバブリーなことも色々やってみたいよね！と、堂々巡りな話になってきましたが。（笑）
自分らしいペース、見つけていきましょう～。
ではまた！
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