見捨てたいのも、見捨てられたいのも、実は一緒?見捨てられ不安は、自分の魅力を認めることで乗り越えられる【ココロノマルシェ】

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【見捨てられ不安ならぬ、 見捨てられたい願望ってあるんでしょうか?】

「見捨てられ不安」って、裏を返せば「見捨てられたい願望」でもあると思うので、見捨てられるのを怖れるにも関わらず、見捨てられたいという感覚を持っているような気がするのは当然のことなのかもしれません。

見捨てられ不安ではなく、素敵な彼との幸せなパートナーシップを思い描くために、そろそろ観念して自分の魅力を認めちまおうぜ!というお誘いです。

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ココロノマルシェにご相談頂いた内容に回答しています!

見捨てられ不安ならぬ、 見捨てられたい願望ってあるんでしょうか?
私は近頃とても魅力的な男性と少し仲良くなると、冒頭にある"見捨てられること"ことを妄想したり、実際の行動をとったりしてし...

私は近頃とても魅力的な男性と少し仲良くなると、冒頭にある”見捨てられること”ことを妄想したり、実際の行動をとったりしてしまいます。

例えば、魅力的な同性の友人と彼らを繋ぐような行動をした後に自分はフェードアウトしはじめたりと。

また(誰が見ても)美人(更に性格も良い)が彼らに興味を示した時も同じように彼らから距離を置きはじめます。

そうしてる時に心理的な痛みと同時にどこか快感のようなものがあります。

彼らと仲良くしてる最中は、女性性があったまるような癒される感覚があるのですが、同時にバツの悪さがあります。

そういう行動をとりたくなる男性の特徴は、優しさや包容力があり、かつ私に親愛の眼差しを向けてくれる人です。

そんな人と私の関係性が、私自身だけでなく第三者の目や口からも察しられるほど距離が近くなった時に、冒頭の妄想と行動のスイッチが入ります。

妄想の結末は大抵、私の居た場所に私より魅力的(で健全で誰が見ても好感度)な女性が入れ替わり、私が居たことなど忘れ去られるというというものです。

これは自分を悲劇のヒロインに仕立てて慰めつつ実際的な成長を拒否している自己防衛の心理なのでしょうか??

それこそ思春期にはよくシンデレラ的な自己憐憫のストーリーを(自覚的に)妄想するのが趣味でしたが、まさかアラフィフでそれが再開するとは思っておらず、驚きと面白さと恥ずかしさが合いまる今日この頃です。

自己肯定感や女性性という概念に触れ活性化しはじめたための過渡期の現象なのでしょうか?

このような時期の過ごし方としてのアドバイスなど頂けましたら幸いです。

(でめきんさん)

素敵な男性と距離が近づくと、相手となぜか距離を置こうとしてしまう自分の行動に対し、実は「見捨てられたい」気持ちがあるのではないか?と感じられたのですね。

冒頭にも書きましたが、「見捨てられ不安」って、裏を返せば「見捨てられたい願望」でもあると思うのです。

というのも、自分に愛される自信がないほど、愛されたいと強く願う相手に対して、愛されない不安を強く感じるものですよね?

だけど、愛されたい相手ほど、愛されなかったら怖いし、見捨てられるような気がして不安になるので

だったら相手に見捨てられる前に、自ら土俵を下りたくなって、あえてうまくいかないように距離をとりたくなるものなのだと思うんです。

つまり、見捨てられ不安の強さというのは、愛されたい欲求の強さとイコールなのだと思うのです。

強く意識が向いた方へ、自ら近づく不思議な現象

ちなみに、「見捨てられるのが怖い」という状態って、常に「見捨てられること」に焦点を当てている状態だということがわかるでしょうか?

よく例えに使われるのですが、「ピンクの象を想像しないでください」と言われたときに、真っ先に頭に思い浮かぶのって、「ピンクの象」なんですよね。笑

それと同じように、「見捨てられたくない」「見捨てられるのが怖い」と思えば思うほど、潜在的には見捨てられる状況を想像してしまうものなのです。

そうなると、思考ではどんなに「見捨てられたくない」と思っているつもりでも、潜在意識下では、見捨てられるイメージがリピートされているので、見捨てられる状態の方がなじみの自己イメージになっちゃっているわけです。

しかも、人間のイメージってすさまじい力があるので、現状をイメージに近づけるように、無意識に自分に行動をとらせようとします。(引き寄せとか、願望実現とかも、仕組み的には同じだと思っています)

ですので、でめきんさんが見捨てられるのを怖れれば怖れるほど、自ら「見捨てられる」ような行動を取って、潜在的な自己イメージを実現しようとしてしまうわけです。

その結果、「見捨てられる」状態が実現することで、目の前の状況と自己イメージが一致するので、おかしな話ですが、そこに安心感や快感があるのだと思います。

つまりそれが、でめきんさんのおっしゃる

>そうしてる時に心理的な痛みと同時にどこか快感のようなものがあります。

という、「悲しいけど、どこかほっとする」状態なんじゃないかな、と推測しました。

どんな恋がしたいですか?

先ほども書いたとおり、潜在的な不安が強すぎると、その不安を現実化させる方向に無意識に動いてしまうものなので、その不安を乗り越えるためのひとつの方法として、よりポジティブな方に目を向けるというのがあります。

でめきんさんは、どんな彼と、どんな関係を築いていきたいのでしょう?

>そういう行動をとりたくなる男性の特徴は、優しさや包容力があり、かつ私に親愛の眼差しを向けてくれる人です。

>そんな人と私の関係性が、私自身だけでなく第三者の目や口からも察しられるほど距離が近くなった時に、冒頭の妄想と行動のスイッチが入ります。

でめきんさんの妄想と行動のスイッチを入れるのは、優しさと包容力を兼ね備えた、紳士的でジェントルな殿方…

それがつまり、でめきんさんのお好みの男性ってことですよね。
いいですね~、想像するだけでキュンとしちゃいますね!

そもそも見捨てられ不安って、どうでも良い相手に対しては発動しないものですから、それくらいその彼が、近づきたい、知りたい、仲良くなりたいと感じられる素敵な相手だという証拠なんです。

つまり、見捨てられ不安の影にこそ、自分の本当の願いが隠されているわけですね。

思春期の頃から妄想が趣味でいらっしゃるとのことですので、いつも思い浮かべるシンデレラストーリーを、継母にいじめられて屋根裏部屋で泣いてる自己憐憫シーンで終わらせるのではなく

お城で王子様に出会い、結婚して幸せになるところまで、イメージを進めてみて欲しいのです!

自分がどんなタイプの男性が好きで、その彼からどんな風に愛されたくて、彼をどんな風に愛したくて、二人でどんな関係を築いていきたいのか・・・

そのイメージのために、持ち前の妄想エネルギーを使ってみませんか?

きっと、でめきんさんが潜在的に持っている、すごいパワーが発揮できると思いますよ!!

理想の私は、実は本当の私!?

>妄想の結末は大抵、私の居た場所に私より魅力的(で健全で誰が見ても好感度)な女性が入れ替わり、私が居たことなど忘れ去られるというというものです。

とのことですので、おそらくでめきんさんには「魅力的な女性」という理想のイメージがあるのだと思います。

そして、魅力的な男性の前に出ると、そのイメージの中にいる完璧な女性と自分を比較してしまい、いたらない自分をまざまざと感じて、女としての自信を失うようなこともあるのかもしれませんし、

その「魅力的な女性」でないと愛されないとか、魅力的な男性には、そういう魅力的な女性でないとふさわしくないという思い込みもあるのかもしれません。

ちなみに、でめきんさんにとっての「魅力的で健全で誰が見ても好感度の高い女性」って、どんな人なのでしょう?

身の回りでも、芸能人でもいいのですが、頭に思い浮かぶ人っていますか?

時間がある時でもいいので、「魅力的で健全で誰が見ても好感度の高い女性」の特徴を、思いつく限り書き出してみてください。

これも心理学的にはよく言われることなのですが、「投影」といって、相手の中に見えるものは、自分の中にもあるという考え方があるんですね。

つまり、でめきんさんが想像する「魅力的で健全で誰が見ても好感度の高い女性」の要素は、でめきんさん自身が持ち合わせているけど自分には無いと思い込んでいる・・・つまり認めたくない魅力なのです。

えー!?!?って感じがしますか?
それとも、そう言われてみれば…と思い当たる節はありますでしょうか。

>これは自分を悲劇のヒロインに仕立てて慰めつつ実際的な成長を拒否している自己防衛の心理なのでしょうか??

でめきんさんのおっしゃる”実際的な成長を拒否している”という言葉の意味は、”自分の魅力を受け取らないようにしている”ということと同義なのかもしれませんね。

それって、今までの自己イメージを破壊するようなものですから、ちょっと怖いことでもあるんです。

だからこそ、「私、そんな女じゃありませんから!」と否定したくなる気持ちも出てくるのだと思います。

それが今の自己イメージに留まる・・・つまり、成長を拒否するということにつながっているのかもしれません。

人って、基本的に変わりたくな生き物ですしね。
良くも悪くも、思い込みの自己イメージを保ちたいものなんです。

でも、自己肯定感や女性性を意識し始めた段階で、今の自分に疑問を感じ始めたということは、自分の魅力を認めたいと思い始めた証なんじゃないかな?と私は思うんですね。

ですので、もしアドバイスをするならば

「そろそろ観念して、女性としての自分の魅力を認めちゃおうぜ!」

という一言で終了します。笑

方法論的には色々ありますが、ベタなところですが、自分の価値や魅力を100個書いてみようということになりますでしょうか・・・

自分の憧れの女性や、理想の女性について研究してみるのもひとつかもしれません。

どんな女性の、どんな雰囲気や性格、要素に憧れますか?

それが、自分の中にもあると言われたら、どう感じるでしょうか?

「これがあなたの魅力です!」と言われても、きっと最初は抵抗感を感じたり、拒絶したくなる気持ちが出てくるものですよね。

でも、その感覚のまま「そうなんだな~」とか「そういうもんなのか」と思うだけでも十分なんだそうですよ。

最初は表面的に受け取っているだけでも、何度も繰り返すうちに、「うーん、もしかしたら、そうなのかもしれないな~」と段々と思えるようになっていくようになるんだそうです。

1人でやるのが難しければ、あなたの魅力をたくさん伝えられる弟子どももたくさんいますので、カウンセリングを利用してみるのもひとつの手ですよ♪(宣伝)

でめきんさんが、でめきんさんらしい魅力を全開にして、素敵な殿方とのパートナーシップを満喫できることを心から応援しています!

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