いい子の闇を人体実験的に解説する話【承認欲求と受け取り拒否編】

心理分析

自己探求大好きなみなさま、こんにちは!

サトヒです。

ゲド戦記のアレンもしくはスパイダーマン3のトビーマグワイアばりに、自分の闇と対峙した話の続き。

▼前回の話はこちら

バレたら恥ずかしい本当の気持ち

自己アピール強めなSNSの投稿を見て、ざわつきを抑えられなかった私。

そのざわつきが恥ずかしさであるということがわかったわけだが、私が一体何を恥ずかしがっているかというと「承認欲求」であるというところまでは、前回お伝えしました。

承認欲求っていうのは、つまるところ「私の価値を認めて欲しい~!」という切なる願望のことであります。

愛して欲しいとか、認めて欲しいとか、そういう感覚の総称。

私は自己アピールが苦手と言ったものの、自己アピールっぽい投稿全てにざわつくわけではありません。

私がざわつくSNSの投稿には、一つの共通点があることに気付きました。

それは、「投稿者のこう見られたい姿」が透けて見える投稿であります。

注)断っておきますが、これは完全に私個人の偏見と感想によるもので、投稿者本人の意図とは全く関係ありません。私のひねくれ&拗れによってすすけたフィルターを通すと、そう見えるというだけの話なのであしからず。

私って、すごいでしょ?

私って、かわいいでしょ?

私って、イケてるでしょ?

私って、素敵でしょ?

私って、金持ってるでしょ?

私って、ツイてるねノッてるねって感じでしょ?(??)

なんか、そういった類の自己演出的圧力を感じる投稿を見るのが、クッソ苦手なのであります。

注)断っておきますが、これは完全に私個人の偏見と感想によるもので、投稿者本人の意図とは全く関係ありません。私のひねくれ&拗れによってすすけたフィルターを通すと、そう見えるというだけの話なのであしからず。(2回目)

でも、なんでそれが恥ずかしいんだろう?とよくよく考えてみたら、「私がそう思ってるってことじゃん!」ってことに気付いちゃったんです。

恥ずかしーーーーー!!!!!!!!!!!!!

私自身が実はそう思ってるんだけど、そう見られないように、そう思ってることがバレないようにスカしてるから、その気持ちが透けて見えるような投稿にめっちゃ抵抗感があったのです。

なんか、拗れすぎてて複雑な話になってるけど、伝わってる?(笑)

つまり、私自身がめちゃくちゃ承認欲求が強くて

すごいね、イケてるね、かわいいね、素敵だね、金持ってるね、ツイてるねノッてるね(しつこい)って思われたいわけですよ。

なんだけど、そう思われたい気持ちを隠してるんです。

なぜなら、私ごときのレベルでそんな風に思われるはずがないと思っているから。(ここ、テストに出る最重要ポイント)

無価値感で「私ごときが」って思ってるから、価値ある自分と認められたい気持ちを持たないように(あるんだけど無いものとして隠そうと)してるわけです。

それが私の恥ずかしさにつながっていたんですねー。

だって、恥ずかしいじゃないですか。私ごときが、そんな大それたことを望んでいるなんて。

自分はみにくいアヒルの子なのに、白鳥に憧れてたらバカにされる気がするじゃないですか。(童話的には、実は白鳥だったのでややこしい例えですが)

白鳥に憧れる=白鳥になれると思ってる自分がいるなんて勘違いも甚だしくて、人様にバレたらめちゃくそ恥ずかしいじゃないですか。

そんなことになったら、お天道様に顔向けできないし、ご先祖様にも申し訳なさすぎる。

だから、「自分、アヒルなんで…」と思いながら、白鳥に憧れる気持ちを隠して、少しでもマシなアヒルになるべく頑張るんです。

こんな風に自分の本心を隠すのは、傷つかないための予防線なんです。(ここで、読者の心の中にミスチルが流れ始める)

強がって本心をごまかしてきた私

思えば、私はこうやっていつも自分の本心をごまかしてきたんですよね。

例をあげると、20代で結婚願望が強かった時。

結婚したい気持ちはあるのに、数々の失恋を通じてすっかり自信を無くして、自分と結婚したいと思う人なんていないと思い込んでいた私は

「別に結婚なんてしたくないし」

と思い込んで生きておりました。

結婚という形にこだわる意味がわからないとか、別に好きな人と一緒にいられたらそれでいいとか、変な理由を自分に言い聞かせて「別に結婚なんてどうでもいい」みたいな風を装って、強がっていたんですよね。

だって、私と結婚したい人なんているわけない私ごときが、「結婚したい」なんて大それたことを思ったら、めちゃくちゃ空しいじゃないですか。

叶わない望みを望むことほど辛いことってないじゃないですか。

だから、蓋をして無かったことにするわけです。

だけど、結婚したい気持ちを封印しているから、周りの結婚報告とかにざわつくんです。

全然喜べないのが、それはそれで辛い。

でも、やっぱり私は結婚がしたかったんですよね。

好きな人とずっと一緒にいるために、私には「結婚」という形があった方が安心できたんです。

だけど、私は形なんてこだわらない風にカッコつけてたんです。(本当に形にこだわらない人ももちろんいると思いますが、私は形で安心できるタイプなんです。)

その本心に気付いた私はようやく開き直って

「俺は”結婚”がしたいんじゃー!!!俺と結婚する気が無い奴とは金輪際付き合わねえぞ、オラオラオラオラ!!!!」

と、スターダストクルセイダース風に公言し始めました。

そして、出会った初日に「私と結婚しようぜ!」と男らしく勧誘したのが、今の夫氏だったわけです。(そこから結婚するまで2年かかりましたけど。笑)

話が脱線しましたが、そんな風に私は自分の本当の思いを隠していたわけです。

愛されたい!

認められたい!

すごいって思われたい!

かわいいって思われたい!

認められたい!(あ、思いが強すぎて2回書いちゃった)

そんな気持ちがあるくせに、ないフリをして頑張る。

そして、「いや、別にそのために頑張ってるわけじゃないっす」って、他に適当な大義名分を見繕って自分に言い聞かせるんです。

これこそが「いい子最大の矛盾」だと思っているのですが、いい子で頑張るのは、愛されたい・認められたいためなのに、その裏では「愛されない・認められない」と思い込んでいるが故、頑張った結果が受け取れないんですよ。

拗れがすごすぎて、時空が歪みそうな勢いですが。(笑)

大事なことなので、もう一回言いますね。

愛されたい・認めたい気持ちが受け入れられないから、愛されてる・認められてる結果を受け入れられないんです。

欲しくないフリをするから受け取れない

私だけじゃないと思うんですけど、自立系に蔓延る”受け取れない問題”ってやつがあるじゃないですか。

本心ではめっちゃ嬉しいはずなのに

「別にそんなのいらねっす」

と、せっかくのお中元を玄関前でお引き取り頂くみたいなやつ。

今回の闇掘り祭りによって、本当は欲しい気持ちを自分で認められないから受け取れないんだって気付いちゃったわけですよ。

私は、すごいって思われたいくせに、人からそう言われると恥ずかしくなって受け取れない。

だって喜んで受け取ったら、私ごときがすごいと思われたいと思ってる気持ちがバレてる気がするじゃないですか…!!!!!!!

だから、別にそれが欲しくてやってたわけじゃないから、大丈夫っす!勘弁してくだせえ!みたいになっちゃうんだなって。

なんという自作自演でしょう…!!(ビフォーアフター風にお読みください)

でね、すごいのが。

私がこの「承認欲求=本当はすごいと思われたい私」を受け入れたら、他の人の褒め言葉が驚くほどスルスルと自分の中に入ってくるようになったんです。

乾いた砂が水を吸収するように、絶食明けの白湯が如く、褒め言葉が自分の中にするすると浸透していくのを感じました。

あぁ、そうか。私は、こうやって受け取り拒否をしていたんだな。

欲しいものを欲しいと認めるだけで、それだけでこんなにも受け取れるようになんて…!!!

と、なんだかすごい体験(当社比)をしてしまったのです。

で、これまた深掘り大好きーヌな私は、そもそも「承認欲求」ってなんやねんと思いを馳せていたら、これまたもっとでかいものを掘り当ててしまったのでした…!!!

▼自撮り晒し祭り第二弾 withまいまい@天下のペニンシュラ東京

長くなったので、次回に続く。

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